先日、パナソニックセンター東京へ行って、DMC GH4に触ってきた。センターの1Fにある
LUMIXコーナで、30分程いろいろチェックした。
いずれ家電量販店には、実機が並ぶものの、同じ機種に30分も触ることはできない。その
意味で、このセンターの存在は有難い。レンズ交換も自由にさせてもらえるので、欲しい
機種の事前チェックには有難い場所である。
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チェックしたポイントは以下のとおり。
まず、GH4はGH3と同じボディを使っているが、3か所ほど改良されているので、その確認
である。
〇モードダイヤル
〇ファインダー
〇グリップ形状
そして、GH3の発売初期に緩いことで話題になったSDカード扉である。
結論から言うと、いずれも改善されよくなっていた。モードダイヤルは、厚みが増し頭部に
ロックボタンが付けられた。ボタンを押してロックすると、回転を止め固定できるようになっ
ていた。ハードに使う人には有難い改良だろう。
ファインダーは、歪みと色味がよくないと言われてきた。特に個人的には色味に問題があり、
赤の発色が悪く、赤いチューリップが赤く見えなかった。GH4のファインダーで、撮影サンプル
の赤いイチゴを見てみたが、非常に綺麗な赤色に見えた。背面モニターとの色味の差もな
いように感じた。また、接眼部分の部品も大型化され、よくなっていた。
グリップは、内側に少し窪みがつくられ、指先を掛けやすくなっていた。ただこれだけでは、小
指側に深みが足りない点が解消されていない。グリップを大型化すると、付属のバッテリー
グリップも変更せざるを得なくなるので、今回はこれで納得するしかないだろう。
SDカード扉は、パチッと閉まるように改善されていた。ただグリップは時に力が入る場所な
ので、もっとしっかりした扉にして欲しいと思う。ボディの基本形状が変わっていないのでや
むを得ないが、次期モデルでは見直して、もっとしっかりした構造にして欲しいものである。
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次に、機能等の進化で次の3点をチェックしてみた。
〇AF
〇高感度時の保存スピード
〇画質
AFは、新たに空間認識AFを導入。これまでのコントラストAF単独から、二つを合わせるこ
とで、更なる高速化を実現したという。センター内という限られた場所であるが、いろいろ
チェックしてみた。連写はAFSで12コマ/秒であり、シャッターを押すと、これまでのLUMIXで
は味わえない軽快なシャッター音を聞くことができた。
個人的に課題と思っている近撮時のAFも、センター内ではほぼ迷うことなく合掌した。センター
内では撮影対象が限られているので、細かいチェックはできなかったものの、かなり期待でき
るだろう。
空間認識AFは、パナソニック独自の新しい技術である。であれば、今後改良する余地が沢山
あると推測される。パナソニックは、バージョンアップに熱心なので、改良が出ればそれで対応
するだろうから、安心できると思う。
GH3の高感度の保存は、時間がかかり、次のシャッターが押せない。GX7やGMにはスト
レスはないが、GH3はちょっとイライラする。GH4を試してみると、当然のことながら、すべて
解消され、よくなっていた。最高感度で撮っても、すぐシャッターが押せる。保存はしているが、
同時進行で撮影できるのだ。カメラ内のバファーメモリーが大きくなったのだろうと思われる。
最後は画質。センターでSDカードは貸してもらえるので、液晶での確認はできたものの、持ち
帰りはできない。背面液晶で拡大表示だけでは正直ハッキリしない。価格COMには、海外で
のサンプルが紹介されたりしているので、個々人で判断されたい。個人的には、多くのサンプ
ルを見てみたいと思っているところである。パナソニックが開発発表で、静止画も進化している
と言っているのでそれを信じたい。
GH4の発売は、今月24日である。今回、予約はしていないのでじっくり見極めたい。それでも
発売記念キャンペーンでは、32GBのSDカードとバッテリーが貰えるので、これには間に合わ
せたいと思っているところである。
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「デジカメ生活を見る」
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