2014年8月28日木曜日

LUMIX DMC FZ1000 に触った


GH4について詳しくレビューするつもりが、なかなか進められないので、7月17日に発売された
FZ1000について、印象を書きたい。

すでに家電量販店に行けば、FZ1000が展示されている。気になっている方は、感触を確かめ
ている事と思う。私もレンズ一体型のコンパクトカメラで、4K動画が撮影できる世界初の機種
という宣伝文句につられ、興味深く触ってみた^^;

まず、見た目の第一印象は、デカイである。最近の高倍率ズーム機は、各メーカーともに、焦
点距離が1000mm級になっているので大きいのだが、その中でもダントツに大きい。ネット上で
かなりデカイと話題になっていたが、そこから想像していたものより、かなりデカイ。標準レンズ
を付けた一眼のGH4よりデカイと思う。

 
 


ところが、触ってみると軽い、軽いのだ。見た目から感じるデカさから、重そうに見えるのだが、
これが軽いのでちょっと拍子抜けする。ただ、こうした感想は、日常的に一眼カメラに触ってい
るからだろうと思う。一眼を扱う感覚で見るから、大きさより軽くかんじるのだろうと思う。

FZ1000の機能は、あえて記載はしないが、一眼のGH4とほぼ同じである。搭載しているセン
サーは1インチ(13.2×8.8)であり、GH4の4/3(17.3×13)より小さいものの画素は2010万もある。
ちなみにGH4は1605万画素だから、高画素が好きな人には歓迎されるだろう。

では、感触について、好感持った点と疑問に思った点に分けて書いておこう。

◆好感を持った点

操作してみると、グリップの出来の良さに気づく。ちょと大きめの私の手でも、しっかり握ることが
できた。レンズ径が大きいので、グリップを削るようなデザインになっているが、なかなかいい感
触で握ることができた。

ファインダーは、GH4と同じものが搭載されており、視認性は抜群である。過去のFZシリーズ
では、ファインダーが小さくいろいろな不満が出ていた。今回は、よくぞここまで立派なファイン
ダーを付けたものだと思う。一眼と同じファインダーを搭載しているコンデジは他に聞いたこと
がないので、このことから、PanasonicがFZ1000へ力を入れていることがよくわかる。

また、カメラにいろいろ付いているロゴも整理されている。一眼と同じようなシンプルな表記に
改められており、好感を持った。

◆疑問に思った点

触ってみると、塗装にツヤがない事に気付く。あえてツヤ消しの仕上げにしてあるのだ。一眼
レフでも同じような仕上げがあるので、一概に言えないが、個人的にはもう少しFZ200のような
ツヤのある塗装の方が好きである。見方によっては少し安っぽく感じるかもしれない。

操作性で言うと、モードダイヤルの回転と電源スイッチの作動が軽く感じた。鞄の中等で勝手
に動く可能性がありそうだ。過去、FZシリーズを含め、LUMIXのカメラはいろいろ使ってきたが、
一番軽い作動かもしれない。ちょと不安に思った。

一番残念な点は、背面液晶である。タッチパネル式ではないのだ。ファインダーを覗きながら、
AFポイントを指で動かせることが、LUMIX一眼の大きなアッピールポイントなのに、なぜこれ
がFZ1000に搭載されなかったのか、非常に残念に思った。

概ね書きまとめると、こんな感じになる。疑問に思う点はあるものの、その大きさから来る存在
感は大きい。立派な高級一眼に見える。

現在の売行きはまずまずのようである。。価格COMでは売れ筋10番前後にある。大型なカメ
ラが好きなアメリカや中国では、これからかなり売れそうな予感がする。

子供が居る家庭では、運動会や発表会などの記録にカメラやビデオは欠かせない。FZ1000
があれば、4K動画で記録しておけば、静止画は自在に切り出せる。これまで、ビデオとカメラ
の2台体制から開放されることになる。FZ1000は、子供家庭に最も相応しいカメラであり、お勧
めしたい。

また、気軽な野鳥撮りカメラとしてもお勧めしたい。何しろ連写能力は、GH4と同じなのだ。SFS
なら、12枚/秒の連写ができる。AF追随でも、7枚/秒もあるのだ。GH4のAF追随連写は、レンズ
に左右されるが、レンズ固定のFZ1000なら表記どおりに作動するのだ。野鳥撮りに最適なカメ
ラであり、お勧めしておきたい。


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2014年7月14日月曜日

LUMIX DMC GH4 レビュー(連写を試す)


4K動画から静止画の切り出しについては、2回レビューしたので、一旦終了して、今回は
連写について書きたい。(4K動画から静止画の切り出しは、作例撮りが進んだ段階で再
度レビュー予定)

GH4の連写は、驚くほど進化している。それはいわゆる空間認識AFの搭載によるところが
大きいと思う。連写のスペックを書くと以下のとおりだ。

◆メカシャッター時
高速(H): 約12コマ/秒(AFS時) / 約7コマ/秒(AFC時)
中速(M): 約7コマ/秒(ライブビュー時)
低速(L): 約2コマ/秒(ライブビュー時)

◆電子シャッター時
超高速(SH): 約40コマ/秒(400万画素)
高速(H): 約12コマ/秒
中速(M): 約7コマ/秒(ライブビュー時)
低速(L): 約2コマ/秒(ライブビュー時)

このスペックで注目なのが、中速(M)約7コマ/秒である。ミラーレスの連写は、連写中にAF
ポイントが消えてしまうので、一眼レフ派から敬遠されてきた。

ところがこの中速(M)約7コマ/秒ならライブビュー時と表記があるようにAFポイントが消え
ずに連写できるのである。GH3やGX7にもこの連写は搭載されているが、いずれも4コマ/秒
なので、かなりの進化したと言える。ちなみにフルサイズ一眼レフの5DmⅢは6コマ/秒である。
これは、一眼レフの中級機以上の能力と言えるだろう。

では、実践ではどうか?使えるのか?また、表記には約7コマ/秒としかなくフォーカスモード
の設定が書いていないが、AFFやAFCで使えるのか?気になるところであり、試してみた。

『トンビ(AFCで撮影)』
G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6
 
『シラサギ(AFCで撮影)』
G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6

結論から言うと、AFFやAFCでも使えるものの、速度はレンズに左右されると言うことがわ
かった。現在、望遠系のレンズは3本所有しておりその結果は下記のとおりである。

〇G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6(H-FS100300)
このレンズは、35mm換算で600mmになるので、野鳥撮り等に使っているが、残念ながらAFF
やAFCでは7コマ/秒の速度は出ない。被写体、状況に左右されるが感覚としては、平均すると
約4枚/秒くらいだろう。

〇G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6(H-PS45175)
このレンズもAFFやAFCでは7コマ/秒の速度は出ない。H-FS100300より少し早いものの平均
すると約5枚/秒くらいではないだろうか。

〇G X VARIO 35-100mm/F2.8(H-HS35100)
このレンズは、設計も新しく流石に優秀である。AFFやAFCでも7コマ/秒の速度が出ている
と思う。被写体や状況にも左右されるが、AFSでの連写とほとんど変わらない。

概要をまとめるとこんな結果になる。もちろん、H-FS100300やH-PS45175でもAFSなら、高速
(H)で、約12コマ/秒、中速(M): 約7コマ/秒は出る。あくまでAFFやAFCでの結果である。

一見すると残念な結果に思えるかもしれないが、中級以上の一眼レフでもAFCで連写すると
かなり速度が落ちる。それだけAFCの連写は難しいのである。

GH4の連写は、空間認識AF等によって中級一眼レフを超えるレベルになったと言える。ぜひ、
設計の古いH-FS100300やH-PS45175はリニューアルして欲しい。

ついでに、ここでパナソニックへ注文しておきたい。それは、フォーカスモードAFS、AFF,AFC
そして追尾AFや顔認識AFなどのAFモードとの使いこなし方である。GH4のHPには進化ぶり
をいろいろ宣伝しているものの、フォーカスモードとAFモードとの使いこなしの説明が無いの
である。

これは、静止画だけではなく動画撮影でもいえる。動画には常時AF追随と言う設定までもあ
って、よりややこしくなっている。基本的な使いこなし方の説明、解説をしてほしい。

もちろんユーザーがいろいろ試して、コツをつかむ必要はあるだろう。しかし、基本的な使い方
が示されているべきだろうと思うのである。

『ムクドリの群れ(G X VARIO 35-100mm/F2.8のAFCで撮影)』


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2014年6月5日木曜日

LUMIX DMC GH4 レビュー(4K動画から静止画の切り出し 2 )


前回、静止画の切り出しで、チョウの飛翔シーンを上げた。このことで、GH4ならチョウの
飛翔を自在に追う事ができるのだと、誤解されるかもしれないので、始めに断っておきた
い。それは、不可能である。

チョウの飛翔を撮ったレンズは、望遠ズームレンズの「G X VARIO 35-100mm/F2.8」であ
り、ファインダーでピントを合わせながら、チョウの飛翔を追うことは不可能である。静止画
で一瞬の撮影なら可能かもしれないが、どんな達人でも飛翔シーンを望遠動画で撮るこ
とはできないなだろう。

『4K動画からの切り出し』
 

ではどうやって撮っているのか、カラクリを紹介しよう。チョウの動きをよく観察すると花か
ら花へ飛び回りながら、吸蜜していることがわかる。一つの花に滞在する時間は、かなり
短い。時に長いことはあるが、1~10秒程度だろう。

この生態に着目して、4K動画(MP4(LPCM)100M/30P)は、花に止まっているところで眼に
AFを合わせ撮影スタート⇒飛び去って撮影終了である。従って、1回の録画時間は、1~10
秒程度になる。

たとえば、5秒録画すると、1秒約30枚で記録しているので、5×30=150枚もの静止画が取
り出せるのだ。いわば、静止画の連写(30枚/秒)である。ただし、MP4(LPCM)100M/30P
で記録されており、JPEGで静止画化すると、3,840×2,160=8,294,400ピクセル(画素)とな
り、サイズは1~2MB程度になっている。

撮影は、チョウが花から飛び去れば終了なので、ファインダーからは一瞬で消え去る。
このため、撮影に失敗したと勘違いをしてしまう。実は、消え去る時こそ、飛翔している
わけなので、眼には捉えられなくても、カメラはしっかり記録しているのだ。

この記録を動画で再生しても、一瞬で消え去っているので、ほとんど見えない。ところが、
コマ送りで見ると、チョウの動きを一つ一つ、確認できるのである。この中から、ピントが
合っていて、形のいいものを選び、静止画にしているのである。

録画のAFは、追随しているわけではない。チョウは飛び去る時に、真横に飛ぶより、上
方向に飛ぶ事が多いので、チョウとカメラの距離があまり変わらなければ、ピントはそれ
なりに合っていることになる。

なお、チョウが止まっている時、追尾AFを眼にロックONさせて撮影すれば、もっとピント
確率はよくなるかもしれない。追尾AFは止まっているものならロックONさせやすいので、
ゆっくり飛び去るチョウならいい成果が得られるかもしれない。

前回アップしたチョウの飛翔シーン画像は、カメラ内で切り出したものである。その方法
は、GH4を買った箱の中に入っていた小さな紙片に書かれたものである。その紙片を
画像でアップしたの参考にどうぞ。この方法は、取扱説明書より解りやすいと思う。

 

PCでの静止画の切り出しは、付属CDで提供されている「PHOTOfunSTUDIO」を使って
も可能である。所有するボロPCでは、4K動画を綺麗に再生できないが、静止画の切り
出しは、コマ送り機能を使ってすることができた。やってみるとカメラ内でやるより簡単だ
った。たぶん、私のボロPCでできたので、多くのパソコンでできると思う。


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2014年5月29日木曜日

LUMIX DMC GH4 レビュー(4K動画から静止画の切り出し 1 )


4月下旬、急きょGH3からGH4に買換えた。品不足が言われている中で、馴染みのカメラ店
が都合を付けてくれたのである。

それから1ケ月も経つ。本来ならファーストインプレッションを書いていなければならないが、
空間認識AFや4K動画からの静止画の切り出しなど、GH4には、新しいシステムや機能が
あって、この確認とテストに手間取ってしまったのである。

ファーストインプレッションと言う時期は過ぎてしまったので、レビューとして書きたい。とは
言っても、GH4の中身をまだ掴みきれていない。それだけGH4は、GH3から新しいものが詰め
込まれているのである。

なお、4K動画のレビューは書かない。4K動画を撮ってはいるが、編集したり加工する設備
水準を持っていないのだ。4K動画から静止画の切り出しは、カメラ内でできるので、このこと
について書いていきたい。

ます、作例を上げておこう。(サーバー容量の関係で元画は上げられない。800×450ピクセル
の画像だが、ほぼピントは合っている。動画なので縦横比は16:9である。)



チョウの飛翔シーンを静止画で撮るのは、なかなか難しいものだが、GH4の動画からの切り
出しならこのように比較的簡単に撮れる(撮影するコツあり)。

動画から静止画を得る方法は既存の技術である。過去に私もやったことがある。GH4の静止
画の切り出しが優れている理由は、約800万画素と言う高画素で取り出せること、高速シャ
ッターで撮れば、動体であってもブレの無い静止画を取り出せることにある。

4K動画の露出設定の中にSS優先のメニューがあるので、動体はこれでセットし、必要なSSを
設定すればいいようになっているのだ。作例で上げたチョウの飛翔シーンはこれで撮ったも
のである。SSを1/500秒以上で撮っている。動きの激しいものは1/1,000秒くらいである。

撮影対象よって、必要なSSを見つけることが、静止画を切り出すことを前提にした場合の
4K動画撮影の大事なポイントである。必要以上に高いSSだと、高感度で撮ることになり、画
質の低下に繋がる。

4K動画からの静止画の切り出しは、まだ数回しかやっていない。それでも面白さ、楽しさを
味わっている。なかなか使える機能である。

今回はここまで ^^;

「リュウキュウアサギマダラ?(静止画)」
 


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2014年4月13日日曜日

パナソニック LUMIX DMC GH4に触った


先日、パナソニックセンター東京へ行って、DMC GH4に触ってきた。センターの1Fにある
LUMIXコーナで、30分程いろいろチェックした。

いずれ家電量販店には、実機が並ぶものの、同じ機種に30分も触ることはできない。その
意味で、このセンターの存在は有難い。レンズ交換も自由にさせてもらえるので、欲しい
機種の事前チェックには有難い場所である。

「パナソニックセンター東京」


チェックしたポイントは以下のとおり。
まず、GH4はGH3と同じボディを使っているが、3か所ほど改良されているので、その確認
である。
〇モードダイヤル
〇ファインダー
〇グリップ形状
そして、GH3の発売初期に緩いことで話題になったSDカード扉である。

結論から言うと、いずれも改善されよくなっていた。モードダイヤルは、厚みが増し頭部に
ロックボタンが付けられた。ボタンを押してロックすると、回転を止め固定できるようになっ
ていた。ハードに使う人には有難い改良だろう。

ファインダーは、歪みと色味がよくないと言われてきた。特に個人的には色味に問題があり、
赤の発色が悪く、赤いチューリップが赤く見えなかった。GH4のファインダーで、撮影サンプル
の赤いイチゴを見てみたが、非常に綺麗な赤色に見えた。背面モニターとの色味の差もな
いように感じた。また、接眼部分の部品も大型化され、よくなっていた。

グリップは、内側に少し窪みがつくられ、指先を掛けやすくなっていた。ただこれだけでは、小
指側に深みが足りない点が解消されていない。グリップを大型化すると、付属のバッテリー
グリップも変更せざるを得なくなるので、今回はこれで納得するしかないだろう。

SDカード扉は、パチッと閉まるように改善されていた。ただグリップは時に力が入る場所な
ので、もっとしっかりした扉にして欲しいと思う。ボディの基本形状が変わっていないのでや
むを得ないが、次期モデルでは見直して、もっとしっかりした構造にして欲しいものである。

「14-140を取り付けたGH4」


次に、機能等の進化で次の3点をチェックしてみた。
〇AF
〇高感度時の保存スピード
〇画質

AFは、新たに空間認識AFを導入。これまでのコントラストAF単独から、二つを合わせるこ
とで、更なる高速化を実現したという。センター内という限られた場所であるが、いろいろ
チェックしてみた。連写はAFSで12コマ/秒であり、シャッターを押すと、これまでのLUMIXで
は味わえない軽快なシャッター音を聞くことができた。

個人的に課題と思っている近撮時のAFも、センター内ではほぼ迷うことなく合掌した。センター
内では撮影対象が限られているので、細かいチェックはできなかったものの、かなり期待でき
るだろう。

空間認識AFは、パナソニック独自の新しい技術である。であれば、今後改良する余地が沢山
あると推測される。パナソニックは、バージョンアップに熱心なので、改良が出ればそれで対応
するだろうから、安心できると思う。

GH3の高感度の保存は、時間がかかり、次のシャッターが押せない。GX7やGMにはスト
レスはないが、GH3はちょっとイライラする。GH4を試してみると、当然のことながら、すべて
解消され、よくなっていた。最高感度で撮っても、すぐシャッターが押せる。保存はしているが、
同時進行で撮影できるのだ。カメラ内のバファーメモリーが大きくなったのだろうと思われる。

最後は画質。センターでSDカードは貸してもらえるので、液晶での確認はできたものの、持ち
帰りはできない。背面液晶で拡大表示だけでは正直ハッキリしない。価格COMには、海外で
のサンプルが紹介されたりしているので、個々人で判断されたい。個人的には、多くのサンプ
ルを見てみたいと思っているところである。パナソニックが開発発表で、静止画も進化している
と言っているのでそれを信じたい。

GH4の発売は、今月24日である。今回、予約はしていないのでじっくり見極めたい。それでも
発売記念キャンペーンでは、32GBのSDカードとバッテリーが貰えるので、これには間に合わ
せたいと思っているところである。

「勝鬨橋(センターからの帰り道)」


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2014年3月31日月曜日

パナソニック LUMIX DMC GH4 国内発表


いよいよ3月25日にパナソニックが、4K動画が撮れることで話題のGH4を、国内発表した。
発売は、4月24日からだと言う。GHシリーズは、海外での評価が高く、すでにアメリカや
ヨーロッパでは、予約受付が数週間前から始まっていた。

GH4のスペックがネット上で流れるにつけ、GH3を愛用している私としては、気にしながら
情報収集をしていた。当初流れたGH4の情報では、動画性能(4k対応)のアップが中心で、
静止画の向上はほとんどないとのことだった。

【GH4 正面】
 


動画の向上だけなら、静止画重視なので見送りを決めていたものの、2月7日にパナソニッ
クが開発発表した内容は、静止画が大きく向上しているとのことであった。確かに動画性
能だけが向上することはあり得ない。動画性能が向上すれば、同じセンサーやエンジン
から生まれる静止画が向上することはあたり前である。この発表を聞いて、私の買いモード
スイッチがONに入ってしまった。

発表されているGH4のスペックをまとめると次のとおりである。

〇センサー1605万画素
〇静止画記録:JPEG(DCF/Exif2.3準拠)、RAW、MPO
〇動画記録:MP4 / MOV / AVCHD Progressive / AVCHD
〇ISO感度:ISO200~25600(拡張100)
〇メカシャッター連写: 約12コマ/秒(AFS時) / 約7コマ/秒(AFC時)
〇電子シャッター:約40コマ/秒
〇シャッタースピード:1/8000~60秒
〇AF方式:空間認識AF+コントラストAF
〇MF補助:ピーキング機能
〇ボディ防塵防滴:あり
〇ファインダー:約236万ドット 有機EL(OLED)
〇背面モニター: 約104万ドット有機EL(OLED)
〇ネットワーク:Wi-Fi
〇重量:480g
〇ボディ(幅x高さx奥行き):132.9x93.4x83.9 mm(GH3から変更なし)
ただし、GH3からグリップ形状、モードダイヤル、アイカップの形状を変更

【GH4 背面】
 


これ等のスペックを見ると、GH3にはないがすでにGX7で採用されているものも多い。最高
シャッタースピード1/8000秒やピーキング機能であり、想定どおりである。

私が、GH3からの進化で最も期待しているものは、空間認識AFだ。詳細なメカニズムはわか
らないが、装着したレンズのボケ具合から、ピント位置までの距離をあらかじめ認識してお
くもののようである。そして、最後にコントラストAFで合掌させる。

このAFは、CP+で体験した方の話を聞いてみると、相当早いという。これで、どうしても近
撮時に迷いやすかったAFが改善されているなら最高に嬉しい。これまで、単焦点レンズで
マクロ風に近撮すると、AFが合掌せず迷うことが多かったのだ。改善されているなら、その
ストレスから解放される。

パナソニックのコントラストAFは、ミラーレス一眼の中でも早いAFで知られている。しかし、
AFがNO1のキヤノンの一眼レフからすると、やはり近撮時のAFの迷いがあり、負けていた。
このAFを搭載したことで、キヤノンの一眼レフに並ぶなら素晴らしいことである。

このAFの他、GH3で不満だったファインダーの歪みや色味、メディア扉の軽さ等が改善され
進化していることを期待している。また、4K動画からの静止画の取り出しにも期待している
ところだ。

いずれにせよ早く実機に触って、進化具合を確かめたい。近々、有明にあるパナソニック
センターに展示されるだろうと思う。その際は、実機に触り操作して気になる点をしっかり
チェックしたい。その時は、またここに報告したいと思っているところである。

【夜の光彩】


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2014年3月20日木曜日

OLYMPUS OM-D E-M10 に触った


OLYMPUS OM-D E-M10が2月28日に発売され、いつものように家電量販店で触ってみた。
すでに、アナウンスされているようにE-M10は、大ヒットしたE-M5の後継機ではなく、機能を
簡素化した廉価版との位置づけである。その分、価格も売り出しから低く設定されており、オ
リンパスの戦略がみてとれる。

【E-M10 正面】


まず、E-M10の仕様を簡単に書くと以下のとおりだ。()内はE-M5。

〇センサー1605万画素(1605万画素)
〇ISO感度:ISO200~1600、拡張25600(ISO200~1600、拡張25600)
〇連写:8コマ/秒(9コマ/秒)
〇シャッタースピード:1/4000~60 秒(1/4000~60 秒)
〇ローパスフィルター:なし(あり)
〇ボディ:防塵防滴なし(防塵防滴)
〇液晶モニター:可動式(チルト式)
〇ネットワーク:WiFi(なし)
〇手振れ補正:センサーシフト3軸(センサーシフト5軸)
〇内蔵フラッシュ:あり(なし)
〇ボディ寸法:119.1x82.3x45.9mm(121x89.6x41.9mm)
〇重量:350 g(373 g)


(E-M10 背面)
 


仕様を見てもE-M10は廉価版と言っても、通常使うには必要十分な機能が備わっていている
と言えよう。今流行りのローパスフィルターも「なし」としており最新の機能が備わっている。
ちょと残念なのは、最速シャッタースピードが1/4000なことくらいだろう。

さて、操作性はE-M5やE-M1の流れの中にあり、ほとんど問題を感じなかった。各種ダイヤル類
の操作性も良好である。ボディの質感もなかなかよくて、廉価版という印象を感じさせない高級
感があった。

一番気になったのは、E-M5から使っているレトロ調のデザインについてだ。見てのとおりE-M10
も当然そのデザインを採用している。オリンパスはこのデザインをコンデジでも採用しており、
オリンパスデザインとして、定着させつつある。個人的に好きなデザインではあるが、果たして
このまま次々にこのデザインを採用するとすれば、ちょと疑問も出てくる。

よく考えてみると、カメラのデザインは、各社ともそれぞれに同じ流れのデザインをしている。
キヤノンであれニコンであれ、一眼レフの各機種は世代が変わっても似たデザインをしている。
そう考えれば、 OM-Dのデザインは何ら問題ないように思えるが、デザインがレトロ調で際立って
いるだけに、いわゆる飽きるということにならないかと思うのである。E-M10を手にしながら、そ
んな風に考えてしまった。

今日現在の価格COMの値段は、14-42mm EZ レンズキットで84,455円だ。まだ発売一カ月以内
の製品にしては、低い価格設定になっている。写りはマイクロ4/3の最先端にあり、お勧めの一台
である。

【春を呼ぶ椿】


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