2018年7月19日木曜日

インターバル撮影に挑戦 その2


自分が使っているカメラが、インターバル撮影の機能があるかないかを、まず確認しよう。簡易版の取扱説明書では、記載を省略している可能性があるので、カメラ内のメニューで確認する方が確かだ。機種によって取扱いや表記が異なるので、注意したい。


ドライブモードダイヤルのない機種は、そのまま撮影メニューの中で探そう。LUMIX機であれば、ほとんどの機種にあるはずだ。

左側の画像は、コンデジのLX9のメニューである。
撮影メニュー5/8に、独立してインターバル撮影がある。
GH5やG9等では、ドライブモードダイヤルにメニューがあるので、そこに割り振られている。まず、下記の左側画像(GH5)のように、メニューを合わせたい(ダイヤルの一番奥がインターバル撮影のメニュー)。ここに合わせ、背面のMENUボタン押すと、自動的に右側画像のように、撮影メニュー4/5のインターバル/コマ撮り撮影が表示される。もし、表示されない場合は、撮影メニュー内で捜そう。

インターバル撮影を選択すると、下記の左側画像(GH5)のように設定メニューが表示(機種によって異なるが、基本は同じ)される。ここで設定するのだが、この設定を行う前に、今一度、カメラの時計設定(セットアップメニュー内)を確認して、時計を合わせて欲しい。

開始時刻のメニューでは、シャッターを押して撮影を即時開始するのか、開始時刻を設定するのかを選択する。初期設定では、即時開始になっている。開始時間を決めて行う場合は、開始時刻を選択して行う(詳細操作は省略)。最大で23時59分まで設定できる。

次に、背面コントロールダイヤル内のカーソルボタンで、右側写真のように撮影間隔と枚数を選択して設定画面に入る。

設定画面は、下記の画像のようになっているはずだ。撮影間隔のmは分、sは秒を表す。初期設定では、撮影間隔が1m(分)、撮影枚数が1枚になっているので、カーソルを動かして、カーソルボタンで必要な間隔と枚数を設定する。間隔を設定後、枚数を設定するには、カーソルを一番右側の矢印方向へ動かすと、自動的に枚数設定欄へ移動するので、下記の要領で枚数を設定する。

5秒間隔で1時間撮影する場合、1分で60秒÷5秒=12枚になり、×60分で720枚になる。
よって、720枚を入力する。
これで、即時開始なら決定(MENU/SETボタンを押す)してシャッターボタンを押せば、撮影が開始される。1時間720枚の撮影が終われば、カメラは自動的撮影を終える。

撮影中に、一時停止や終了するには、あらかじめ割付けられているFnボタンを押す。このFnボタンは、機種によって異なるので、取扱説明書であらかじめ確認しておく必要がある。ちなみに、所有している機種では次のとおりだった。
GH5:Fn1、G9:Fn2、GX8:Fn5、LX9:Fn1

インターバル撮影は、撮影時間が長いので、途中で状況が変わり、撮影時間を短縮することも多い。ちょと面倒だが、Fnボタンのナンバーは、必ず覚えておこう。

Fnボタンを押すと、下記の設定画面が表示される。

一時停止を選択すると、再開する場合はシャッターボタンを押すよう案内が表示される。

終了を選択すると、終了してよいかどうかの案内が表示され、「はい」を選択すると更に下記の案内が表示される。

左の案内表示で、「はい」を選択すると動画作成の設定ページが表示され、「いいえ」を選択すると、そのままインターバル撮影が終了できる。
通常は、動画の作成をこの時点でする必要はないので、「いいえ」を選択して撮影を終了する。ただし、試験的に作成し再生してみたい場合は、「はい」を選択して動画を作成してみよう。

なお、動画の作成は、SDカード内に撮影データがあれば、再生メニュー内にある「インターバル動画作成」から、いつでも作成可能である。

今回の「その2」は、これで終了。次回の「その3」では、撮影時の具体的な注意事項と動画作成について、具体的に書きたい。出来るだけ早く「その3」を公開する予定である。

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