2018年8月24日金曜日

クリエイティブコントロールを使いこなそう その2


クリエイティブコントロールは22種類。フィルター効果をより引き出すには、それぞれに似合う場所やシチュエーションがある。一概にこのフィルターは、この場所がよいとは言い切れない。何処で、どのように使うかは、撮影者が経験と技量を磨いて見つけ出すしかないと思う。


ただ、フィルター効果の違いを知るには、定点で撮影し比較した方が判りやすい。そこで、比較可能な20種類は定点で撮影した。下段に上げたクロスフィルターとワンポイントカラーは、他と比較するものではないので、それぞれ効果が出やすい場所で撮影してみた。参考になればと思う。

【撮影基本データ(ポップ他20種+スタンダード)】
使用カメラ:DC G9  レンズ:LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6
露出モード:絞り優先 F6.3  露出補正:なし
※画像がズレないように三脚&2秒タイマーを使用。
※最後の21番目にスタンダート画像。

(画像は、クリックで拡大モードに変更)

【ポップ他20種+スタンダード(定点撮影)の例】
『ポップ』
『レトロ』
『オールドデイズ』
『ハイキー』
『ローキー』
『セピア』
『モノクローム』
『ダイナミックモノクローム』
『ラフモノクローム』
『シルキーモノクローム』
『インプレッシブアート』
『ハイダイナミック』
『クロスプロセス』
『トイフォト』
『トイポップ』
『ブリーチバイパス』
『ジオラマ』
『ソフトフォーカス』
『ファンタジー』
『サンシャイン』
『スタンダード(効果なし)』


【撮影基本データ(クロスフィルターとワンポイントカラー)】
使用カメラ:DC GH5  レンズ:LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6
露出モード:絞り優先 F6.3  露出補正:クロスは-2、ワンポイントはなし
※手持ち撮影
※同時記録のスタンダート画像。

【クロスフィルターとワンポイントカラーの例】
『クロスフィルター』
『同時記録のスタンダード』
『ワンポイントカラー』
『同時記録のスタンダード』

これ等の撮影例で判るとおり、それぞれのフィルターには大きな特徴・特色があるので、撮影場所やシチュエーションを選ぶ必要がある。経験と技量を磨いて、上手く使いこなせるようになりたいものだ。

次回のその3では、クリエイティブコントロール22種の、効果の調整の仕方を紹介したい。

クリエイティブコントロールを使いこなそう その1

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