2018年1月6日土曜日

LUMIX DC G9 に触った


昨年、12月22日から大手の家電量販店にDC G9が展示されているというので、早速、手にとって感触を確かめてみた。

写真で見た時は、大きくて重い印象を持ったが、実際手に取ると、あまり大きくなったとは思えなかった。重さも電池が装着されていないので、軽すぎるぐらいに感じた。電池が入ると、この印象は変わるかも知れない。


『DC G9 斜め正面より』
DC G9は、写真で見た時からデザインの良さを感じたが、実機もそのとおりだった。

LUMIX史上最高の出来映えだろう。

現行、他社のカメラと比較しても、俊逸なデザインだと思う。


グリップもまた、LUMIX史上一番握りやすいのではないだろうか。実にしっかりしていて、小指もしっかり握れる。大きなレンズを付けて、振り回しても違和感はないだろう。


『DC G9の上面』

『上下に重なったダイヤル』




G9は、これまでのGやGHシリーズの流れと異なる点が、3点ある。それは、

■ 右側上部にステータスLCDが設けられたこと。

■ 電源スイッチが、シャッターボタン周りに配されたこと。

■ 左側にモードダイヤルとドライブモードが上下に重ねられたこと。

である。簡単に言うと、ステータスLCDを設けるために、これまでの配置を変えたのだと思えば理解できる。それだけ、ステータスLCDを設ける事に拘ったのだと思う。聞くところでは、海外のプロカメラマンからの要望が強かったらしい。

確かにステータスLCDは、キヤノンやニコンの一眼レフに採用されているので、違和感はない。LCDを見ながら、ダイヤル操作が出来るし、電源を入れた段階で、カメラの設定確認ができるので、有用だろうと思う。

シャッターボタン周りに配された電源スイッチは、伝統的にニコンの一眼レフに採用されている。シャッターボタンを押す人差し指で、ON、OFFできるので、利便性が高いのだろう。

左側にモードダイヤルとドライブモードが重ねられた事は、ステータスLCDを設けた結果なので、やむを得ないが、慣れれば、スムーズに操作できるだろうと思う。

それでも、あえて好き嫌いで言うなら、私はGH5のダイヤル配置や操作性の方が好きである。GH3から、馴染んでいる事はあるが、不便を感じた事はないし使いやすい配置だと思っている。

『GH5の背面配置』


『GH5の上面配置』



DC G9の一番大きな売りは、電子シャッターによるAF追随連写(AFF/AFC)20枚/秒である。テスト操作してみたが、噂どおりファインダーは、ブラックアウトせずスムーズに撮影することができた。LUMIXユーザーであれば、4Kフォトのファインダー表示と思えば理解しやすい。

メカシャッターの高速は、AF追随連写(AFF/AFC)9枚。これは、愛用しているGH5と同じで、バタバタする従来方式のファインダーである。GH5の場合、超望遠域で連写すると、途中の画像がやや不鮮明になる。

G9は、どうかと確かめてみたものの、鮮明に見えるように改良されたとは言えない。GH5より見やすいファインダーなのだが、店内という限られた場所なので、ハッキリした事が判らなかったのである。

G9への期待は、大きい。これまで、動画へ力点を置いてきたPanasonicが、初めて静止画のフラッグシップとして宣言した機種である。ファラッグシップ機らしく、LUMIXでは初の、80Mのハイレゾモードも備えている。

現段階では、GH5を愛用しているので、直ぐにG9を買うことはない。デザインが素晴しいので大いに気になっている。海外での評価も高いので、発売後のユーザーの評価を見て、買いモード全開になるかもしれない。


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2017年11月14日火曜日

サプライズ! LUMIX DC G9 発表!


ほぼ一月前くらいから、Web上でGH5から派生した静止画モデルが発売されるという噂が流れていた。そして、蓋が開くと、それは驚く程進化したG9だった。

11月8日、ロンドンで正式にG9が発表され、その性能、機能、デザインを見てビックリ。現段階で、私が求めていた理想のカメラにピッタリ合致するのだ。ある点では、それを越えているようにも見える。

『DC-G9正面』


『DC-G9背面』


『DC-G9上面』
『DC-G9斜め正面』


振り返ってみると、Panasonicは、サプライズが好きなメーカーだと思う。GF1、GX1、GM1、GX7もサプライズであった。その度に、買ってきた。今回も私の心は、買いモードになっている。使っているGH5から、乗り換える気になっているのだ。

では、気になるG9の主なスペックを並べてみよう。


〇センサー:GH5と同じ4/3型Live MOS 有効2030万画素
〇ローパスフィルター:無し、新たに反射防止コーティング
〇手振れ補正:5軸 Dual.I.S II対応 補正効果6.5段
〇オートフォーカス:コントラストAF(空間認識 DFD) 225点AFポイント
〇AFスピード:0.04秒(GH5は0.05秒)
〇ファインダー:有機LVF 0.83倍(35mm相当)約368万ドットの高解像度
〇高解像度静止画:8000万画素モード
〇高速連写:約20枚/秒(電子)、約9枚/秒(メカ)
〇4K/6Kフォト:4K(30枚&60枚/秒)、6Kフォト(30枚/秒)
〇シャッター速度:60~1/8000秒(メカ)、1~1/32000秒(電子)
〇充電:USB充電可能
〇各種動画:時間制限あり(GH5は無制限)
〇ボディ寸法・重量:136.9x97.3x91.6 mm、586g(電池は別)


GH5との比較では、劣っている部分と優れている部分がある。当然ではあるが、動画はGH5が圧倒している。詳細は省略するが、G9の4K動画等には、一度に撮影出来る時間に制限がある。また、高度なVlog撮影もできない。

拘った動画を撮りたい人や動画メインの人は、GH5を選ぶべきだろう。ただし、私のように動画は撮るものの、本格的なものではなく、メインは静止画だと言う人は、G9の方がよいと思う。



G9が優れているのは、ファインダーである。ドット数は、GH5と同じでも倍率と表示速度はGH5より優れている。倍率は、最大で0.83倍もあり、倍率変更もできるのだ。また、表示速度はGH5が30~60fpsなのに対して、倍の60~120fbsなのでAFC連写でもブラックアウトしない。

G9の連写は、動体追随(AFC)で電子シャッターを使えば、約20枚/秒(AFSなら60枚/秒)も撮影出来る。当然RAWでも撮影出来るので、このメリットは大きい。GH5に搭載されている4K/6Kフォトもあるので、撮影現場で何を使うか、嬉しい迷いが生じるかも知れない。



センサーは従来のローパスフィルターのない、いわゆるローパスレスだが、新たに反射防止コーティングがされている。G9をすでにテスト使用した海外のプロカメラマンのレビューに出てくる。フレアを防ぎ、コントラストを高める効果があるという。

G9の正面写真を見ると、センサーが従来より大きくて四角形に見えるのは、このコーティングによるものではないだろうか。巷では、ついにマイクロ分光素子だと騒がれたが、どうやらコーティングである。それにしても、マイクロ分光素子の開発は終わっているはずなのに、何処へ消えたのだろうか?



手ブレ補正の5軸、補正効果6.5段も素晴しい進歩だ。マイクロフォーサーズは、マウント径に対しセンサーが小さいので、センサーを動かして補正するボディ内補正には優位だと思っていたが、まさにそのとおりになってきている。高解像度の静止画を撮るにも、センサーを動かすので、この事にも実に優位だと思う。

もはや、マイクロフォーサーズは、センサーが小さいと批判される時代ではない。マイクロフォーサーズこそ、新たなデジタルカメラの道を開くかも知れないのだ。



【縦位置バッテリーグリップ装着時】

別売で縦位置バッテリーグリップも用意されている。

装着写真を見ると、これがなかなかカッコいい。私の萌えポイントを刺激する。

本体自体も、これまでのLMIX機の中で、一番カッコいいと思う。

グリップの高さがボディより高く盛り上がっているので、これが感性を刺激する。写真を見るだけで、欲しくなってくる。

LUMIXの新機種発表は、残念ながらいつも海外からである。ヨーロッパを中心に販売が好調らしいので、やむを得ないが、何とも苛立たしい。せめて、海外発表から数日以内には、国内でも発表して欲しいものだ。
追記、11月16日に国内発表された。

国内発表後には、東京のパナソニックセンターに実機が展示されるはずなので、その時は、手に取った感触や操作性等についてレビューする予定である。期待して欲しい^^;
18日、電話でパナソニックセンター東京に確認したところ、LUMIXコーナは、オリンピック関連の展示のため、閉鎖されたとのこと。誠に残念、何たることだ! カメラ店でも、まだ展示されていない。

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2017年8月6日日曜日

DC GH5で野鳥の飛行(飛翔)シーンを撮る Ⅳ


GH5には、秒30枚、約1,800万画素で撮影出来る強烈な連写機能の6Kフォトが備わっている。従来の4Kフォト(約800万画素)から進化したものだ。4Kフォトの方も、秒60枚の撮影ができるように進化している。

今日アップする飛行シーンは、すべて4K/6Kフォトで撮影したものである。飛行シーンは、従来の4Kフォトでは撮りづらかったが、LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3と組み合わせれば、通常の連写と同じように撮影できる。

ただし、シャッターを押してから約0.5秒のタイムラグがあるので、慣れる事が必要だ。慣れることが出来れば、通常連写のようにファインダーのボケや、バタバタもないので使いやすい面もある。JPRG化しての取り込みも一括で出来ようになっているので、かなり使いやすくなった。

アップ画像は、これまでどおり左が撮影時のままのノートリ、右がピント精度が判るようにトリミングしたものである。なお、画像は、クリックで800ピクセルまで拡大できる。

【ツバメ】

【ツバメ拡大】

【カルガモ】

【カルガモ拡大】

【コチドリ】

【コチドリ拡大】

【カルガモ】

【カルガモ】

【アオサギ】

【アオサギ拡大】

【ト ビ】

【トビ拡大】

【ダイサギ】

【ダイサギ拡大】

【ハクセキレイ】

【ハクセキレイ拡大】


4K/6Kフォトでも、オートフォーカスモードは、ピンポイント以外は、自由に使える。被写体に近づくことができれば、追尾AFで捉える事も可能だ。一番下(8番目)のハクセキレイは、一脚を使い追尾AFで撮ったものである。追尾AFなら、飛び立ちでもAFが追尾するので、ピント精度の高い写真が得られる。

残念ながら、現時点では4K/6KフォトのAFは、カスタム設定ができない。動画と静止画のAFカスタム設定は、4K/6Kフォトに反映しない仕様だと言う。サービスセンターに問い合わせた所、そういう回答であった。バージョンアップで、動画/静止画と同じようにAFカスタム設定ができるようになることを望みたい。


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2017年7月30日日曜日

DC GH5で野鳥の飛行(飛翔)シーンを撮る Ⅲ


引き続いて、3回目の野鳥の飛行(飛翔)シーンをアップしたい。飛行(飛翔)シーン撮りで難しいのは、飛ぶ方向が不規則なものや小型の鳥、スピードの早いものである。鳥種で言えばツバメだろう。

また、背景が近すぎても、背景にAFを持っていかれやすいので、難しくなる。更に言えば、ファインダー内にやっと収まるくらい近い場合も難しい。何しろ飛行しているので、ファインダーで捉え続けることがむずかしくなるのだ。今回は、こうした少し難しいシーンで撮ったものをアップしたい。

これまでどおり、アップ画像は、左が撮影時のままのノートリ、右がピント精度が判るようにトリミングしたものである。なお、画像は、クリックで800ピクセルまで拡大できる。

【ツバメ】


【ツバメ拡大】


【ツバメ】

【ツバメ拡大】

【カワウ】

【カワウ拡大】

【アオサギ】

【アオサギ拡大】

【アオサギ】

【アオサギ拡大】

【コサギ】

【コサギ拡大】

【コサギ】

【コサギ拡大】


ツバメの写真2枚のピント精度は、完ぺきとは言えない。まずまずである。捕捉確率もかなり低いので、練習を積みたいと思っている。

大きめのサギ類は、飛ぶ方向も一定なので撮りやすい。それでも、近すぎるとファインダー一杯になり、捉えることが難しい。その例が、6番目(下から2番目)のコサギである。

7番目(一番下)のコサギは、スポット測光で捉えたものである。白いコサギの体で測光しているので、周辺が夜のように暗くなった。露出の落としどころを把握するのも、なかなか難しい。研究課題である。


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2017年7月22日土曜日

DC GH5で野鳥の飛行(飛翔)シーンを撮る Ⅱ


飛行シーン撮りのコツは、すでに達人たちがネット上に披露しているとおりだ。AF(AFC)で野鳥を捉えたら、AF枠を外さないように、カメラを動かして追い続けることにある。もちろん、連写しながらだ。この時、小手先でカメラを動かすと、野鳥の速度に合わせられないので、体の回転で動かすことを会得したい。

本格的に野鳥の飛行シーン撮りを始めてまだ1年程度だが、ある程度撮れるようになってきた。まだ、達人方に比べると追いついていないところもあるので、更に追求していきたい。

アップ画像は、左が撮影時のままのノートリ、右がピント精度が判るようにトリミングしたものである。なお、画像は、クリックで800ピクセルまで拡大できる。

【ダイサギ】


【ダイサギ拡大】


【ダイサギ】


【ダイサギ拡大】


【セキレイ】


【セキレイ拡大】


【ト ビ】


【トビ拡大】


【コサギ】


【コサギ拡大】


【ツバメ】


【ツバメ拡大】

【カラス】

【カラス拡大】




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