2018年8月18日土曜日

LUMIXのモノクロ比較 その3


モノクロ比較 その2で予告したとおり、フォトスタイルのモノクロ調整にあるフィルター効果を試してみた。結果を言うと、画像を見てその差を説明するのはとてもに難しいと言っておきたい。撮影は、フォトスタイルのモノクロ3種類でやってみたものの、全部アップする必要はないと判断したので、ベースのモノクロームだけのアップとした。屋外の撮影なので、風や日差しの影響が出ている事も考慮して見て欲しい。


この3つのフィルター効果について、取扱説明署を読むと次のような説明がされている。

被写体のコントラストを強調します。(効果:弱) 
青空をくっきりと撮影できます。
オレンジ
被写体のコントラストを強調します。(効果:中)
青空を色濃く撮影できます。
被写体のコントラストを強調します。(効果:強)
青空をさらに色濃く撮影できます。
人物の肌や唇を落ち着いた色にします。
緑の葉を明るくし、強調します。 

この説明を読むとフィルター効果は、その色相の上でコントラストを強調するためのものであると読める。

【撮影基本データ】
使用カメラ:DC G9  レンズ:LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6
露出モード:絞り優先 F6.3  露出補正:なし  粒状モード:OFF
※画像がズレないように三脚&2秒タイマーを使用。

アップ画像は、今回も1600ピクセルでアップしているので、比較が難しい場合は、ダウンロードして欲しい。参考に、撮影場所が判るように始めにカラー(風景)及びフィルター効果:OFFもアップした。

(画像は、クリックで拡大モードに変更)

 『風 景』
『OFF』


フィルター効果
『黄』
『オレンジ』
『赤』
『緑』
もしフィルター効果を使うなら、個人的には「赤」あるいは「緑」かなと思う。「黄」と「オレンジ」は微妙な変化なので、判りづらい。

LUMIX機の場合、フォトスタイルのモノクロ3種の他に、クリエイティブコントロール22種内に、4つのモノクロが用意されている。モノクロ好きには有り難い仕様になっているのである。

次回は、そのモノクロを含めて、クリエイティブコントロールの説明と試写を紹介したい。

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