2013年10月19日土曜日

パナソニックが超小型 LUMIX DMC-GM を発表


このブログで2回ほどお知らせしてきたパナソニックの超小型マイクロ4/3機が、10月17日に発表
された。名前を「LUMIX DMC-GM」と言う。通常パナソニックの一眼カメラの名称には、番号が付
くのでGM1なのかと思っていたが、HPには番号がなくGMだけの表記になっている。

この番号なしには何か意味があるのかもしれない。ひょっとして一代限りかと思ったが、あらか
じめそれは無いだろうと思う。ナンバー付けの仕方をこのGMから変えるのかもしれないが、詳細
は不明。

 

さて、このGMは発表会を行っているので、パナソニックがかなり力を入れていることが理解でき
る。また、ボディ色が4色も用意されており、力が入っていることを伺わせる。

主なスペックを箇条書きにまとめると次のとおりだ。

〇撮像素子:有効1,600万画素の4/3型Live MOSセンサー
〇液晶モニター:約104万ドット、静電容量式タッチパネル
〇内蔵ストロボ:ポップアップ式
〇対応バッテリー:「DMW-BLH7」
〇ボディサイズ:98.5×54.9×30.4mm
〇最高シャッター速度:1/16,000秒
〇シャッター機構:電子制御式単幕フォーカルプレーンシャッター / 電子式シャッター
〇無線LAN機能:搭載
〇ボディ重量:約204g(バッテリー、メモリーカード含む)
〇キットレンズ装着時重量:約274g(12-32mmレンズ装着での撮影時)
〇ボディカラー:オレンジ、ブラック、ホワイト、シルバーの4色。
〇販売形態:レンズキット(GM+G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 )

この中で、やはり驚くべきは、ボディサイズだ。事前に流れていたウワサでは、ソニーRX100
(101.6x58.1x38.3 mm)やLUMIX LF1(102.5x62.1x27.9 mm)とほぼ同じ大きさだと言われていた。
ところが、GMは98.5×54.9×30.4mmなので、それ以上に小さいのだ。すでに家電量販店やカメラ店
にGMのモックアップがあったので見ているが、本当に小さい。

レンズ交換式カメラとして、撮影素子1/2.3型を搭載するペンタックスのQ7(102x58x33.5 mm)
がこれまで一番小さい一眼だったが、4/3型素子を積みながら、これを抜いているので、GMの
小型化技術は実に素晴らしい。

また、付属するレンズ(G VARIO 12-32mm F3.5-5.6)も非常に小さい(φ55.5×24㎜)。ズームレン
ズでありながら、単焦点の20mm F1.7Ⅱ(φ63×25.5mm)より小さいのだ。ただ、GMの小さいボディ
にG VARIO 12-32mm F3.5-5.6を付けると、ボディが小さいので大きく見えてしまう。サイズ感覚が
狂ってしまうのである。

気になる撮影素子は、先に発売され好調に売れているらしいGX7と同じものだという。この素子で
あれば文句のつけようがない。他の機能もGX7と同様のものが盛り込まれているようだ。

個人的に残念なのは、ファインダーがなく外付けファインダーのLVF2も装着できないことである。
小型化を狙ったカメラなので、そこは諦めるしかない。LVF2を所有しているので、装着できるなら、
即決で予約する所だが、少し様子を見ようと思う。

ただ所有カメラとレンズが増え、使わない、使えない状況があるので、幾つかを下取りに出して
GMを手に入れるつもりだ。価格の動向を見ながら、GETしようと思っている。発売日は11月21日
である。


「ダリア」


「デジカメ生活を見る」

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