2018年8月10日金曜日

LUMIXのモノクロ比較 その2


LUMIXの最新機種(GX7mk3、G9、GH5S、GH5)のフォトスタイルには、「モノクローム」、「L.モノクローム」、「L.モノクロームD」が搭載されている。これ等のモノクロは、「粒状」の画質調整が弱、中、強の3段階でできるようになっていて、なかなか興味深い。RAW現像に頼らなくても、撮影時にこうした質感を追求できることは、現場での仕上げを望む人には有り難い事だと思う。


3つのモノクロについて、「粒状」の画質調整をOFF及び弱、中、強の3段階で試写してみた。今回は、ブログ上で拡大しても、比較が難しい恐れがあるので、通常の倍の1600ピクセルの画像をアップした。



比較が難しい場合は、ダウンロードして、100%に拡大して欲しい。粒状感がよくわかるはずだ。

撮影場所は、ある公園の建物内(左の画像)である。





使用カメラ:DC G9  レンズ:G 20mm/F1.7 II  露出モード:絞り優先 F5.6
露出補正:なし  フィルター効果:OFF
※今回は、それぞれの画像がズレないように三脚&2秒タイマーを使用。

(画像は、クリックで拡大モードに変更)

【モノクローム】
『OFF』
『弱』
『中』
『強』


【L.モノクローム】
『OFF』
『弱』
『中』
『強』


【L.モノクロームD】
『OFF』
『弱』
『中』
『強』

「粒状」の画質調整は、モノクロフィルム写真の質感を追求して生み出したものだという。粒状調整を上手く使えば、古い写真のような雰囲気が醸し出される。

ただし、2L程度の大きさだと、効果が表れにくいかもしれない。やはりA4程度には印刷しないと判らないかと思う。用途に応じて、効果的に使いたいものだ。

次回は、フォトスタイルのモノクロームに、以前から搭載されている4つのフィルター効果を試写してアップする予定である。


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