GH3のセンサースコアがDxOMarkに発表された。カメラに搭載されている
センサーの質を見るのに多くのデジカメユーザーが気にしている値である。
新しいカメラのスコアが発表される度に、個人的には、怪しいのではないか
と疑念を持っているが、信用している人も多いので紹介しておこう。
今回の発表を見ると、噂されていたようにGH3のセンサーは、オリンパスの
E-M5 と同じもので、ソニー製ではないかと言うことをほぼ裏付ける結果と
なっている。キヤノンEosのデータも入れ、まとめると、下記のような結果だ。
- 機種 総合点 色の再現 ダイナミック 最高ISO
- GH3 71 22.4 12.4 812
- E-M5 71 22.8 12.3 826
- Eos M 65 22.1 11.2 827
- Eos7D 66 22.0 11.7 854
確かに、GH3とE-M5は似ている。測定誤差の範囲ではないだろうか。
Eos7Dは2年間使っていた。その感触からすると、ほぼ同等だと思っていた
ことが裏付けられている。総合点では、何とGH3が勝っているのだ。
この結果からすると、現時点でマイクロ4/3は、APS-C機に追いついたと言える。
しかし、世間ではまだまだAPS-Cより劣るように思われており、簡単に認識を変
えるのは難しそうだ。
それは、これまでのイメージから来ているのだが、高性能なセンサーを搭載する
機種が増えれば、いずれ改まるだろう。
動体へのAFの追随性、連写速度も上向いている。APS-C機よりかなりコンパクト
にシステムが組める。この辺が正当に評価されれば、マイクロ4/3はさらに加速
して市場に受け入れられるだろう。
マイクロ4/3支持者としては嬉しい時代が来たと言える。
「デジカメ生活を見る」
[サザンカ 三態]
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