7月16日、パナソニックは、噂になっていた超望遠レンズの開発を発表した。
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数週間前に、パナソニックが400mmの超望遠レンズを開発していると言う噂がネット上に流れた時は、半信半疑であった。何しろ、4/3センサーは、望遠側に有利フォーマットなのに、100-300のズームレンズが一本あるだけで、他に望遠レンズの開発をしてこなかったからである。単なる噂だろうと思っていた。
やっと今回 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4-6.3の開発発表で、LUMIX機での野鳥撮りへ期待が膨らむ。カメラを始めた動機が、野鳥撮りだったので、FZ30 ⇒ FZ50 ⇒ Eos40D
⇒ Eos7D ⇒Eos5DmⅢ、GH4(GH3)と使ってきた。発表されたこのレンズがどれだけ使えるか未知数だが、発表どおり手持ちで撮れるなら、メインになり得る。
詳細なスペックは発表されていないものの、下記に発表内容の要点書き出してみた。
〇240fpsの高速AF制御
〇LEICA DGレンズ
〇光学式手ブレ補正「POWER O.I.S.」搭載
〇防塵・防滴
〇35mm換算最長800mm
〇超望遠撮影においても三脚なしでの手持ち撮影が可能
これを見ると、なかなか魅力的である。ネットの掲示板でも概ね好評な書き込みが多い。中には、望遠側F6.3に対する不満もある。私もF6.3はちょと残念に思う。F5.6までにして欲しかったと思う。ただ、シグマやタムロンの超望遠ズームは、望遠側F6.3なので何とか実用できる値だろう。
ただし、4Kフォトや野鳥の飛翔シーンで使う場合、高速SSで撮ることが多いので、F6.3では高感度になる可能性が高い。日中ならいいが、早朝や夕刻などのやや暗い場面での使用は難しくなりそうだ。
日中での撮影シーンを考えると、35mm換算最長800mmを手持ちで撮影できるメリットは大きい。現在、私が持っている望遠レンズは、キヤノンのEF400mm F5.6L USMである。手ぶれ補正はないものの、素晴らしい写りをする。LUMIX機でも、KIPONのアダプターを使えば、中心のAFポイントでは、AF撮影ができる。
LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4-6.3が発売されると、EF400mm F5.6L USMとどちらを野鳥撮りに使うか迷いそうだ。LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4-6.3の写りや操作性の評価を見極めたい。たぶん、EF400mm F5.6L USMを下取りに出し、LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4-6.3を買う事になるだろう。
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