実は昨日、新しく3WAY雲台を買ったので、そのテストを行った。その際、GX8にKIPONの「EF-MFT AF」でキヤノンEF400mm F5.6L USMを装着してみた。その撮影結果が、予想以上に良かったので報告しておきたい。
KIPONの「EF-MFT AF」は、すでに購入後、GH4で所有レンズのテストを行い、結果を下記のリンクページにまとめたとおりである。
KIPONマウントアダプター「EF-MFT AF」を試す
このテストでは、「GH4」+「EF-MFT AF」+「EF400mm F5.6L USM」は、中心のAFポイントだけが有効であった。その後、「EF-MFT AF」は、ファームウェアのアップデート(Ver2.5)がされ、私もアップしていたので、昨日再度、GH4でテストしてみた。残念ながら、GH4では先のテスト結果と同じだった。
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ところが、GX8に装着して驚いた。「GX8」+「EF-MFT AF」+「EF400mm F5.6L USM」では、中心のAFポイントだけでなく、全てでAFが効くのである。それも、GH4より早く合焦するのだ。また、4Kフォトでも合焦したので驚いた。簡単にまとめると次のようになる。
〇AFは、AFSの設定で全ての領域で合焦する。中心は特に早いが、周りでもモタツキはなく実用性は高い。
〇AFFの設定では、合焦するもののモタツキがある。実用性は低い。
〇4Kフォト(GX8ではAFSに固定される)でも合焦する。途中で外れることがあるので実用性は低い。
簡単に書くとこうなるが、兎に角、全領域でAFSで撮影できるならかなり使えると言える。下記に撮影サンプルを挙げたので見てほしい。
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100%の画像を見ても、EF400mm F5.6L USMの特徴がよく出ており、キレのある画像になっていると思う。
LUMIXとキヤノンを使っている人は、少なからずいると思う。もし、EF400mm F5.6L USMを使って野鳥撮りをしているならぜひ試してほしい。満足できる結果になるはずだ。
来春には、LUMIXでも400mmのEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4-6.3が発売される。実は、EF400mm F5.6L USMを下取りに出して、購入する計画を立てていたのだが、迷ってしまう。まさか、EF400mm F5.6L USMがAFSでこれだけ使えるとは予想外である。しばらく、EF400mm F5.6L USMを使いながら、思案してみたい。
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「デジカメ生活を見る」
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