撮影画像に特殊な効果を付加できるLUMIXのフィルター効果を、クリエイティブコントロールと言う。現在、22種類がカメラに内蔵されている。フィルターの選択は、カメラ内に効果を表す画像が表示されるので、撮影後のイメージが掴みやすい。よく配慮された設計になっている。
従って、あえて説明する必要もないが、効果の調整もできるので、「使いこなそう」と題して紹介してみたい。
クリエイティブコントロールには、2つの使い方がある。1つは、モードダイヤルから使う方法、2つ目は通常のA(絞り優先)やS(SS優先 )などのままで使う方法である。
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モードダイヤルから使うには、左の画像のように単に、ダイヤルをクリエイティブコントロールに合わせればよい。 モニターやファインダーで、22種類のフィルター効果から選択できる。 |
元々、クリエイティブコントロールは、このモードダイヤルから使う方法であった。ただ、絞りやシャッタースピードの調整が素早くできないことから、絞り優先やSS優先などのまま使える方法が追加され、現在に至っている。なお、モードダイヤルから使う方法での絞りやシャッタースピードの変更は、その3で説明予定。
絞り優先やSS優先などから使う方法は、以下のとおりである。この方法は、P(プログラム AE)、M(マニュアル露出)でも使うことができる。また、制約はあるもののクリエイティブ動画でも同じ操作で使うことができる。
モードダイヤルを、絞り優先やSS優先などに合わせたまま、下の画像のようにメニュー(画像はDC G9)を開き、番号順のとおり操作すればよい。
(1)フィルター設定を選択 | (2)フィルター効果を選択 |
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設定を選択すると、フィルター効果選択の画面になる。この画面は、下の画像のように(4)(説明なし)~(6)(全画面表示)まで3つの画面がある。この切替えは、「DISP」ボタンを押して行う。
(3)設定を選択 | (4)フィルター効果選択(説明なし) |
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撮影したいフィルター効果を選択して、「MENU」ボタンを押し、シャッターボタンを半押しすれば、設定完了する。
(5)フィルター効果選択(説明あり) | (6)フィルター効果選択(全画面表示) |
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なお、クリエイティブコントロールは、設定によってフィルター効果と同時にフォトスタイルの「スタンダード」との同時記録ができるようになっている。ただし、次のような条件がある。
○ RAW記録をしていないこと
○ 連写でないこと
○ 4K/6K 撮影時でないこと などである。(詳しくは取扱説明書参照)
同時記録の設定は、絞り優先やSS優先などで使うときも、モードダイヤルから使う方法でも、メニューの「フィルター効果」から設定できる。
絞り優先やSS優先などで使うときは、下の左側画像のように、フィルター効果から同時記録をONにすればよいだけである。
また、モードダイヤルから使う時は、メニューを開くと右側画像のように、一番上にクリエイティブコントロールのメニューが出来ているので、同時記録をONにする。また、フィルターの変更もここから行う。
(7)同時記録の設定 | (8)モードダイヤルからの設定 |
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以上で、その1は終了。
その2として、フィルター効果で実際に撮影した画像中心のものを続けてアップしたので、興味のある方は、読んで欲しい。
クリエイティブコントロールを使いこなそう その2
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