カメラ初心者には、ちょっとわかりずらい名前のEOS 70Dが8月29日に発売された。60Dの
後継機種なので、70Dになるのは当然とはいえ、一桁違いのEOS 7Dが販売されているので
非常にわかりずらい。購入される方は、70Dなのか7Dなのかはっきりしておく必要がある。
「EOS 7D」 |
さて、EOS 70Dの売りは、テレビCMでもやって
いたように動画撮影のために新開発された
AFだ。名前を「デュアルピクセルCMOS AF」と
言う。ちょっと舌を噛みそう^^
これまで一眼レフでの動画撮影は、AFでは難し
い面があった。動画をAFで上手く撮れるのは、
パナソニック等のミラーレス一眼だとされてきた。それは、主にAFシステムの違いに起因して
いた。これを一気に解決すべく、キヤノンが開発したAFシステムが「デュアルピクセルCMOS AF」
である。ひとつひとつの画素を独立した2つのフォトダイオードで構成し、全有効画素が撮像と位
相差AFの機能を兼ね備えているCMOSセンサーを新開発したのである。
触りに行ったのは、いつものカメラ量販店。
さーと触って第一印象は、小さくなった、軽いであった。一部にはKISSのように小さくなって、
安っぽいなどの批判があったが、そうは思わなかった。少し小振りになったものの、グリップ
はしっかり握れるし、正常進化だと思う。KISSだとグリップがどうしても窮屈なのだが、70Dは
鷲づかみでグリップできる。キヤノンの他のミドルクラスの一眼レフと大差ないと思う。
70Dの連写速度は、7コマ/秒。これも試してみると、気持ちの良い音がしてしっかり切れること
を感じだ。音もなかなかいい。野鳥撮り派も納得できると思う。野鳥撮りカメラとして名高い7D
の後継機種がなかなか発売されないので、70Dを買う人もいると聞く。納得できる連写の出来
栄えである。
最後に試したのが、動画のAF。売りの「デュアルピクセルCMOS AF」だ。。販売店員さんの説
明を聞きながら操作。スムーズにAFが合い、被写体を追いかけることができた。
操作したのは、短時間。操作したのも限定的なので、動画用AFがどこまで実践で使えるのか
は、わからない。それでも格段に進歩していることを感じた。今後キヤノンは、このAFを更に
進歩させていくことだろう。
レフ機に拘り、静止画も動画も一眼レフで撮りたい。そう言う人にEDS 7Dは応えてくれる
カメラに仕上がっていると思う。ぜひ、店頭で触り、試して欲しいカメラである。
「デジカメ生活を見る」
「多摩モノレール」 |
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