コンデジファンは欲張りだ。相矛盾する事柄を要求する。コンパクトで軽量、高画質、
暗いところでもよく撮れるものなどである。
高画質を追求するとセンサーは大きくなる。センサーが大きくなるとボディも大きく重
くなる。暗いところでもよく撮れるものを追求すると、レンズの径も大きくなる。
このように高画質や暗所撮影を追求すると、必然的にボディは大きくなり、一眼タイプ
が選択の対象になる。
ところが、コンデジファンは、レンズ交換や面倒な操作や設定が嫌いなので、一眼を嫌
う傾向があるのだ。
あくまで、簡単な操作で撮れることを望むのである。究極は、シャッターを押せば全部
希望どおり写っていることを望むのかもしれない。
こうした一見矛盾する要望を如何にカメラに反映するのか?各カメラメーカーは、頭を
悩ましているのである。
こうした中で、SONYが開発したDSC-RX100が、今一番コンデジファンの心を捉えてい
る。1インチという巧みなセンサーサイズを選択したことから、コンデジファンの矛盾する
欲求に応えることができているのだと言えよう。
実機に何度か触っているが、コンデジファンの心をくすぐる出来栄えである。
「デジカメ生活を見る」
「蓮の花」 |
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