2008年にオリンパスとパナソニックが、ミラーのないレンズ交換可能な
一眼カメラのシステムを発表した。それが、マイクロ4/3である。
この発表以降、オリンパスとパナソニックはいわゆるミラーレス一眼を
次々に発表し、その市場を形成してきた。ミラーレス一眼のなかでマイ
クロ4/3が最も市場占有率が高い。
ソニーはAPS-Cで、ニコンは一インチでこのミラーレス市場に参入し、
続いてフジフイルムとキヤノンがAPS-Cで参入したものの、先行した
マイクロ4/3陣営の方に勢いがある。
なにしろオリンパスとパナソニックは次々に専用レンズを開発し、シス
テムとして大きな基盤を作っているからである。他社は、専用レンズの
開発が追いついていない現状にあり、システムとして弱い。
こうした現状の中、マイクロ4/3システムにこれまで、アストロデザイン、
カールツァイス、ケンコー・トキナー、コシナ、駒村商会、シグマ、シュナ
イダークロイツナッハ、タムロンが賛同していた。
これに加え、1月21日に新たに世界から5社が賛同を表明した。
それは、Blackmagic Design、JK Imaging、フォトロン、SVS-VISTEK、
ビュープラスである。それぞれ、動画やカメラに関係している企業だ。
こうした動きは、マイクロ4/3システムが商売になるシステムであり、将
来性があるからにほかならない。
今回のマイクロ4/3への新規賛同によって、マイクロ4/3は、更に発展し
て行くだろう。マイクロ4/3ユーザーの一人として心強い限りである。
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