昨年は、フルサイズ機が相次いで発売され、フルサイズ年であった。今年は、
順当にAPS-Cサイズの一眼レフがニコンやキヤノンから発売されそうだ。
その先陣を切って、ニコンが D7100を発表した。位置づけはニコンDXフォー
マットの最高機種。キヤノンのEOS7Dのライバルになる。なお、現行のD7000
の後継機ではなく併売されると言う。
特徴は、今流行りのローパスフィルターレスなこと。そして、APS-Cなのに1.3
倍のクロップ機能、F8対応センサーを備えていることである。
通常連写が約6枚/秒、1.3倍クロップで7枚/秒なので、少し力不足の感はある
ものの、野鳥撮りでも許容範囲だろうと思う。センサーがF8対応なので、たぶ
ん1.4倍のテレコン(F4レンズなら2倍)が装着できるはずだ。
また、センサーは2,410万画素あり、トリミングにも十分耐えられるようになっ
ている。スポーツや野鳥撮りに適したカメラだと言えよう。
その他、100%ファインダー、最速シャッター速度1/8000秒を備えており、訴求
力十分なカメラになっている。
いずれ年内には、キヤノンもAPS-Cサイズの一眼レフの最高機種EOS7DマークⅡを
発売するはずだ。果たしてそのスペックはどうなるのだろうか。
APS-Cサイズの一眼レフは、マイクロ4/3のライバルとして見ているので、その競
争が気になる。競争の相乗効果でカメラ市場が活況になることを願うものである。
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