2012年6月5日火曜日

キヤノンのミラーレス その3


パナソニックとオリンパスは、マイクロ4/3のミラーレスでカメラ市場の足場を固めている。
レンズも幅広く展開しており、システムとしての完成度は一番高い。

しかし、マイクロ4/3を使う人の中には、キヤノンの一眼レフのサブとして使う人が一定の
割合でおり、キヤノンのミラーレス参入で、このユーザーがどうなるのか?パナが怯える
理由がここにあるのだと思う。

オリンパスは、古くからのカメラメーカーなので、オリンパスのカメラが好きな愛好家がい
る。この人たちが、オリの屋台骨を支えている。ところが、パナソニックは、家電としての
歴史はあっても、カメラ販売の歴史が浅いので、パナソニックのカメラが好きな愛好家が
少ない。

キヤノンの一眼レフを使い、サブでパナのマイクロ4/3を使っている人の動向がどうなる
のか?パナソニックとしては一番気になる問題だと思う。

キヤノンは、ミラーレスの開発にあたり、当然、自社の一眼レフのレンズとの互換性を保
った製品を開発しているはずだから、キヤノンの一眼レフを使い、サブでパナのマイクロ
4/3を使っている人は、かなりキヤノンに流れるだろう。

キヤノンのミラーレスで、EFやEF-SレンズがAFで使えるなら、これほど便利なことはない。
ユーザーにとっては、一石二鳥の話になり、飛びつくだろうと思う。

実は、私自身が、キヤノンの一眼を使い、パナのマイクロ4/3を使っている。現段階では
全く白紙でこの状況を見ているが、心の底には、デジカメを始めた最初の機種が、パナ
のFZ30だったこともあり、パナへの想いがある。

だから、キヤノンのミラーレスを見て、パナよさようならと言う訳にはいかない。たぶん
このまま、気に入っていることもあり、パナのマイクロ4/3を使い続けるだろうと思う。

果たしてキヤノンは、どんなミラーレスを発表するだろうか?
本当に素晴らしいものなら、買い足して3台体制ならありえるかもしれない^^;


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