2013年7月21日日曜日

パナソニック LUMIX DMC LF1 ファーストインプレッション その2


LF1は、シンプルで好感のもてるデザインをしている。デザインが悪ければ買う気にならない。
過去、パナソニックのカメラは、一眼カメラを含めてロゴが多く、高級感を損ねていたところ
があった。所有しているGX1には、マイクにまでMICと左右にLとRの表記がされているので
驚いてしまう。

「すっきりデザインのLF1」












LF1は過去のパナソニックデザインから決別している。正面からは、金バッジが消えてL字の背
面は黒になった。また、機種名が消えLUMIXだけになった。機種名は上面に小さく書かれてい
るだけだ。もちろん、マイクには何の表記もない。非常にすっきりしているのだ。やっとパナソニ
ックがカメラデザインのコツを知った様に思える。

LF1の主なスペックをまとめると以下のとおりである。

〇撮像素子:1/1.7型 総画素数1280万画素高感度MOSセンサー
〇レンズ:8群10枚(非球面7面4枚、EDレンズ1枚) LEICA DC VARIO-SUMMICRON
〇レンズ倍率/F値:光学7.1倍ズーム(35mm 判換算: 28-200mm) / F2.0-5.9
〇ISO感度:80~6400(拡張ISO 12800)
〇背面モニター:3.0型 92万ドット
〇ファインダー :LVF0.2型 約20.2万ドット相当(視度調整付き)、視野率約100%
〇連写:メカシャッター時は約10コマ/秒、AF追従連写:約5コマ
    電子シャッター時は約60コマ/秒(速度優先)、約40コマ/秒(画質優先)
〇動画撮影:AVCHD FHD 60i:1920x1080 / MP4 FHD 30p:1920x1080(30fps) ほか
〇本体寸法:約102.5×62.1×27.9mm(突起部を除く)
〇重量:約170g(本体のみ)

撮影素子は、昨年発売されたLX7と画素数等が同じなので、たぶん同じものだろう。ソニー製
の可能性が高く、他社でも高級コンデジに使われているので、信頼性は高い。

パナソニックのHPを見るとLF1は、LX7、FZ200と並んでハイエンド機に分類されている。いわ
ゆる高級コンデジだ。ただし、高倍率なレンズを使っており、ハイエンドだけを突き詰めたので
はなく、現実の需要を巧みに取り入れたバランスカメラだと思う。

小さいながらもファインダーを装着したのも、需要のバランスを巧みに取り入れた結果だろうと
思う。このサイズと重量でファインダーを装着したカメラは他に無い。ファインダーだけに注目す
ると失望するかもしれないけれども、その重要性を知っている者には実に有難い。

ISO感度は、拡張で12800まである。一眼レベルの数値だが、実写したところ、1600が実用範囲
で、3200はA4以下の用紙印刷、6400以上は非常用という感じだ。

下記にISO1600(明るい場所、暗い場所)とISO3200(明るい場所、暗い場所)の画像を貼りつけ
た(リサイズもの)ので参考に見て欲しい。1/1.7型センサーのコンデジとしては、健闘している思
う。コンデジでもここまで撮れる時代になっていることを実感した。

「その3を見る」


「デジカメ生活を見る」


「明るい場所のISO1600」
 
「暗い場所のISO1600」
 
「明るい場所のISO3200」
 
「暗い場所のISO3200」
 

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