2014年5月29日木曜日

LUMIX DMC GH4 レビュー(4K動画から静止画の切り出し 1 )


4月下旬、急きょGH3からGH4に買換えた。品不足が言われている中で、馴染みのカメラ店
が都合を付けてくれたのである。

それから1ケ月も経つ。本来ならファーストインプレッションを書いていなければならないが、
空間認識AFや4K動画からの静止画の切り出しなど、GH4には、新しいシステムや機能が
あって、この確認とテストに手間取ってしまったのである。

ファーストインプレッションと言う時期は過ぎてしまったので、レビューとして書きたい。とは
言っても、GH4の中身をまだ掴みきれていない。それだけGH4は、GH3から新しいものが詰め
込まれているのである。

なお、4K動画のレビューは書かない。4K動画を撮ってはいるが、編集したり加工する設備
水準を持っていないのだ。4K動画から静止画の切り出しは、カメラ内でできるので、このこと
について書いていきたい。

ます、作例を上げておこう。(サーバー容量の関係で元画は上げられない。800×450ピクセル
の画像だが、ほぼピントは合っている。動画なので縦横比は16:9である。)



チョウの飛翔シーンを静止画で撮るのは、なかなか難しいものだが、GH4の動画からの切り
出しならこのように比較的簡単に撮れる(撮影するコツあり)。

動画から静止画を得る方法は既存の技術である。過去に私もやったことがある。GH4の静止
画の切り出しが優れている理由は、約800万画素と言う高画素で取り出せること、高速シャ
ッターで撮れば、動体であってもブレの無い静止画を取り出せることにある。

4K動画の露出設定の中にSS優先のメニューがあるので、動体はこれでセットし、必要なSSを
設定すればいいようになっているのだ。作例で上げたチョウの飛翔シーンはこれで撮ったも
のである。SSを1/500秒以上で撮っている。動きの激しいものは1/1,000秒くらいである。

撮影対象よって、必要なSSを見つけることが、静止画を切り出すことを前提にした場合の
4K動画撮影の大事なポイントである。必要以上に高いSSだと、高感度で撮ることになり、画
質の低下に繋がる。

4K動画からの静止画の切り出しは、まだ数回しかやっていない。それでも面白さ、楽しさを
味わっている。なかなか使える機能である。

今回はここまで ^^;

「リュウキュウアサギマダラ?(静止画)」
 


「デジカメ生活を見る」


2014年4月13日日曜日

パナソニック LUMIX DMC GH4に触った


先日、パナソニックセンター東京へ行って、DMC GH4に触ってきた。センターの1Fにある
LUMIXコーナで、30分程いろいろチェックした。

いずれ家電量販店には、実機が並ぶものの、同じ機種に30分も触ることはできない。その
意味で、このセンターの存在は有難い。レンズ交換も自由にさせてもらえるので、欲しい
機種の事前チェックには有難い場所である。

「パナソニックセンター東京」


チェックしたポイントは以下のとおり。
まず、GH4はGH3と同じボディを使っているが、3か所ほど改良されているので、その確認
である。
〇モードダイヤル
〇ファインダー
〇グリップ形状
そして、GH3の発売初期に緩いことで話題になったSDカード扉である。

結論から言うと、いずれも改善されよくなっていた。モードダイヤルは、厚みが増し頭部に
ロックボタンが付けられた。ボタンを押してロックすると、回転を止め固定できるようになっ
ていた。ハードに使う人には有難い改良だろう。

ファインダーは、歪みと色味がよくないと言われてきた。特に個人的には色味に問題があり、
赤の発色が悪く、赤いチューリップが赤く見えなかった。GH4のファインダーで、撮影サンプル
の赤いイチゴを見てみたが、非常に綺麗な赤色に見えた。背面モニターとの色味の差もな
いように感じた。また、接眼部分の部品も大型化され、よくなっていた。

グリップは、内側に少し窪みがつくられ、指先を掛けやすくなっていた。ただこれだけでは、小
指側に深みが足りない点が解消されていない。グリップを大型化すると、付属のバッテリー
グリップも変更せざるを得なくなるので、今回はこれで納得するしかないだろう。

SDカード扉は、パチッと閉まるように改善されていた。ただグリップは時に力が入る場所な
ので、もっとしっかりした扉にして欲しいと思う。ボディの基本形状が変わっていないのでや
むを得ないが、次期モデルでは見直して、もっとしっかりした構造にして欲しいものである。

「14-140を取り付けたGH4」


次に、機能等の進化で次の3点をチェックしてみた。
〇AF
〇高感度時の保存スピード
〇画質

AFは、新たに空間認識AFを導入。これまでのコントラストAF単独から、二つを合わせるこ
とで、更なる高速化を実現したという。センター内という限られた場所であるが、いろいろ
チェックしてみた。連写はAFSで12コマ/秒であり、シャッターを押すと、これまでのLUMIXで
は味わえない軽快なシャッター音を聞くことができた。

個人的に課題と思っている近撮時のAFも、センター内ではほぼ迷うことなく合掌した。センター
内では撮影対象が限られているので、細かいチェックはできなかったものの、かなり期待でき
るだろう。

空間認識AFは、パナソニック独自の新しい技術である。であれば、今後改良する余地が沢山
あると推測される。パナソニックは、バージョンアップに熱心なので、改良が出ればそれで対応
するだろうから、安心できると思う。

GH3の高感度の保存は、時間がかかり、次のシャッターが押せない。GX7やGMにはスト
レスはないが、GH3はちょっとイライラする。GH4を試してみると、当然のことながら、すべて
解消され、よくなっていた。最高感度で撮っても、すぐシャッターが押せる。保存はしているが、
同時進行で撮影できるのだ。カメラ内のバファーメモリーが大きくなったのだろうと思われる。

最後は画質。センターでSDカードは貸してもらえるので、液晶での確認はできたものの、持ち
帰りはできない。背面液晶で拡大表示だけでは正直ハッキリしない。価格COMには、海外で
のサンプルが紹介されたりしているので、個々人で判断されたい。個人的には、多くのサンプ
ルを見てみたいと思っているところである。パナソニックが開発発表で、静止画も進化している
と言っているのでそれを信じたい。

GH4の発売は、今月24日である。今回、予約はしていないのでじっくり見極めたい。それでも
発売記念キャンペーンでは、32GBのSDカードとバッテリーが貰えるので、これには間に合わ
せたいと思っているところである。

「勝鬨橋(センターからの帰り道)」


「デジカメ生活を見る」


2014年3月31日月曜日

パナソニック LUMIX DMC GH4 国内発表


いよいよ3月25日にパナソニックが、4K動画が撮れることで話題のGH4を、国内発表した。
発売は、4月24日からだと言う。GHシリーズは、海外での評価が高く、すでにアメリカや
ヨーロッパでは、予約受付が数週間前から始まっていた。

GH4のスペックがネット上で流れるにつけ、GH3を愛用している私としては、気にしながら
情報収集をしていた。当初流れたGH4の情報では、動画性能(4k対応)のアップが中心で、
静止画の向上はほとんどないとのことだった。

【GH4 正面】
 


動画の向上だけなら、静止画重視なので見送りを決めていたものの、2月7日にパナソニッ
クが開発発表した内容は、静止画が大きく向上しているとのことであった。確かに動画性
能だけが向上することはあり得ない。動画性能が向上すれば、同じセンサーやエンジン
から生まれる静止画が向上することはあたり前である。この発表を聞いて、私の買いモード
スイッチがONに入ってしまった。

発表されているGH4のスペックをまとめると次のとおりである。

〇センサー1605万画素
〇静止画記録:JPEG(DCF/Exif2.3準拠)、RAW、MPO
〇動画記録:MP4 / MOV / AVCHD Progressive / AVCHD
〇ISO感度:ISO200~25600(拡張100)
〇メカシャッター連写: 約12コマ/秒(AFS時) / 約7コマ/秒(AFC時)
〇電子シャッター:約40コマ/秒
〇シャッタースピード:1/8000~60秒
〇AF方式:空間認識AF+コントラストAF
〇MF補助:ピーキング機能
〇ボディ防塵防滴:あり
〇ファインダー:約236万ドット 有機EL(OLED)
〇背面モニター: 約104万ドット有機EL(OLED)
〇ネットワーク:Wi-Fi
〇重量:480g
〇ボディ(幅x高さx奥行き):132.9x93.4x83.9 mm(GH3から変更なし)
ただし、GH3からグリップ形状、モードダイヤル、アイカップの形状を変更

【GH4 背面】
 


これ等のスペックを見ると、GH3にはないがすでにGX7で採用されているものも多い。最高
シャッタースピード1/8000秒やピーキング機能であり、想定どおりである。

私が、GH3からの進化で最も期待しているものは、空間認識AFだ。詳細なメカニズムはわか
らないが、装着したレンズのボケ具合から、ピント位置までの距離をあらかじめ認識してお
くもののようである。そして、最後にコントラストAFで合掌させる。

このAFは、CP+で体験した方の話を聞いてみると、相当早いという。これで、どうしても近
撮時に迷いやすかったAFが改善されているなら最高に嬉しい。これまで、単焦点レンズで
マクロ風に近撮すると、AFが合掌せず迷うことが多かったのだ。改善されているなら、その
ストレスから解放される。

パナソニックのコントラストAFは、ミラーレス一眼の中でも早いAFで知られている。しかし、
AFがNO1のキヤノンの一眼レフからすると、やはり近撮時のAFの迷いがあり、負けていた。
このAFを搭載したことで、キヤノンの一眼レフに並ぶなら素晴らしいことである。

このAFの他、GH3で不満だったファインダーの歪みや色味、メディア扉の軽さ等が改善され
進化していることを期待している。また、4K動画からの静止画の取り出しにも期待している
ところだ。

いずれにせよ早く実機に触って、進化具合を確かめたい。近々、有明にあるパナソニック
センターに展示されるだろうと思う。その際は、実機に触り操作して気になる点をしっかり
チェックしたい。その時は、またここに報告したいと思っているところである。

【夜の光彩】


「デジカメ生活を見る」


2014年3月20日木曜日

OLYMPUS OM-D E-M10 に触った


OLYMPUS OM-D E-M10が2月28日に発売され、いつものように家電量販店で触ってみた。
すでに、アナウンスされているようにE-M10は、大ヒットしたE-M5の後継機ではなく、機能を
簡素化した廉価版との位置づけである。その分、価格も売り出しから低く設定されており、オ
リンパスの戦略がみてとれる。

【E-M10 正面】


まず、E-M10の仕様を簡単に書くと以下のとおりだ。()内はE-M5。

〇センサー1605万画素(1605万画素)
〇ISO感度:ISO200~1600、拡張25600(ISO200~1600、拡張25600)
〇連写:8コマ/秒(9コマ/秒)
〇シャッタースピード:1/4000~60 秒(1/4000~60 秒)
〇ローパスフィルター:なし(あり)
〇ボディ:防塵防滴なし(防塵防滴)
〇液晶モニター:可動式(チルト式)
〇ネットワーク:WiFi(なし)
〇手振れ補正:センサーシフト3軸(センサーシフト5軸)
〇内蔵フラッシュ:あり(なし)
〇ボディ寸法:119.1x82.3x45.9mm(121x89.6x41.9mm)
〇重量:350 g(373 g)


(E-M10 背面)
 


仕様を見てもE-M10は廉価版と言っても、通常使うには必要十分な機能が備わっていている
と言えよう。今流行りのローパスフィルターも「なし」としており最新の機能が備わっている。
ちょと残念なのは、最速シャッタースピードが1/4000なことくらいだろう。

さて、操作性はE-M5やE-M1の流れの中にあり、ほとんど問題を感じなかった。各種ダイヤル類
の操作性も良好である。ボディの質感もなかなかよくて、廉価版という印象を感じさせない高級
感があった。

一番気になったのは、E-M5から使っているレトロ調のデザインについてだ。見てのとおりE-M10
も当然そのデザインを採用している。オリンパスはこのデザインをコンデジでも採用しており、
オリンパスデザインとして、定着させつつある。個人的に好きなデザインではあるが、果たして
このまま次々にこのデザインを採用するとすれば、ちょと疑問も出てくる。

よく考えてみると、カメラのデザインは、各社ともそれぞれに同じ流れのデザインをしている。
キヤノンであれニコンであれ、一眼レフの各機種は世代が変わっても似たデザインをしている。
そう考えれば、 OM-Dのデザインは何ら問題ないように思えるが、デザインがレトロ調で際立って
いるだけに、いわゆる飽きるということにならないかと思うのである。E-M10を手にしながら、そ
んな風に考えてしまった。

今日現在の価格COMの値段は、14-42mm EZ レンズキットで84,455円だ。まだ発売一カ月以内
の製品にしては、低い価格設定になっている。写りはマイクロ4/3の最先端にあり、お勧めの一台
である。

【春を呼ぶ椿】


「デジカメ生活を見る」


2014年2月23日日曜日

FUJIFILM X-T1に触った


2月15日に発売された富士フイルムのミラーレス「FUJIFILM X-T1」に家電量販店で触った。

触った印象は、思っていたより「小さい」である。ネットでも意外に小さいと言われていたので
どうかな?と思っていたが、確かに予想より小さくて軽い。


「X-T1 正面」

デザインもなかなかいい。長年フイルムメーカーとして世界を席巻してきたメーカーだけのこ
とはある。よくカメラを知っているデザインだ。これまで富士フイルムが発売してきたミラーレス
機は、レンジファインダー風の四角いデザインだった。それがこのX-T1で一眼レフ風のデザイ
ンを採用してきた。大きめのグリップを設けたり、大型の望遠レンズを装着するには、やはり
一眼レフ風のデザインが似合う。

写真のとおりグリップは、鷲づかみタイプではない。しかし、手を添えて見ると実に具合よく指
が納まるようになっている。指を斜めに添えるタイプのグリップだが、研究の跡が感じられる
いいグリップである。

デザインの基調はクラシックだ。ニコンDf程ではないが、上面にはダイヤル類が配置され、往年
のカメラファンを喜ばせるようになっている。カメラ好きは、このダイヤル類を見るときっと嬉しくな
るに違いない。訴求力は十分。私もよろめきそうだ^^

「所有欲をそそる上面のダイヤル類」
 

さて、少し操作してみて、ちょっと疑問に思う所があった。すでに各所のカメラ掲示板でも指摘
されているとおり、ボタン、ダイヤル類の操作性が悪い事である。

十字ボタンをはじめその他のボタンの頭が低いため、押しずらいのである。メーカーによれば
誤操作し易いことへの苦情が多く、頭を低くしたらしいのだ。ところが逆に押しずらくなってしま
ったようなのである。ボタンの位置も頭が低すぎて、感触だけでは探しずらい。時に目視する
必要がある。また、指の腹では押しずらく、爪先で押すことがベターかもしれない。

このボタン類の操作は慣れれば、指の腹でも押せるようになる気がする。ちょとしたコツをつか
めばいいように思う。ところが、背面のコマンドダイヤルは、かなり回しずらいと思った。爪な
ら回せるものの、爪で回す気にはなれない。かといって腹では回しずらくイライラした。

このダイヤルは、頭の出が少なくかつ直径が小さ過ぎるのだと思う。もう少し軽ければいいが、
軽いと誤操作に繋がる。なかなか難しいものだ。

もう一点気になったのは、メディアを入れる箇所の扉だ。愛用しているGH3でも緩かったが同
じように、かなり緩くてバタつきがあった。メディア入れは、ちょうどグリップの箇所なのでかなり
気になると思う。

カメラのこうした扉は、全般的にあまりよくない。キヤノンEosの電池部分の扉もかなり開きや
すい構造になっている。扉類は、ユーザーから見るとしっかり作り込んで欲しい箇所なのだが、
メーカーにその認識がないのだろうか。ちょっと不思議である。

前評判の高いファインダーは確かによく出来ていると思う。背面液晶との色味の違いも少ない
ように思った。ただ、ちょとコントラストが高すぎるかもしれない。調整がどの辺まで可能なのか
詳細まで確かめられなかったが、気になったところである。

富士フイルムのデジカメは、コンデジでも一眼でも高感度に強いことを売りしてきた。ミラーレ
スでも、独自のセンサーを使い、かなり高感度に強い。一部ではフルサイズに並んだと言う声
もあるが、そこまでは言い過ぎとしても、ISO6400の画質レベルはかなり高い。APS-CでNO1の
画質なのは間違いあるまい。

X-T1のHPにあるサンプル画像の中には、ISO6400の画像も掲載されている。ISO6400の画像
をサンプルで掲載するメーカーはほとんどないので、富士フイルムの自信が表れていると言え
よう。

発売後のカメラ関係の掲示板を見ると、一部に操作系に対する不満はあるものの、概ね好評
のようだ。果たしてどこまで販売を伸ばすだろうか。気になるカメラだけに気になるところである。



「夕映えのカラス」


「デジカメ生活を見る」


2014年2月8日土曜日

パナソニック LUMIX DMC GM1 ファーストインプレッション その3


インプレッション その2では、背面ダイヤルの改善について書いたが、書き忘れがあったので
二点追記しておきたい。

一点目が、ダイヤル操作は人によって親指の爪で回した方が誤操作が起きずらいという事で
ある。知人は爪で回す方が良いと言っているので、試して欲しい。また、親指と人差し指で挟ん
で回すと言う人もいるようだ。自分に合った方法を試してほしい。

二点目は、クイックメニューから絞り、露出、SSの調整ができるので、寒さなどで指の動きが悪
い時は、この方法を試してほしい。ただし、ちょっと面倒かもしれない。クイックメニューは、背面
左下にあり、削除ボタンと兼用になっている(操作の詳細は取扱説明書参照)。

それにしても、メーカーにはインプレッション その2で提案したようにファームウェアのアップで改
善をお願いしたい。

では、試写、作例でGM1の写りを紹介よう。
はじめに、付属レンズG VARIO 12-32mm/F3.5-5.6のボケ具合を確認してみたので、その画像
から。

12mm(広角側)F3.5
32mm(望遠側)F5.6

ご覧のようにマイクロ4/3のレンズでも、最接近して撮ると、背景はかなりボケてくれる。ボケ方
も自然で好感が持てる。なかなかいい感じだ。なお、このレンズの最短撮影距離は、20センチ
である。

次に、試写を含めいろいろな場面で撮った作例をアップしよう。クリックするとブログのシステ
ムで表示されるものの、右クリックから「リンクを新しいウィンドウで開く」を選択すると800×601
の画像が表示される。


ISO 200
ISO 200


ISO 400
ISO 500
ISO 800
ISO 1250
 
 


ISO 1600
ISO 3200




ISO 6400
ISO 12800
 
 

原画像をアップしたいところだが、預けるサーバーがないのでご容赦。また、ブログのシステム
により、画質が低下しているので、掲載画像は参考程度にされたい。なお、同じセンサーと
エンジンを持つGX7のサンプルのうち、画質劣化のない原画像を別サーバーに預けているの
で、確認されたい。下記URLから見ることができる。高感度画質は、GX7と同じと考えていいと
思う。

http://syaraku30-2.blogspot.jp/2013/09/lumix-dmc-gx7-2.html

インプレッションの最後にまとめを書きたい。GM1を使い始めてまだ一ケ月であるが、所有して
みて非常に愛着の湧くカメラであると言える。その魅力は、ボディは小さいのによく写ることに
ある。特に、まち撮りスナップでは、周囲に警戒感を与えることなく、サクサク撮ることができる。
状況によっては、電子シャッターで無音で撮れる。周囲に迷惑を掛けないで済む。持ち運びも
冬場は、コートのポケットに入れることが可能である。

ただし、ファインダーが無いので、逆光シーンやピーカンの中での撮影は得意ではない。また、
マクロも撮りずらいかもしれない。GM1を欲しいと思っている方は、欠点にも目を向けそれを
容認できるかどうかを考えてから買って欲しい。買った後で、とやかく文句を言っても始まらな
いのである。よりよいカメラライフを送りましょう!

その2はこちら


「デジカメ生活を見る」


2014年1月30日木曜日

パナソニック LUMIX DMC GM1 ファーストインプレッション その2


GM1のボディからバッテリーを抜くと、残りのボディ容積は全体の2/3もないように見える。この
小さい中に、GX7と同等の能力が詰まっているのかと思うと、感動すら覚える。開発された方々
に賛辞の拍手を送りたい。

「底面(バッテリィを抜いた状態)」
 

GM1の基本操作は、上面と背面のダイヤルやボタンで行う。ボディが小さいものの、必要最小
限のものが配置されていると言えよう。また、機能をカスタマイズできるFn(ファンクションボタン)
も液晶モニター内を含めると6箇所用意されているので、不足はない。


「上面のダイヤル、ボタン」

「背面のダイヤル、ボタン」

GM1は、外観デザイン、機能などを含めよくできたカメラだと思う。しかし、購入してから1,000
枚以上写真を撮って言えるのは、狭い中に配置された背面ダイヤルの操作性が悪い事であ
る。ダイヤルでは、基本的に操作頻度の高い露出、絞り、SSの調整を行う。この時、強目に回
すと十字キーのボタンメニューが出てきてしまうのである。

経験的にダイヤルの左下を親指の腹で回せば、他の場所より誤操作が起きないように思う。
しかし、寒くて指が悴んでいたりすると、とたんに誤操作が起きてしまうのだ。

十字キーの役割とダイヤルの操作を組み合わせたこうした機構は、他のメーカーでも採用
している。GM1の場合は、ダイヤルの回転が重すて誤操作が起こるように思う。そこで、ハ
ードの改善ではなく、ソフト的な対応での改善案を提案しておきたい。

(1)露出、絞り、SSを調整中は十字キーが作動しないようにプログラムを変える。ワンクッショ
ン入れて操作するようにすればこの改善はできる筈だ。操作手順は増えるが、誤操作するよ
りいいと思う。

(2)次に、ダイヤルの回転だけでなく、十字キーの左右のボタンでも、露出、絞り、SSの調整
ができるようにする。実際に、クリエイティブコントロールの露出、絞りの調整は、十字キーの左
右のボタンでできるようになっているので、プログラムを変えれば同じようにできる筈だ。

これ等の改善は、ファームウェアのアップで対応して欲しい。巷で聞くGM1への不満は、このダ
イヤルの誤操作問題なので、この改善ができれば、多くのユザーを納得させられると思う。

この他、操作して気になるのが、フォーカスモードレバーだ。個人的に爪を掛けて回す操作が嫌
いなので、ちょっと使いずらい。ダイヤルを少しボディからはみださせて、親指の腹で回せるダ
イヤルにして欲しかった。それから、LUMIXの他の機種にも共通しているが、AFモードの全て
が刻まれていないので使いずらい事である。

AFモードは、AFS、AFF、AFC、MFの4つあるが、AFSとAFFは液晶モニターで切り替えるよう
になっていて、レバーには3つしかない。レバーにAFFを入れてもスペースはあると思うのだが、
何故なのだろう。AFFはAFCで代用できると言うことなのだろうか。疑問である。この改善は、
後継機になると思うので、ぜひ検討して欲しい。

このインプレッション2では、操作性の改善要望、不満点をストレートに書いてしまった。それで
も、GM1の所有満足度はかなり高く、採点すればかなり高得点が付けられる。小さなボディな
のによく写るし、軽快に動くからである。次回インプレッション3では、同じセンサーとエンジンを
搭載している兄貴分のGX7を交え、GM1の写りの良さを紹介したい。

その3はこちら   その1はこちら。    

「夜の歩道」(GM1で撮影、ISO6400)
 


「デジカメ生活を見る」