2016年9月29日木曜日

フォトキナ2016で続々と新製品が発表Ⅰ


9月20日から25日まで、2年に一度開催されるフォトキナがドイツのケルンで開催された。これに先駆けて、カメラメーカー各社は、多くの新製品や開発の発表をした。大いに気になる、これらの新製品や開発について、簡単にまとめてみた。時間の都合で、今回が第1回である。都合2~3回の掲載予定である。

〇キヤノン
キヤノンの目玉は、EOS 5D Mark IVとミラーレスのEOS M5だ。5D Mark IVは、日本では9月8日から発売されていて、価格COMではすでに売れ筋ランキング1位を争っている。画素が3040万画素にアップされたにもかかわらず、高感度画質が大幅に改善されている。

また、LUMIXではお馴染みだが、4K動画から静止画を切り出せる4Kフォト機能も搭載された。個人的には、5D Mark Ⅲを所有しているので、大いに気になって、実機を触ってみたが、使用頻度を考えると価格的に現段階では手が出ない。高感度画質のよさに、心が引かれるが、我慢するしかない。

EOS 5DmⅣ
EOS M5

※写真の都合で、M5の方が大きく見えるが、実物は5DmⅣの方が断然大きい


EOS M5は、いよいよキヤノンがミラーレス機の開発に本気になったと言える機種である。発売は11月下旬。初めは、これまでのミラーレスのように、技術を小出しにした、大したことのない製品だろうと思っていたのだが、スペックを見て驚いた。

カメラ内に5軸手ブレ補正機能があり、更にレンズと組み合わせた補正「コンビネーションIS」も搭載されているのだ。これは、LUMIXやオリンパスの最新機種が搭載している機能であり、キヤノンの技術力の高さに驚いた。ただ残念なところもある。4K動画や4Kフォトが無いこと、最高シャッタースピードが1/4000秒なこと、グリップがやや小さいこと等である。

ミラーレスで先行している各メーカーは、このEOS M5を見て、背後にキヤノンが大きな足音をたてて、近づいていることを知るだろう。キヤノンが本気でギアをアップすると、ミラーレス分野で並ばれたり、一気に抜き去る可能性すらあるのだ。各社には、負けないよう更なる技術開発を続けて欲しいものだ。


〇パナソニック
パナソニックからは、G8、FZH1、LX9の新機種が発表された。また、待望のGH5の他、3本のライカ名のズームレンズの開発が発表された。10月21日に発売されるG8は、これまでのGシリーズとは異なり、ボディは一部に金属を使い防塵防滴にグレードアップされている。すばらしい進化である。FZH1は、FZ1000の後継機だが名前を変更して、レンズ一体型ながら動画機能の充実が図られたようだ。発売は、12月17日だと言う。

【DMC G8】

【DMC FZH1】


気になるGH5は、ついに4K60Pの実現、6K30Pの6Kフォトが搭載されるという。個人的には、6Kフォトの搭載を最も歓迎したい。GH4に4Kフォトが搭載されたとき、早くからその撮影に取組んできたので、一番使ってみたい機能である。1800万画素で切り出せるなら、印刷サイズに迷うことなく、堂々と訴求できる。将来、動画から静止画を切り出すこのフォト機能は、静止画の連写機能に取って変わると思う。大いに期待したい。

【開発中のDMC GH5】




ライカ名のレンズは、12-60mmの標準ズーム、8-18mmの広角ズーム、50-200mmの望遠ズームだという。ライカ名だと価格が高いので気になるところだが、オリンパスがプロレンズを順次発売しているので、やむを得ない。個人的には、100-300mmのレンズをリニューアルして欲しいのだが、叶わないものだろうか。


〇ニコン
残念ながら、ニコンからはフォトキナ向けには、驚くような新製品は発表されなかった。展示も、今年1月に発表されたアクションカメラ「KeyMission」の実機が中心だったと言う。フラッグシップ一眼レフD5やAPS-CのD7200が春に発売されているので、目玉がなかったのだろう。ただ、ミラーレス機を開発中だという噂があり、今後の動向が気になるところだ。


今回は、ここまで。次回に続く



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