2012年12月17日月曜日

EOS 5D Mark Ⅲの使用感


5D Mark Ⅲを使って最初に気付くのは、AFポイントの多さである。ファインダーを
覗き、ポイントを表示させると、61点ものAFポイントが表示される。7Dとの圧倒的
な差に驚く。ただ、中央部分に集まっているのでちょっと使いずらい面もある。

次に7Dとの違いは、シャッター音である。7Dの高音の軽快な音に比べ、「ドシャ、
ドシャ、ドシャ」と低く鈍い音がする。初めは、この音に戸惑ったものの、フルサイズ
センサーの前を動くシャッター幕を想像することで、良いイメージに変わった。

写真の質はどうか?
かつて、FZ30を使っているころ、5Dで撮った写真に驚いたことがある。立体感があ
ったのだ。今はそれ程の感動はない。APS‐Cやマイクロ4/3を使い、一眼の画質に
慣れているので、大きな違いを感じなくなっているのだと思う。

ただ、色味の濃厚さを感じる。本当は濃いも薄いもないのだろうが、何度も塗り重ね
た油絵のような重厚さを感じるのである。斜光や逆光で撮った場合、特にそう言う感
じに見える。多分に気分的なものかもしれないが ^^;

悪い点は、ファインダー内水準器。ほぼ7Dと同じで、GX1の水準器に比べると非常
に使いずらい。シャッターボタンを押すと消えてしまう。これでは手持ち撮影で確実な
水平を出すことができない。

まあ、まだ使って3日目。細かい操作、使い方はこれからである。フルサイズの醍醐
味をしっかり味わいたいものだ。


「デジカメ生活を見る」


「多摩川 河川敷 1」

「多摩川 河川敷 2」

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