2013年6月17日月曜日

ペンタックスが続々と新機種を発表


ペンタックスから、6月13日に続々と新機種が発表された。ペンタックスは、正確には、
ペンタックスリコーイメージングと言うべきか。(ペンタックスは、古くは旭光学工業株式
会社と言ったが、その後HOYAとくっついたりしながら、現在は株式会社リコーの完全
子会社になっている。)

さて、6月13日にペンタックスブランドとして発表された機種は、
〇APS-Cセンサーの一眼レフ「PENTAX K-50」
〇1/1.7型センサーを使ったQマウントの一眼「PENTAX Q7」
〇APS-Cセンサーの一眼レフ「PENTAX K-500」(海外発表、国内未定)
〇Qマウント用のボディキャップ風のレンズ

である。なかなか意欲的な新製品の発表だ。
中でも「PENTAX K-50」は、入門機と言う位置づけでありながら、他社の入門機を寄せ
付けない充実したスペックとなっている。具体的には、

「PENTAX K-50」












〇防塵防滴
〇ファインダー視野率約100% 倍率約0.92倍
〇AF測距点11点、中央の9点はクロスセンサー
〇最速シャッター速度1/6000秒
〇連写6コマ/秒
〇最高感度(拡張設定時)ISO51200
〇120種から選べる「カラーオーダー」

である。ちなみに、キヤノンの入門機Kiss X7iのファインダーは視野率95%、倍率約0.85
倍であり、ボディは防塵防滴ではない。連写も5コマ/秒で、AF測距点は9点しかない。ス
ペック的には「K-50」に完全に負けている。

カメラはスペックだけではないので、優劣を一概に言えないものの「K-50」の持つスペッ
クは素晴らしいものであると断言できる。

発売は、7月5日からだという。もし、入門用の一眼レフを探しているなら、「K-50」を選択
肢の一つに入れ、手に取ってみて欲しいと思う一台である。

次に、「PENTAX Q7」は、販売中のPENTAX Q10の上位モデルと言う位置づけだという。
Q10は1/2.3型のセンサーなので、1/1.7型のセンサーを採用して、より写りを追求したモデ
ルと言えよう。

「PENTAX Q7」











Qマウントのカメラは、小さくてレンズ交換ができるものが欲しいと言う人には、うってつけ
のカメラだ。すでに一定のユーザーを獲得しているが、1/1.7型センサーを採用したことで、
更なるユーザーの上積みを狙えるだろう。

現段階で個人的にQマウントは、小さすぎて「欲しいリスト」にはないものの、Qマウントの
機種がこのように増えるならば、いずれ欲しい気持ちが出てくるかもしれない。ぜひ、発展
して欲しいと思うところである。

あと、「 K-500」は海外専用だろうか。
ボディキャップ風のレンズはちょっと面白そうだ。Qマウント発展の手助けになりそうな予感
がしている。

いずれにせよ、ペンタックスは、カメラ事業の不振があったと聞くので、カメラファンの一人
として、リコーの下に腰を据え、ペンタックスブランドを発展させて欲しいと思うところである。


「デジカメ生活を見る」


「雨中に咲く紫陽花」

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