2012年10月25日木曜日

EOS 5D Mark IIIの機能向上ファームウェア


昨日24日に、キヤノンよりEOS 5D Mark IIIの機能向上ファームウェアを無償提供
するとのアナウンスがあった。公開は、来年の4月。

その内容は、プロの映像制作ワークフローを効率化するHDMI出力機能の付加と
F8のレンズでも中央測距点でのAFを実現するという2点だ。

HDMI出力機能の付加は、高画質の非圧縮の映像を出力し、本格的な映画撮影に
寄与させようとするもので、プロ向けのものであり、たぶん個人的には関係がない。

2つ目のF8のレンズでのAF実現は、エクステンダーを装着して開放絞り値がF8に
なるレンズを使用しても、中央測距点でのAFが可能になるもので、非常に興味深い。

何しろライバルのニコンD800はすでにF8のAFポイントが11点もあるのだから、やって
当り前と言えば当り前でなのだが、ファームウェアで実現されることは、キヤノンの良心
だろうか。

これまで、EOS 5D Mark IIIで超望遠撮影をしようと思えば、50万円を超える高額な
大砲レンズが必要だったのだが、これでエクステンダーの1.4倍や2.0倍を使えば、
所有している400/F5.6でも野鳥撮影ができることになる。

これで、私の中で一気にEOS 5D Mark IIIの存在感が増してきた。フルサイズは、
風景撮り用と考えていたが、これで野鳥もいければ言うことはない。
後は資金だが。^^;


「デジカメ生活を見る」


「花水木の紅葉」

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