インターバル撮影を始めて、期間は短いものの、いろいろな利用の仕方、可能性があるのではないかと思っている。これから、いろいろと挑戦してみたいものだ。
さて、今回は撮影にあたっての注意点と、動画化について書いてみたい。
まず、注意点を以下のとおり書き出してみた。
■ 撮影には三脚を使用。大型のものが望ましいが、小型の場合は、低くして使おう。
■ 撮影はJPEでOK。JPEG+RAWでも撮影出来るが、ややバッテリーの消耗が早くなる。
■ 三脚を使うので、原則として手ブレ補正はOFFにする。
■ ピントはMFで。AFだと光の変化で撮影中に狂ってしまう可能性がある。
■ 可能な限り撮影中のバッテリー交換は避ける。余裕のあるバッテリーを使う。
■ 撮影モードは、露出を一定に保つため絞り優先がよい。
■ 撮影枚数が多いので、メカシャッターより電子シャッターがよい。
■ ストラップは、風で煽られて三脚を動かす恐れがあるので、巻き付けておく。
■ アスペクト比は16:9がお勧め。他のアスペクト比だと、動画作成時に16:9になるため、左右に黒い縁が形成される。(7/22追記)
これは、何度か撮影して、気付いた点である。経験を積むと、また内容は変わってくる可能性もある。実は、うっかり手ブレ補正をONのまま何度か撮影した事があるが、実害を感じなかった。それでも、原則はOFFなので、その辺は撮影される方が経験を積んで、自分なりの注意点を作って欲しい。
インターバル撮影は、撮影枚数が多いので、バッテリーの消耗が激しいイメージがある。ところが、通常の撮影と異なり1,000枚以上の撮影が可能だと思う。意外にバッテリーを消耗しないのでビックリする。
では、次に動画化について書いてみよう。
LUMIX機では、インターバル動画の作成をカメラ内で行えるので、超便利である。パソコンで行うより、手間が掛らないのでお勧めである。手順は以下のとおりだ。
まず、再生メニューの中から、下記の左側画像のように「インターバル動画作成」を捜して選択しよう。すると、右側画像のように、撮影したインターバル動画用の画像が表示されるので選択する。
画像を選択すると、下記の左側画像のように「インターバル動画作成」のメニューが表示される。画質設定、フレームレート、動画化順番の三項目を決めて、動画を作成するようになっている。まずは、右側画像の画質設定を決めよう。メニューには、MP4でフルハイビジョンから4Kまで作成できるようになっている。PC能力との関係もあるので、通常はFHD/30Pで十分だろうと思う。
次に、下記の左側画像のようにフレームレートを決める必要がある。フレームレートは、1秒あたりの表示コマ数のことで、滑らかさや動きに影響するので大事な項目である。すでに、画質でFHD/30Pとしているが、これは最高の場合である。動画化したときの動きは、撮影間隔や被写体の動きとも関係するが、数字が大きいほど滑らかになり、同時に再生時間が短くなる。
最後に、右側画像のように動画化する順番を決める。通常は撮影順だろうが、逆順も選択できる。人の動きなどは、逆順で作成すると面白いものになる。
三項目をセットしたなら、もう一度、カーソルを動かして実行に戻る。実行でMENU/SETボタンを押すと、動画作成が始まる。後は、表示される画面の指示に従う。
作成の案内表示や待ち表示の案内が出て、長いものは、数分、短ければ数十秒で作成される。 |
作成された動画は、すぐに再生して確認できる。また、MP4形式でそのままSDカードに保存される。動画の作成は、何度でも作成できるので、フレームレートを変えていろいろ試して欲しい。
とりあえず、インターバル撮影に挑戦はこれで終了。次回は、応用としてWin10付属の「フォト」を使って、作成したインターバル動画の接続やカット、音入れについて簡単に紹介する予定である。
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