ラベル EF24-105mm F4L IS USM の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル EF24-105mm F4L IS USM の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2014年12月6日土曜日

キヤノンEOS 7D Mark II に触った


EOS 7D Mark II が売れていると言う。一時期、EOS 7Dを使っていた(現在5DmⅢ)のでその進
化ぶりは気になるところだ。量販店で手に取ってみた。

7D Mark II は、当初11月初旬の発売予定だった。キヤノンは、これを繰り上げて10月30日に発
売した。このことは、一日も早く手にしたいとのユーザー心理に応えるもので、大歓迎された。
なにしろ7Dから後継機の7D Mark II 発売まで5年もかかっているので、ユーザーへの配慮を見
せたと言えるだろう。

またキヤノンは、7D Mark II の購入者にバッテリーグリップのプレゼントも行っており、これも大
歓迎されている。


【7D Mark II 正面】

【7D Mark II 背面】

 

では、7D Mark II の主要なスペックを書き出してみよう。

〇撮影素子:約2020万画素、APS-C(22.4mm×15mm)CMOSセンサー
〇撮影感度:ISO100~16000(拡張で25600)
〇シャッタースピード:1/8000~30 秒
〇メモリーカード:CF及びSDに対応
〇ファインダー視野率:約100%
〇ファインダー内水平表示:可能
〇AF測距点:65点(クロス測距点:最大65点)、レンズにより異なる
〇連写:高速連写10枚/秒、静音連写4枚/秒
〇ライブビュー撮影:可能(アスペクト比の変更可能)
〇液晶モニター:ワイド3.0型(3:2)/約104万ドット
〇動画:FHD59.94p/MOV,MP4
〇ボディ:防塵・防滴
〇ボディ寸法他:148.6x112.4x78.2 mm 820g

7Dから何がアップしているのか、主なものを拾い出してみると、画素数、連写速度、撮影感度、
測拠点、液晶画素数、動画のフレームアップ等であろう。

それから、中央測拠点がF8対応になり、エクステンダー×1.4を使ってもF5.6のレンズでAFが使
えるようになった事が挙げられる。これは、7D利用者の大半を占める野鳥や野生動物撮り、ス
ポーツ撮りの面々には大変嬉しい進化である。

たとえば、野鳥撮りに人気のEF400mm F5.6L USMにエクステンダー×1.4を装着すると、35mm
換算で、400×1.6×1.4=896mm、つまり約900mmの超望遠でAFが使えることになったのである。
これなら現行7Dユーザーへ訴求力は充分と言えよう。

実機で10枚/秒の連写や操作性を確認してみたが、実に素晴らしい出来栄えである。これまで
のEOS伝統の操作性の良さもしっかり引継がれているし、安心して使うことができるだろう。野
鳥やスポーツ撮りをしている方には、是非お勧めしたい機種である。

さて、7D Mark II を手に取りながら、ちょと頭に浮かんだことを最後に書いておきたい。それは、
実機に触りながら、この進化に5年も必要だったのだろうか?である。おそらくキヤノンの技術
力なら2~3年で充分クリアできたのではないだろうかと思うのである。

そして、7Dの後継機開発を棚に上げておいて、持てる技術者を使いながら何か別の技術開発
をやっていたのではないかと思ったのである。キヤノンのような大企業になれば常に様々な
技術開発や研究をしていることはあたり前なのだが、あえて7D後継機用の要員を裂いて、他
の技術開発をやっていたのではないかと思ったのである。

それは何か?私はそれをミラーレス機の開発だと推測する。キヤノンは、一眼ミラーレスの市
場に一番遅く参加した。現在市場に投入しているのは、ファインダーの無いMシリーズだけな
のだ。いよいよキヤノンが、EVFを装着した本格的なミラーレス一眼を市場に投入するのでは
ないだろうか?7D Mark II を手に取りながら、全く個人的な妄想ではあるが、そんな風な考え
が頭に浮かんだのであった。

『昭和記念公園イチョウ並木(by5Dm3)』


「デジカメ生活を見る」


2013年11月24日日曜日

パナソニックのLUMIX DMC-GMに触った


LUMIXの超小型デジタル一眼カメラのGMが11月21日に発売された。この小ささは、たぶんペン
タックスのQシリーズを抜いて、レンズ交換式カメラとして世界最小だろう。

パナソニックは、ミラーレス一眼の創設メーカーとして、GFシリーズで小型化を追求していた。
ところが、ソニーがAPS-Cセンサーで小型化を追求したNEXシールズを出したり、ペンタックスが
小型センサーを搭載した超小型一眼Qシーリーズを発売したので、すっかり小型化のお株を奪わ
れてきた。

ここのところ逆にGF6は少し大きくなり、GH3も操作性向上のために大きくしてきた。パナソニック
は、小さいカメラの開発を止める方針に転換したのだろうと思っていた。

ところが、この超小型一眼のGMを発表し、発売してきた。これには内心かなり驚いた。マイクロ
4/3センサーでの小型化はもう限界であり、白旗を上げたのだと思っていたからである。それが、
秘かに小型化の技術を探り、そしてGMへと結実させてきたのだ。おおいに拍手喝采である。
GMの開発にあたった技術者たちに拍手を送りたい。


「GMのレンズセット(幅98.5mmしかない)」
 


さて、前置きはこれくらいにして、GMに触った第一印象を書こう。触ったのはいつものように家電
量販店。触った!と言ってもデザインやスタイルは早くからモックが展示してあったので、実機を
見ても驚くことはなかった。あたりまえだが、実機の方が高級感がある。

初めて見る人はオモチャだと思うかもしれない。しかし、造りは良く出来ている。小さいゆえに
グリップが気になるが、別売の金属グリップが無くても、右手で上手く持てる。前面の仕上げがレ
ザーなので、滑ることもなく持ちやすい。

各種のスイッチ、ダイヤル類もまずまずしっかりしている。電源ON、OFFスイッチがニコン機のよ
うにシャッターボタンの外周に配されていて、ちょっと残念なのだが、スペース効率を考えるとや
むを得ない。操作して見て動かしやすかったので、納得した。

搭載しているセンサーは、GX7に搭載されているパナソニックが開発した最新のものだ。評判
のいいセンサーである。超小型でも写りに手抜きはない。嬉しい限りだ。

機能的には、GX7と同じで、今パナソニックが持っている技術が全て入っている。サイレントモード
やコマ撮りアニメ、クリエイティブコントロールなど挙げることができないほどテンコ盛りだ。動画
もフルハイビジョンで撮れる。

GMに触っていると、どんどん欲しい気分が高まってくる。これで街撮りしたい、これでスナップし
たいなど気分が高まってくる。そんな中でちょとだけ気になった点、改善して欲しい点を書いてお
きたい。

各種のスイッチ、ダイアル類は良く出来ているのだが、高さを抑えるために若干操作性が犠牲に
なっていると思う。それがモードダイヤルの薄さである。もう少し厚みがある方が扱い安いと思う。
それから上面に付いている、フォーカスモードの切替えスイッチもそう感じた。

あと、内蔵フラッシュの納まりがイマイチである。平らにおさまらず、若干正面右が浮いている
のだ。もう少しツライチになるよう工夫が欲しいと思う。

欲を言えば、裏面や側面なども徹底してレザー仕上げにできなかったかと思う。小さいのに徹底
して高級な造り込みをする。そんなカメラでもよかったと思う。いずれライカ版が出ると言われてい
るが安くてもそれに負けない仕上げにして欲しかった。

それにしても、よくこんなに小型化できたものだ。カメラ史に名を残す機種になると思う。1月をめ
どに購入を予定(もっと早くなるかも^^;)しているので、試し撮りが終われば、写りや操作の報告
などをこのブログで詳しくしたいと思う。


「朝焼けの浪漫鉄橋」

「デジカメ生活を見る」

2013年11月22日金曜日

ソニー、「α7R」と「α7」に触った


11月15日に発売されたソニーのフルサイズミラーレス「α7R」と「α7」に触った。場所は、いつも
のように家電量販店である。触った第一印象を簡単にまとめてみた。

初めの印象は、思っていたより「小さい」である。触ってみるとミラーレスだからこんなものかと
思ったが、フルサイズであることを考えると実に小さい。ソニーの小型化する技術の優秀さを感
じた。




「レンズを装着したα7」


また、重さも予想よりかなり軽く感じる。フルサイズのイメージから重いだろうと思わせるのだが、
実際はかなり軽い。一眼のフルサイズと言うイメージからするととても軽い。デザインは、巷間で
はあまりよくない。特に長年カメラを使ってきたプロの受けがよくないようだ。ただ、私は悪くない
し理解できるデザインだと思う。全体のデザインはアリだと思った。

デザインで細部を見ると、もうちょっとなんとしてよと思うところもある。グリップ部分の仕上げは
レザー調なのだが他の部分が塗装仕上げである。これがそれほど高級感を感じないのだ。
レザー張りの部分を増やすと高級感が増すと思う。ただし、そうすると上位機の一眼レフに似て
くるので、ソニーはそれをあえて避けたのだろう。一眼レフとミラーレスの両方を製造するメーカー
の苦しさと言えようか。

いつも触って一番気になるのはグリップ。α7Rとα7のグリップは、いわゆる鷲づかみタイプではな
く、中指と薬指を斜めにかけるタイプなのだが、指の納まりがよく握りやすかった。鷲づかみタイプ
ではないので、大きな望遠レンズの装着には適さない。と言っても、この2機種の用途は、まち撮
りスナップだろうから、問題ない。スナップ機のグリップとしてはよく出来ていると思う。

触った第一印象の最後に、これで良いの?と思うものがあったので書いておきたい。それはシャ
ッターだ。以前からソニーのフルサイズのシャッター音は好きではないが、この2機種もまた嫌い
な音だった。変に濁った音で、一番まずいと思うのは、シャッターを切った最後にボディが振動す
ることだ。

ボディーが辺に揺れる。「ドシャーと音の後にブルブルと手に振動が伝わってくる。何度やっても
同じで、個人的には全く不快であった。以前キヤノンのEOS 40Dのシャッターも振動があると言
うので、問題になったことがあったが、個人的にはそれどころではないと思った。

このことについて気になったので、価格COMの掲示板を見てみた。そうすると、シャッター音が
よくないという意見と同時に、非常によいとする意見もあった。皆がみんな、悪いと思っているわ
けではなさそうだった。

まあ、私が触ったのは量販店の展示機なので、決めつけはできない。それぞれ感じ方は様々な
ので、関心のある方は自分の手で確かめてほしい。決めつけるつもりはない。

いずれにせよ、α7Rとα7は、フルサイズミラーレスの歴史の扉を開いたカメラである。カメラ史に
名前を残すことは間違いない。これからの売行きを含め、ユザーの意見などを注視しながら見
ていきたいと思う。


「庭園観賞」
 

「デジカメ生活を見る」

2013年9月15日日曜日

CANON EOS 70D に触った


カメラ初心者には、ちょっとわかりずらい名前のEOS 70Dが8月29日に発売された。60Dの
後継機種なので、70Dになるのは当然とはいえ、一桁違いのEOS 7Dが販売されているので
非常にわかりずらい。購入される方は、70Dなのか7Dなのかはっきりしておく必要がある。

「EOS 7D」

さて、EOS 70Dの売りは、テレビCMでもやって
いたように動画撮影のために新開発された
AFだ。名前を「デュアルピクセルCMOS AF」と
言う。ちょっと舌を噛みそう^^

これまで一眼レフでの動画撮影は、AFでは難し
い面があった。動画をAFで上手く撮れるのは、





パナソニック等のミラーレス一眼だとされてきた。それは、主にAFシステムの違いに起因して
いた。これを一気に解決すべく、キヤノンが開発したAFシステムが「デュアルピクセルCMOS AF」
である。ひとつひとつの画素を独立した2つのフォトダイオードで構成し、全有効画素が撮像と位
相差AFの機能を兼ね備えているCMOSセンサーを新開発したのである。

触りに行ったのは、いつものカメラ量販店。
さーと触って第一印象は、小さくなった、軽いであった。一部にはKISSのように小さくなって、
安っぽいなどの批判があったが、そうは思わなかった。少し小振りになったものの、グリップ
はしっかり握れるし、正常進化だと思う。KISSだとグリップがどうしても窮屈なのだが、70Dは
鷲づかみでグリップできる。キヤノンの他のミドルクラスの一眼レフと大差ないと思う。

70Dの連写速度は、7コマ/秒。これも試してみると、気持ちの良い音がしてしっかり切れること
を感じだ。音もなかなかいい。野鳥撮り派も納得できると思う。野鳥撮りカメラとして名高い7D
の後継機種がなかなか発売されないので、70Dを買う人もいると聞く。納得できる連写の出来
栄えである。

最後に試したのが、動画のAF。売りの「デュアルピクセルCMOS AF」だ。。販売店員さんの説
明を聞きながら操作。スムーズにAFが合い、被写体を追いかけることができた。

操作したのは、短時間。操作したのも限定的なので、動画用AFがどこまで実践で使えるのか
は、わからない。それでも格段に進歩していることを感じた。今後キヤノンは、このAFを更に
進歩させていくことだろう。

レフ機に拘り、静止画も動画も一眼レフで撮りたい。そう言う人にEDS 7Dは応えてくれる
カメラに仕上がっていると思う。ぜひ、店頭で触り、試して欲しいカメラである。


「デジカメ生活を見る」

 
「多摩モノレール」

2013年9月8日日曜日

新製品が続々と登場


各社からデジタルカメラやレンズの新製品が続々と発表されている。中にはすでに発売され
たりしているが、個別に取り上げる余裕がないので、わかる範囲で現段階の各社の主な新製
品等をまとめて紹介しておきたい。これから、まだまだ発表されるだろう。

【キヤノン】
〇コンパクトカメラ
・PowerShot G16:F1.8-2.8mm光学5倍、1/1.7型CMOS、約1,210万画素、9月12日発売予定
・PowerShot S200:F2-5.9mm光学5倍、1/1.7型CCD、約1,010万画素、9月12日発売予定
・PowerShot S120:F1.8-5.7光学5倍、1/1.7型CMOS、約1,210万画素、9月12日発売予定
〇一眼レフ
・EOS 70D:APS-C、約2020万画素、デュアルピクセルCMOS AF、8月29日発売済み
〇ウワサ
・EOS 7DMarkⅡ:具体的な情報なし、発売は来年になるかも

【ニコン】
〇コンパクトカメラ
・COOLPIX P7800:F2~4mm光学7.1倍、1/1.7型CMOS、約1,219万画素、10月10日発売予定
・COOLPIX S02:F3.3-5.9mm光学3倍、1/3.1型CMOS、約1,317万画素、9月19日発売予定
〇一眼レフ
・具体的なものはない
〇ウワサ
・D5300(D5200の後継)とD610(D600の後継)が発売されるというウワサが一部にある

【ソニー】
〇コンパクトカメラ
・レンズ型デジカメ(9月4日海外発表)、スマホをモニター代わりに使う驚きの新製品
〇一眼(ミラーレス)
・α3000(一眼レフ風)(8月末海外発表)、APS-C、約2,010万画素、9月発売予定
〇ウワサ
・書ききれないほど多くのウワサが流れている。ソニーEマウントのフルサイズ機や一眼レフ
風のミラーレス(Eマウント)のウワサが多い。これに対応するレンズのウワサも多くある。

【オリンパス】
〇コンパクトカメラ
・情報なし
〇一眼(ミラーレス)
・OM-D E-M1:グリップ付きの新製品、9月10日に発表される可能性大
・12-40mm F2.8も同時発表される可能性大
〇ウワサ
特になし

【パナソニック】
〇コンパクトカメラ
・情報なし
〇一眼(ミラーレス)
・LUMIX DMC GX7:フォーサーズ4/3型LiveMOS、約1600万画素、9月12日発売
〇ウワサ
・交換レンズ:ライカ Nocticron 42.5mm F1.2は12月中に発売か?
・交換レンズ:150mm F2.8は来年か?

【フジフイルム】
〇コンパクトカメラ
・具体的なものなし
〇一眼(ミラーレス)
・具体的なものなし
〇ウワサ
・新機種X-A1のウワサが流れている。入門用一眼。

【リコー】
〇コンパクトカメラ
・RICOH THETA(360度撮影可能なカメラ)、海外発表。
〇一眼(ミラーレス)
・情報なし
〇ウワサ
・特になし


「デジカメ生活を見る」


「キバナコスモスとツマグロヒョウモン♂」

2013年5月26日日曜日

リコー 新GRに触った


新しいGRが24日に発売された。仕事帰りに量販店に寄ってみた。見た瞬間、これまでのGR
シリーズとちょっと印象が違うので、あれ?と思った。

「リコー新GR 正面」













それは、想像より横幅を広く感じたからだ。触っているとすぐにリコーから派遣されたと思われ
る店員が寄って来たので、横幅について聞くと、フイルムのGRはもっと広い印象だと言っていた。

操作してみると、起動がものすごく速い。レンズバリアーが一瞬で開く。これなら、ポケットから
取り出し、撮る体制に直ぐなれる。スナップカメラとして最適だ。

この起動の速さは、他のカメラでも経験したことがない。OFFでも、さーとバリアーが閉じる。これ
までの「GR DIGITAL IV」の速さを知らないが、APS-C用のレンズでこの速さは特筆ものだろう。

さて、肝心のAF速度。カタログ等には早いAFだとあるが、マイクロ4/3の早いAFを知っているので、
ちょっと戸惑う。どうしても一瞬でAFが合うと言うより、レンズの出入りがあって合うので、モタツ
キ感がある。これは、遅いと思ったニコンCOOLPIX Aよりさらに遅いかもしれない。

店員にこのAFについて聞くと、初めてのAPS-Cなので、課題はあると言っていた。今後代を重ね
れば、あるいはウォームウエア―で改善されることだろう。

「リコー新GR背面」













操作性は、横幅が広くなっていることから良さそうに思う。背面ボタンの配置に余裕があるので、
素早く親指を動かせそうだ。

売行きは、初日とは言え、まずまずのようだった。リコーファン、GRファンはきっと買いたくなる
カメラだろう。
私は、余裕があればとは思うが、欲しいものが山積しており、しばらく様子をみよう^^;


「デジカメ生活をみる」


『夕暮れの多摩川 2』

2013年1月20日日曜日

5D Mark ⅢとGH3の比較 2


マイクロ4/3のGH3は、風景写真が撮りやすい。被写界深度が深いので、ほとん
どピントの甘さを気にする必要がないからである。精細さも1600万画素あれば十
分であり、不満点はない。

掲載した風景写真から、5D Mark ⅢとGH3の差を指摘できる人はいないだろう。
発色の方向に違いはあっても映りに違いは見られない。

5D Mark ⅢとGH3の差は、風景写真よりマクロ撮りで表れそうだ。マクロは、背景
のボケを大事にする撮り方なので、圧倒的にフルサイズの5D Mark Ⅲが有利にな
ると思う。


※5D Mark Ⅲは3:2。GH3は4:3のアスペクト比。


「デジカメ生活を見る」


「5D Mark Ⅲ」

「GH3」


「5D Mark Ⅲ」

「GH3」


「5D Mark Ⅲ

「GH3」


2013年1月19日土曜日

5D Mark ⅢとGH3の比較


一眼レフのSPS-Cから、一眼レフのフルサイズ5D Mark Ⅲとマイクロ4/3へ
機種を変更した。

さて、以前にも比較したところだが、再度5D Mark ⅢとGH3を比較してみた。
比較するまでもなく、センサーサイズからすれば、センサー面積が1/4しか
ないマイクロ4/3のGH3が勝つはずがないものの、使っている者の感想と
しては、そのサイズの違いほどの差はないと言える。

それだけマイクロ4/3のGH3が、頑張って素晴らしい絵を叩きだすのだ。
これは、予想外であった。

ただ、パソ上で画像を見ると、流石はフルサイズ5D Mark Ⅲだと思わせて
くれることもある。撮影対象によっては、5D Mark Ⅲの画像には、立体感を
感じることがあるのだ。

発色は、5D Mark Ⅲは暖色傾向、GH3は寒色傾向である。RAWを現像する
時、色温度を合わせると似たような発色になるものの、やはり基本の暖色
と寒色の傾向は変わらない。

掲載した画像で、遠くにある樹木の色の違いがよくわかると思う。5D Mark Ⅲ
は、茶色系の色になっているが、GH3はそれより濃い色になっている。

両方ともRAW現像だが、メーカーによる微妙に色の取り扱いが異なる。
5D Mark Ⅲの方が記憶色、GH3の方が若干現実に近い色とも言える。

※5D Mark Ⅲは3:2。GH3は4:3のアスペクト比。5D Mark Ⅲの方が広角
で撮っている。


「デジカメ生活を見る」


5D Mark Ⅲ

「GH3」

5D Mark Ⅲ

「GH3」

5D Mark Ⅲ

「GH3」

2012年12月23日日曜日

キヤノン EOS 6D


11月30日にキヤノンEOS 6Dが発売された。フルサイズでありながら
小型軽量化を追求したモデルである。

5D Mark Ⅲのボディ重量が860gあるのに対し、6Dは680gしかない。
APS-Cの60Daが675gなので、ほぼ同等であり、フルサイズとしては
かなり軽い。

今月、5D Mark Ⅲを買ったが、実は6Dにすべきかちょっと迷った。
カメラ雑誌やその他の比較でも6Dは、5D Mark Ⅲと高感度耐性やダ
イナミックレンジなど、同等の実力を持っている。一時は、6Dに心が
傾いたものの、結局、5D Mark Ⅲにした。

理由は、シャッタースピードが最速1/4,000なこと、ファインダー視野率
が100%ではないことなどである。
実用上は、慣れと工夫で対応可能な部分なのに、ちょっと拘ってしま
った。

価格COMを見ると、6Dは発売と同時に、注目度や売れ行きがかなり
高い。多くの支持が得られている。少しでも小型軽量が必要な方には
非常に良い選択肢だと思う。

日本のカメラ産業は、日本産業の中で、世界シェアーを持つ数少な
い産業である。6Dが、何時かはフルサイズの夢を叶える機種として、
世界で売れれば、カメラ業界を牽引する機種になる。6Dの売れ行き
に注目したい。


「デジカメ浪漫を見る」


「木 道」

2012年12月16日日曜日

EOS 5D Mark Ⅲの試写


今年の春に発売されたEOS 5D Mark Ⅲの試写を載せても、何ら新鮮味も
ないが、やっと買ったフルサイズ機なのでちょっと試してみた。

天気も悪く、適当な場所もなく、結局M公園の芝生広場から見える街を撮っ
てみた。

持っている3機種の比較である。RAW撮りで現像したものだが、それぞれ
露出補正は、結構いい加減に調整してある。

EOS 5D Mark Ⅲ+EF24-105mm F4L IS USM(焦点距離24mm)
EOS 7D+EF24-105mm F4L IS USM(35mm換算焦点距離約38mm)
DMC GX1+G 14-45mm F3.5-5.6(35mm換算焦点距離28mm)

撮影は、三脚に載せ、三脚の水準器でタテ・ヨコとも水平を出して撮影した。
5Dと7Dは、流石は同じメーカーなので色味も同じになっている。GX1は、パナ
ソニックの特徴が良く出た寒色の色味になっている。ただし、若干カメラで
暖色方向に振ってある。

個人的見解としては、3機種で差が出るのは、ダイナミックレンジである。当
然5D、7D、GX1の順になるものの、実用上A3印刷する程度の利用では、
誰も区別できない程の差しかないだろうと思う。
その他では、7DにEF-Sレンズで撮ると、EF24-105mm F4L IS USMの場合
より少し解像力が落ちるので、レンズの重要性を再認識した結果となった。


「デジカメ生活を見る」


「EOS 5D Mark Ⅲ+EF24-105mm F4L IS USM」:焦点距離24mm
「EOS 7D+EF24-105mm F4L IS USM」:焦点距離約38mm

「LUMIX GX1+G 14-45mm F3.5-5.6」:焦点距離28mm