巨額の損失隠しがバレて、ヨレヨレ状態のオリンパスが、ソニーと手を組む
事になった。
一時は、マイクロフォーサーズで共に事業展開しているパナソニックと手を
組むのではないか、との噂もあった。しかし、結果はソニーになった。ここの
ところパナソニックの業績もイマイチぽいので、妥当なところだろう。
また、オリンパスがOM-D E-M5に、パナソニック製センサーではなくソニー
製のセンサーを搭載してから、協業相手はソニーだろうと思っていたので、
不思議ではない。
ここで気になるのが、パナソニックと歩調を合わせやって来たマイクロ4/3の
行方だ。マイクロ4/3も今や市民権を得たきた。フォーサーズの言い出しっぺ
であるオリンパスが止めるわけはないと思うが、果たしてどうだろうか?
一眼の流れはフルサイズとAPS-Cにある。その道を行くソニーが、マイクロ
4/3なんか止めろと言うと、オリンパスは聞かざるを得ないのではないかと
思ってしまうのだ。
そうなると、パナソニックだけでマイクロ4/3マウントを維持できるはずがない
ので、消滅することになる。
一方、ソニーとパナソニックは実は仲が良いのではないか。そう思えることも
あるので、見捨てることはないとも言える。
かつてパナソニックはLC1というデジカメにソニー製のセンサーを使っていた。
また、8月末に発売したLX7にもソニー製センサーを使っている。更に噂だが、
フラッグシップ機のGH3にもソニー製センサーを使っているのではないかと言
われている。そうであれば、マイクロ4/3の消滅論はなくなる。
今現在、オリンパスはフォーサーズとマイクロ4/3に多くのレンズ資産を持って
いる。パナソニックもレンズ開発に力を入れているので多くのマイクロ4/3レン
ズ資産を持っている。
これを生かすなら、逆にソニーこそマイクロ4/3に参入すべきだとの論法があっ
ても可笑しくない。
いろいろ新しいものが好きなソニーである。ぜひセンサーの供給だけでなく、
カメラ本体も開発して、マイクロ4/3に参入して欲しいと思う。そうなれば、マイ
クロ4/3の未来は明るいと思うのだが、暴論だろうか?
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