パナソニックセンター東京には、LX100と共にGM5も展示されていた。現在、GM1を使ってい
るので、ファインダー付きのGM5は大いに気になる。ファインダーの見え方はどうか?質感
はどうか?などをチェックしてみた。
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チェックポイントは以下のとおりである。
〇デザイン
〇ファインダー
〇操作性
〇質感
【デザイン】
GM1にファインダー付きのモデルが造られるとの噂が流れた時、デザインをどうするのか?
と興味深く注視していた。きっとソニーのDSC-RX100M3のようにポップアップ式のファイン
ダーだろうと確信していた。ところが、ボディに付けた従来タイプのファインダーだったので
驚いた。
デザインを見ると、GM1のクラシックな形を更に発展させ、よりライカ風にカッコよくなって
いた。ファインダーによってボディ寸法は、ほとんど大きくなっていない。横幅はGM1と同
じで、高さが4.6mmだけ高くなったに過ぎないのだ。ファインダーをポップアップ式にしない
でよかったと思う。実に素晴らしいデザインだと関心した。
【ファインダー】
ネットで事前に得た情報では、ファインダーは小さいものの、何とか実用になっていると言
われていた。実際に自分の眼で覗いてみて、かなりしっかり見えるので、実用性が充分に
あることを確信した。
手元にあるカタログでスペックを見ると、4:3/0.195型/約116万ドット/倍率0.46倍(35mm判
換算)である。ソニーDSC-RX100M3のファインダーが、0.39型/144万ドット/倍率0.59倍
(35mm判換算)なので、それよりも若干劣るものの、しっかり視認できるし、実用性は高い。
1日中、ファインダーだけで撮影しても疲れる事はないだろう。
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【操作性】
GM1は小さなボディであることから、操作性が犠牲になっている面があった。慣れてしまえ
ば、ほとんど問題ないのだが、慣れない内はかなり苦言を言う人が多かった。GM5はこの事
をしっかり踏まえて改善されていた。
特にサムグリップ、後ダイヤルが付けられたことで操作性が格段によくなった。サムグリップ
によって親指が置きやすくなり、後ダイヤルで絞りやシャッタースピードを変更できる。
また、GM1で不評だったコントロールダイヤルが廃止され、カーソルボタンになり、誤操作
が無くなった。ISOボタンも付いているので、GM1のようにモニター内で変更する必要がなく
なっているのだ。
背面のボタン類は、高さが4.6mm高くなった事を生かして機能的に配置されている。ボタン
配置を覚えれば、ファインダーを覗きながら、自在にコントロールできるだろう。
【質感】
GM5には、3色のカラーバージョンがある。3色それぞれ、正面側に貼ってある革張りの質感
が異なるものの、GM1の質感の高さを引継いでいる。特にレッドとグリーンは、背面も革張
りと同色で塗装してあり、高級な設えを感じた。
ところがブラックは、革張りのテクスチャーが地味に見える。また、背面の塗装も一般的な
黒に見える。このため、見え方がちょと地味に感じた。ただし、このブラックが一番ライカ風
に見えるので、年配者には人気を得そうだ。3色がそれぞれに特徴を持っている。欲しいと
思っている人は、選択に迷うことだろう。
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発売は、LX100と同じ11月13日。私的に一番気になっている機種は、LX100なのだが、GM5を
見ると、その出来栄えのよさに気持ちが魅かれる。GM1とLF1を下取りに出せば、買いやすい
のではないかとか、いろいろなプランが頭の中を過る。
また、LX100のライカモデルD-LUX Typ 109も気になっている。高額ではあるが、一流のソフ
ト「Adobe® Photoshop® Lightroom®」が添付されていたり、3年保障なことなどが頭の中で囁く。
まあ、しばらくは静観をしよう。現在、撮りたいモノを撮る機材はほぼ揃っている。写真は、
機材ではなく腕だと、自分にいい聞かせつつ…^^;
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「デジカメ生活を見る」
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