2013年2月8日金曜日

パナソニックのマイクロ分光素子によるセンサーの高感度化技術


パナソニックが久々に明るいニュースを発表した。内容は、独自の「マイクロ分光素子」
を考案・開発し、イメージセンサーに適用することで高感度なカラー撮影を実現する事に成
功したと言うものである。カラーフィルタを使用する従来の方式と比べ、約2倍の高感度化
を実現したと言う。

このニュースを聞いてちょっと驚いた。なにしろ、一眼のフラッグシップ機GH3に、他社の
イメージセンサーを使っているとされ(噂ではソニー製)、イメージセンサーを自社製造す
ることを止めるのではないかと言われていたからである。

この技術の特徴として、従来のイメージセンサーにおけるカラーフィルタの置換えとして設計
ができ、イメージセンサーの種類(CCDセンサー、CMOSセンサーなど)に依存せず適用が
可能だと書いてあるので、実用化までの道のりは遠くないだろう。

早ければ来年あたりの新製品に搭載されるのではと期待が膨らむ。そうであればマイクロ
4/3でも現行のフルサイズ機を超える高感度が実現されることになる。そして、重くて大きい
フルサイズ機は不要だと言う議論が出てくるかもしれない。

実際にこの技術を採用したデジカメが出てみなければわからないが、フルサイズ機至高論
は少し下火になるかもしれない。おおいにこの技術に期待したい。


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「ロウバイ」

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