2016年12月29日木曜日

LUMIX DMC LX9 レビュー Ⅰ


急に欲しいモードにスイッチが入って、先週 LUMIX DMC LX9を買った。発売から時間が経っていないので、まだ価格は高い。そこで、やむを得ずGM1、LF1、使用頻度の低いレンズ3本を下取りに出した。それでも追いつきはしないが、気分的には楽だ ^^

『前面上方』

『正面下方』



LUMIXの中でLXシリーズは、明るいレンズを搭載したモデルとして、人気を博してきた。これまで、欲しいと思ったことはなかったが、GM1の後継機が出そうにないこともあって、私の目が急にLX9に向いてしまったのである。量販店で実機を手にとってみて、すっかり欲しいモードがONになってしまった。ONになるとOFFにすることは不可能に近い。一気に買うことに向け、走ってしまった。

前置きはこれくらいにして、まず、気に入っている点を挙げ、コメントを書いてみたい。

〇デザインが好み
ソリッドなシンプルなデザインがいい。春に発売されたTX1に似ている。少し滑りやすいので、TX1用の張り革を張った。LX9用が出れば、張り替えたい。

〇操作性やメニューがLUMIX一眼とほぼ同じ
これは、かなり重視しているポイントだ。LUMIX一眼とメニューがほぼ同じなので違和感なく使える。サブとして使う事が多いので有難い。ただし、異なる部分もあって、下記の要望の中に書いてみた。

〇センサーが1インチ
今や高級コンデジは、1インチが主流である。高感度もかなり良くて、4/3センサーより半段劣るくらいである。作品撮りにも使える。センサー製造メーカーは、ソニーだろうが気にしない。

〇レンズが明るい(F1.4~2.8)
このカメラの最大の売りがこのレンズである。F1.4は、広角端の24mmだけで、ズームすると32mmくらいからF2.8になる。それでもこのレンズなら、夜景を手持ちで撮っても困ることはないだろう。また、マクロも強い、AFマクロにすると、広角端24mmF1.4で最大3センチまで近づける。

〇金属ボディ
手にすると、金属ボディであることが伝わってくる。アルミをフロントとトップに使っているので、剛性感がある。やはりプラスチックにはない強さを感じる。

〇ほぼ最新機能が搭載されている
4Kフォトを使ったフォーカスセレクト、フォーカス合成などの最新機能が備わっている。ほぼと書いたのは、今LUMIXが宣伝している「L.モノクローム」がないからだ。なぜ、搭載されていないのかは不明。新機種なので、最新のものを搭載して欲しいものだ。

『上面の配置』


『背面の配置』




撮影枚数は、まだ数百枚だが、ちょと残念な点もある。下記に挙げておきたい。

◇バッテリーチャージャーが梱包されていない
電池の充電は、付属しているACアダプターかUSB接続ケーブルで行うようになっている。電池の持ちは決して長くないので、ヘビーユーザーの私には予備電池は欠かせない。実際には、愛用しているGX8のバッテリーチャージャーを上手く使って、充電している(厚紙で電池の隙間を埋めて)のだが、やはり、バッテリーチャージャーは付属して欲しい。

◇SDカードの入れ方が一眼と異なる
どういう訳か電池と同じ扉から入れるLUMIXのコンデジと一眼は、SDカードを入れる方向が異なる。一眼はSDカードの電極が電池と逆方法、コンデジは電池側が電極になっている。これは、手元にはもうないが、LF1もそうだった。うっかりすると、逆方向で押し込んでしまいそうだ。同じ方向に統一して欲しい。

◇最新機種なのに「L.モノクローム」がない
一眼の新しいGX7MK2やG8には、フォトスタイルに「L.モノクローム」がある。LUMIXでもHP等で力を入れて宣伝をしている。ところが、最新機種なのにLX9には、搭載されていない。コンデジと一眼を区別したのか?どうか?よく判らない。広く広めたいのであれば、コンデジでも載せるべきだろう。第一、LX9の価格は一眼とあまり変わらないのだ。バージョンアップで搭載して欲しいものだ。

以上、現段階で気付いたことを、レビューとして箇条書きでまとめてみた。実写については、取り合えず下記に1枚だけあげてみた。次回は、実写を多く上げレビューしたい。

『小雨の町』by:LX9



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2016年11月27日日曜日

オリンパス「OM-D E-M1 Mark Ⅱ」を年内に発売


オリンパスは11月2日、9月のフォトキナで開発発表していた「OM-D E-M1 Mark Ⅱ」を、年内に発売すると発表した。言うまでもなくE-M1 Mark Ⅱは、2013年10月に発売されたOM-D E-M1の後継機種であり、オリンパスのフラッグシップ機にあたる。

『OM-D E-M1 Mark Ⅱ正面』

『OM-D E-M1 Mark Ⅱ背面』




この発表を受けて、価格COMにもページが設けられボディ単体は、早くも売れ筋ランクがデジタル一眼で23位、ミラーレスで9位になっている。価格は、ボディだけで20万円を越えているのに、まずまずの人気ぶりだ。

それでは、発表されたスペックを挙げてみたい。

〇画素数:2037万画素(有効画素)
〇センサー:4/3型LiveMOS / ローパスフィルターレス
〇撮影感度:通常:ISO64~6400 拡張:ISO25600
〇手ブレ補正:ボディー内手ぶれ補正(撮像センサーシフト式5軸手ぶれ補正)/ 5軸シンクロ手ぶれ補正
〇シャッタースピード:電子制御フォーカルプレーンシャッター1/8000~60秒
                      電子先幕シャッター1/320~60秒
                      電子シャッター1/32000~60秒
〇ファインダー:アイレベル式液晶ビューファインダー、約236万ドット
〇ファインダー視野率:約100% / 約1.30倍~約1.48倍
〇連写:「H」約15コマ/秒(10~15コマ/秒に設定可、「L」:約10コマ/秒(1~10コマ/秒に設定可)
 ※プロキャプチャー連写L:約18コマ/秒(10、15、18コマ/秒に設定可)
〇ハイゾレショット:50M画素相当、25M画素相当(撮像センサーをずらしながら8回撮影して自動合成)
〇液晶モニター:3:2 / 3.0型 / 約104万ドット、2軸可動式モニター / 静電容量方式タッチパネル / 約100%
〇動画:MOV(MPEG-4AVC/H.264 )、AVI(Motion JPEG)
 ※4K:4096 x 2160(C4K)/ 24p / IPB(約237Mbps)、3840 x 2160(4K)/ 30p、25p、24p / IPB(約102Mbps)
〇ボディ寸法:134.1mm(W)×90.9mm(H)×68.9mm(D)
〇ボディ構造:防塵防滴 / マグネシウムダイキャスト使用
〇総重量:498g(本体のみ)

書き出したスペックは、要点だけである。連写や動画などについては、細かい規定があるので、気になる方は、メーカーのHPで確認して欲しい。

ボディデザインを見ると、E-M1のクラシックでソリッドなデザインは、少し緩くなっている。特に正面から見ると、左側の肩が丸くなった印象である。また、横幅と高さが大きくなって、小さかったE-M1のグリップが改善されているようだ。それでも、手の大きな外国人がグリップしている写真を見ると、若干窮屈に見える。発売されたら、じっくり手にとって確認してみたい。

『斜め正面』




OM-D E-M1 Mark ⅡのHPを見ると、連写性能を強くアッピールしている。電子シャッターを使った場合、AF追随で約18コマ/秒だと言う。もちろんRAW記録も可能。これは、キヤノンやニコンのフラッグシップの一眼レフ機(最速で14コマ/秒)を超えるスピードだ。

単純に連写枚数が多いことで、優位性を語るわけにはいかないものの、連写に弱いと言われていたミラーレスが連写を武器にしてきたと言えるだろう。

一眼カメラの将来を考えると、一眼レフ機は、機械式シャッターを使うので、高速連写には、自ずと限界があると思う。高速読み出しができるセンサーと高いフレームレートのEVFが開発されるなら、これからは、ミラーレス機が連写のイニシアティアブを握るとも言えそうだ。

E-M1のセンサーは、分解した結果、Pnasonic製だった。Mark Ⅱのセンサーは、ソニー製だと言われているが、設計はオリンパスの医療用センサーの開発チームだという噂である。さて、実際の写りはどうなのだろうか?海外サンプルは、信用できないので、発売後の画像を見てみたい。

私的に気になるのは、LUMIX GH5の開発に、このE-M1 Mark Ⅱのスペックがどう影響を与えているかである。当然、得意な4Kや6Kフォトはあるとしても、連写速度、ハイゾレショットなどに対抗できるようになっているのかどうかである。LUMIXもボディ内手ブレ補正を採用したので、高画素のハイゾレショットも理論的には可能なはずである。ぜひ、GH5では実装して欲しいものだ。


『秋の雑木林』by:GX8





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2016年11月6日日曜日

LUMIX DMC G8に触った


LUMIX DMC G7の後継機であるDMC GX8は、10月21日に発売されている。価格COMの掲示板を見ると、早々と購入した方のレビューが載っており、なかなか好評である。私も量販店で手に取ってみたので、スペック等を挙げて、簡単な感想を書いてみたい。

『DMC G8 正面』

『DMC G8 背面』




LUMIXのG8は、前機種G7のデザインを引き継ぎながら、ボディの一部にマグネシューム合金を使うと共に、防塵防滴になった。内容も、Pnasonicが今現在持っている技術を、すべてつぎ込んだものになっている。

また、縦位置グリップも用意されており、ヘビーユーザーへの対応もぬかりない。これまでGシリーズは、入門機的なイメージであったが、中級機あるいはその上の機種を思わせるものになっている。実際、量販店で触った感触もよかった。では、スペックを取り上げて見よう。

〇画素数:1600万画素(有効画素)
〇センサー:4/3型LiveMOS / ローパスフィルターレス
〇撮影感度:通常:ISO200~25600 拡張:ISO100
〇手ブレ補正:センサーシフト方式(ボディ内補正とレンズの補正を連動。呼称:「Dual I.S.2」)
〇シャッタースピード:1/16000~60秒(機械式:1/4000)B(バルブ)最大約120秒
〇ファインダー:アスペクト比 4:3 / 約236万ドット 有機EL(OLED)
〇ファインダー視野率:約100% / 約1.48倍(35mm判換算:約0.74倍
〇シャッター:フォーカルプレーンシャッター(電子シャッターあり)
〇連写:約9コマ/秒(AFS時) / 約6コマ/秒(AFC時) ライブビューでは約6コマ/秒
〇4Kフォト:4K連写、4K連写(S/S)、4Kプリ連写: 30コマ/秒  4Kフォト一括保存機能あり
〇液晶モニター:3:2 / 3.0型 / 約104万ドット、フリーアングルモニター / 静電容量方式タッチパネル / 約100%
〇動画:AVCHD / AVCHD Progressive/MP4 / 4Kライブクロップ / スナップムービー / インターバル撮影 / コマ撮りアニメ
〇ボディ寸法:約128.4×89.0×74.3mm
〇ボディ構造:マグネシウム合金使用 / 防塵防滴
〇総重量:453g(本体のみ)

スペックには書かなかったが、Panasonicでは低衝撃、静音化された機械式シャッターを開発している。GX7MK2から採用されていて、シャッターによるブレの低減に効果を上げている。

内容を知らない人は、シャッター音が悪いと思うかも知れないが、これはブレ低減のシャッターによるためだ。実際触った印象は、極めて衝撃も少なく、いいものだった。名称は、電磁駆動方式メカニカルシャッターと言うもので、G7に比べ1/10の衝撃だという。また、電子先幕駆動も選択できるようだ。

手ブレ補正は、GX7MK2と同じく「Dual I.S.2」を搭載。ボディ内補正とレンズ補正が連動して、中望遠~望遠域まで5段分の補正効果があり、動画から静止画まで有効な手ブレ補正だという。愛用しているGX8の「Dual I.S」から大幅に進化しており、ちょっと羨ましい。

センサーは、画素数が同じなので、前機種やGX7MK2と同じものだろう。ただし、GX7MK2と同じくローパスフィルターレスだ。フィルターレスは、全メーカーが取組んでいるので、今後発売される機種もレス化されると思われる。

『DMC G8 斜め正面』




この他、4Kフォト機能を使ったフォーカスセレクトやフォーカス合成、設定値の異なる画像を同時に記録するブラケット機能が充実している。ブラケットには、露出ブラケット、フォーカスブラケット、絞りブラケット、ホワイトバランスブラケットがあってなかなか面白そうだ。

量販店で手に取った時間は、短時間なので詳細な所は確かめていない。それでも、前機種のG7から大幅に進化していることを確認できた。個人的には、開発発表されたDMC GH5の発売を待っているので、G8を買う予定ではないが、多くの人に勧めたい機種である。

Panasonicは、ミラーレス一眼の先陣を切り、そして、4K、4Kフォトでも先頭を走っていると思う。特に4K関連では、まだ他社は、発熱の問題を克服しきれないでいるように見える。今後とも、技術開発や新製品の発表を大いに期待して、注視していきたい。


『奥多摩湖と山並』 by:GX8




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2016年10月31日月曜日

フォトキナ2016で続々と新製品が発表 Ⅲ


3回目の最後をアップ。予定では、ソニーとペンタックスであったが、ペンタックスはあまり取り出して述べる事柄がないので、ソニーのみとした。他に、シグマやタムロン等もあったものの、時間の都合で省略した。


〇ソニー

ソニーは、一眼で2つのマウントを展開している。いわゆる、コニカミノルタの一眼レフから引き継いだAマウントと、ソニーが独自に開発したミラーレス専用のEマウントだ。ここのところEマウントに注力していたので、Aマウントのユーザーは、もうAマウント機は中止され、発売されないのではないかと、疑心暗鬼になっていた。特にAマウントのフラッグシップ機α99の後継機が発売されないことに苛立ていた。

ところが、フォトキナの前日、9月19日にAマウント機のフラッグシップ機「α99 II」を発表したのである。これには、多くのAマウントファンが喜んだ。

『α99Ⅱ正面』

『α99Ⅱ背面』




そもそも、Aマウント機は、廃止されるのではないかと思わせたのは、Eマウントに対して、Aマウントの独自性がハッキリ見えないからである。コニカミノルタからソニーが引き継いで作ったAマウント機は、純粋な意味での一眼レフ機ではないので、知れば知るほど、Aマウントの必然性があまり見えてこないのである。

Aマウント機は、トランスルーセントミラーテクノロジーというソニー独自の機構で作られている。具体的には、トランスルーセントミラーと言う透過式の固定式ミラーを使って、撮影素子と同時に位相差検出AFセンサーに光を当てるシステムなのである。よってファインダーは、光学ファインダーではなく、Eマウントと同じく撮影素子からの映像を見るEVFなのだ。

ただ、ソニーによれば、固定式のトランスルーセントミラーは、連写に優れているのだという。優従来型の一眼レフは、撮影の度にミラーを動かすので、連写が影響を受け、遅くなるが、ミラーを固定しているトランスルーセントミラーテクノロジーは、常に光を受け続けているのでロスがなく早いのだという。

確かに、従来型の一眼レフは、複雑な構造と耐久性が求められ、当然製造コストも高くなる。それに比べれば、トランスルーセントミラーは、比較的構造も簡単で、安く生産できるだろう。しかし、個人的には、一眼レフとの違いは理解できても、依然としてミラーレスのEマウントとの相違や優位性はあまりはっきりと見えてこない。せいぜい、専用の位相差検出AFセンサーが使えることなのではないだろうか。

『α99Ⅱ斜め正面』


さて、あまり些細な部分で私見を述べても仕方がないので、「α99 II」のスペックを紹介しておこう。

センサーは、35mmフルサイズの4,240万画素。連写はAF/AE追随で12コマ/秒である。流石はトランスルーセントミラーテクノロジーと言える。79点の位相差AFセンサーと、399点の像面位相差AFセンサーを搭載しているという。

また、センサーシフト式の5軸手ブレ補正も搭載し、静止画と動画で使えるという。4.5段分の補正効果があるらしい。当然、4K動画にも対応しているいう。

α99 IIは、11月25日に発売予定だったのだが、残念なことに最近のニュースでは、予約が多くて生産が追いつかず、遅れる可能性があるという。Aマウント機ユーザーは、これまで待ちに待ったのだから、少しくらい伸びても平気だと思うかもしれないが、こういう延期は、意外に辛いものである。カメラファンとして、ソニーには、生産体制を強化し生産力のアップをして欲しいと、思うばかりである。


2016年10月13日木曜日

フォトキナ2016で続々と新製品が発表 Ⅱ


2回目をアップ。今回は、富士フイルムとオリンパスである。気になるところから書いている。合計で3回になる予定である。


〇富士フイルム
富士フイルムは、かつてニコンからFマウントボディの供給を受けて、小規模ながら一眼レフを作っていた。ところが、ミラーレスで独自のXマウントを展開し始めてから、一気にブレークしつつある。

元々レンズ作りは、フジノンレンズとして定評があったので、一気にXマウントのレンズを供給し、ユーザーの心を掴んでいる。また、フイルムメーカーらしく、独自の発色やノイズ処理に長けていて、ミラーレス市場に食い込みつつある。

今回のフォトキナでは、何と中判ミラレースカメラ「FUJIFILM GFX 50S」の開発を発表した。2017年初期の発売を目指しているという。富士フイルムは、以前からフイルムの中判カメラ(レンズ固定)を作っているので、違和感はないのだが、ニュースを聞いた時には驚いた。

『GFX 50S 正面』


『GFX 50S 背面』



何しろ中判カメラと言えば、キヤノンもニコンも手を出していない領域であり、需要について疑問を持ったからである。日本での中判といえば、ペンタックスが2014年の6月に発売したPENTAX 645Z等があるが、シェアを拡大しているとは思えない。

GFX 50Sのセンサーサイズは、43.8×32.9mmだというので、645Zのセンサーとほぼ同じだが、ミラーレスなので、一眼レフの645Z(1470g)よりは、かなり小型、軽量化されていて、ここにアドバンテージがあるのだろう。富士フイルムも、競争相手は35mmの一眼レフ機だと言っているので興味深い。果たして、キヤノンやニコンの一眼レフのシェアに食い込めるのかどうか、大いに気になるところだ。

現在の富士フイルムの主力は、APS-Cサイズのミラーレス機である。X-ProとX-Tシリーズを展開していて、両シリーズともレトロなデザインでユーザーを獲得している。

『X-T2正面』

『X-T2背面』



9月8日には、X-T1の後継機であるX-T2を発売した。X-T1の弱点だった連写能力を高め、動体撮影にも対応しているという。X-T2には、縦位置グリップも用意されているが、個人的にはグリップが小さい事が残念である。

スナップ用途だけのカメラなら、グリップが小さくてよいのだが、動体や野鳥撮りをするには、グリップは大きい方がよい。それに、XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WRの超望遠レンズもラインアップされているのだから、もう少ししっかり握れる大きいグリップの方がよかったのではないかと思う。


〇オリンパス
オリンパスは、E-M1後継機である E-M1 Mark Ⅱをフォトキナ前日のイベントで開発発表した。中でも高速連写に力が注がれ、AF追従のフル画素RAWで18コマ/秒(メカシャッターでは10コマ/秒)、AF固定のフル画素RAWで60コマ/秒(メカシャッターでは15コマ/秒)の撮影を実現しているという。動画では、4K30Pに対応している。

『EM1mⅡ 正面』

『EM1mⅡ 上面』



動体を高速連写するには、センサーの読み出しが早くても、EVFのフレームレートが高くないと意味がないのだが、この辺もしっかり開発されていて120fpsだという。大いに期待の持てるスペックになっていて、オリンパスファンは、大いに期待していることだろう。

また、2本のPROレンズの開発も発表された。「M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO」と「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4 IS PRO」であり、11月下旬に発売される予定だ。

個人的には、12-100mm F4 が広範囲をカバーできるので興味が沸く。PROの名が付くので、単なる便利レンズではないと思うが、描写力はどうなのだろうか。発売されたら、レビュー等を見てみたい。

次回、3回目は、ソニーとペンタックスを書く予定。


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2016年9月29日木曜日

フォトキナ2016で続々と新製品が発表Ⅰ


9月20日から25日まで、2年に一度開催されるフォトキナがドイツのケルンで開催された。これに先駆けて、カメラメーカー各社は、多くの新製品や開発の発表をした。大いに気になる、これらの新製品や開発について、簡単にまとめてみた。時間の都合で、今回が第1回である。都合2~3回の掲載予定である。

〇キヤノン
キヤノンの目玉は、EOS 5D Mark IVとミラーレスのEOS M5だ。5D Mark IVは、日本では9月8日から発売されていて、価格COMではすでに売れ筋ランキング1位を争っている。画素が3040万画素にアップされたにもかかわらず、高感度画質が大幅に改善されている。

また、LUMIXではお馴染みだが、4K動画から静止画を切り出せる4Kフォト機能も搭載された。個人的には、5D Mark Ⅲを所有しているので、大いに気になって、実機を触ってみたが、使用頻度を考えると価格的に現段階では手が出ない。高感度画質のよさに、心が引かれるが、我慢するしかない。

EOS 5DmⅣ
EOS M5

※写真の都合で、M5の方が大きく見えるが、実物は5DmⅣの方が断然大きい


EOS M5は、いよいよキヤノンがミラーレス機の開発に本気になったと言える機種である。発売は11月下旬。初めは、これまでのミラーレスのように、技術を小出しにした、大したことのない製品だろうと思っていたのだが、スペックを見て驚いた。

カメラ内に5軸手ブレ補正機能があり、更にレンズと組み合わせた補正「コンビネーションIS」も搭載されているのだ。これは、LUMIXやオリンパスの最新機種が搭載している機能であり、キヤノンの技術力の高さに驚いた。ただ残念なところもある。4K動画や4Kフォトが無いこと、最高シャッタースピードが1/4000秒なこと、グリップがやや小さいこと等である。

ミラーレスで先行している各メーカーは、このEOS M5を見て、背後にキヤノンが大きな足音をたてて、近づいていることを知るだろう。キヤノンが本気でギアをアップすると、ミラーレス分野で並ばれたり、一気に抜き去る可能性すらあるのだ。各社には、負けないよう更なる技術開発を続けて欲しいものだ。


〇パナソニック
パナソニックからは、G8、FZH1、LX9の新機種が発表された。また、待望のGH5の他、3本のライカ名のズームレンズの開発が発表された。10月21日に発売されるG8は、これまでのGシリーズとは異なり、ボディは一部に金属を使い防塵防滴にグレードアップされている。すばらしい進化である。FZH1は、FZ1000の後継機だが名前を変更して、レンズ一体型ながら動画機能の充実が図られたようだ。発売は、12月17日だと言う。

【DMC G8】

【DMC FZH1】


気になるGH5は、ついに4K60Pの実現、6K30Pの6Kフォトが搭載されるという。個人的には、6Kフォトの搭載を最も歓迎したい。GH4に4Kフォトが搭載されたとき、早くからその撮影に取組んできたので、一番使ってみたい機能である。1800万画素で切り出せるなら、印刷サイズに迷うことなく、堂々と訴求できる。将来、動画から静止画を切り出すこのフォト機能は、静止画の連写機能に取って変わると思う。大いに期待したい。

【開発中のDMC GH5】




ライカ名のレンズは、12-60mmの標準ズーム、8-18mmの広角ズーム、50-200mmの望遠ズームだという。ライカ名だと価格が高いので気になるところだが、オリンパスがプロレンズを順次発売しているので、やむを得ない。個人的には、100-300mmのレンズをリニューアルして欲しいのだが、叶わないものだろうか。


〇ニコン
残念ながら、ニコンからはフォトキナ向けには、驚くような新製品は発表されなかった。展示も、今年1月に発表されたアクションカメラ「KeyMission」の実機が中心だったと言う。フラッグシップ一眼レフD5やAPS-CのD7200が春に発売されているので、目玉がなかったのだろう。ただ、ミラーレス機を開発中だという噂があり、今後の動向が気になるところだ。


今回は、ここまで。次回に続く



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2016年8月31日水曜日

LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 レビュー Ⅳ


(9月4日、赤字の連写撮影を追加しました。あたり前になっている事なので、記載することを忘れていました。)

LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3について、一部に公平ではない意図的な悪い評価があったように見受けられた。それも、下火になったきたように思う。このレンズについて、悪い印象を持つ理由は、望遠端の開放F値が6.3であるからかもしれない。

一般に、F値が小さいレンズほど、よいレンズだとの認識が広まっているので、そこに原因している面もある。しかし、よく考えて欲しい。35mm換算で800mmのレンズである。手持ちで撮影できるという実用性を重視して採用されたF6.3である。悪いイメージを持っている人は、しっかり写りを見てから判断してほしい。

『アオサギ』

『アオサギ拡大』
(画像は、クリックすると横幅800ピクセルで表示されます。)

では、レビューⅣを書きたい。
このレンズを手にしてから、難易度の高い手持ちでファインダーを覗きながら、野鳥の飛翔シーンを撮ることをやってきた。一応、ゆっくり飛ぶ大型のサギ類は、かなりの確率で撮ることが出来るようになってきた。自分なりのコツも分ってきたところだ。

前回の最後にカメラの設定について書いた。しかし、幾つか書き出すのを忘れていたので、もう一度整理して書き出してみた。これを元に、少し詳しく説明したい(カメラはGX8)。

〇露出プログラムは、SS優先
〇連写撮影速度は、中速(M)
〇AFは、AFC
〇オートフォーカスモードは、1点
〇シャッター半押しAFをON、シャッター半押しレリーズはOFF
〇フォーカス/レリーズ優先は、フォーカス
〇クイックAF、アイセンサーAFは共にOFF

◆露出プログラム

書いていなくても、お分かりのとおり、動体を撮るのでSS優先の方が使いやすい。飛翔シーンの撮影に慣れていないなら、できるだけ高速のSSで撮るほうが安全である。当初は、1/2000以上で撮ってみよう。慣れてくると、羽などに自然なブレを入れたくなる。その場合は、1/1000以下で自分の好みのSS値を見つけて欲しい。

◆連写撮影速度

連写には、低速、中速、高速がある。ファインダー撮りでは、中速(M)を使おう。かつて、EVFで連写すると、ファインダー内はブラックアウトして被写体を見ることができなかった。EVFの最大の弱点だと言われたものだが、LUMIX機では今や中速(M)ならブラックアウトしない。GX8で6枚/秒、GH4で7枚/秒もの速度で、被写体を見ながら連写できるのである。しかもAFCで可能なのだ。

◆オートフォーカスの種類

GX8の動体を撮るAFには、AFFとAFCがある。飛翔シーンは、AFCで撮っているが、AFFでも試したところ、大きな違いは見られなかった。AFCを使っている理由は、一般的に動体を撮るAFだからという程度なので、個々人が試して使いやすい方を選択して欲しい。

なお、AFFとAFCは弱点もあるので、理解しておく必要がある。たとえば、背景がキラキラ光る場面や滝のような水の流れがあると、AFがいつまでも状況判断に戸惑い、合焦しないのである。こういう場面では、AFSしか合焦しないので知っておきたい。何度かこうした場面に遭遇し、カメラが壊れたのではないかと思うことがあった。この現象は、一眼レフの位相差AFでも起こるので、ミラーレス機の弱点ではない事も知っておこう。

◆オートフォーカスモード

オートフォーカスモードは、GX8には5種類ある。私の場合は、1点AFがメインである。被写体によってAF枠の大きさを調整しながら使っている。AF枠が大きいと、撮影は楽だが、AFが背後に抜ける確率が高くなるので要注意だ。AF枠は、小さいほどよいのだが、撮影が難しくなるので、練習しながら、上達度に合わせて、AF枠を調整して欲しい。

ただし、コントラストAFは、コントラストの低い青空や曇り空には、AFが反応しないので、空を背景に飛ぶ野鳥なら、AF枠を大きくしても上手く撮れる。この辺の見極めは、自分自身でやるしかない。

◆シャッターのレリーズ

シャッターのタイムラグを防ぐには、シャッター半押しレリーズをONにする方がよい。しかし、ファインダー内で野鳥を見失った場合、戻しが効かなくなる。親指AFを使う方法もあるが、GX8の親指AFを設定できるボタンの位置がよくないので、使いずらい。ファインダーを覗かず、照準器で撮影するなら、ONにすべきだと思う。

ファインダーを覗いて撮るなら、通常どおりシャッター半押しAFをON、シャッター半押しレリーズをOFFで使うことを勧めたい。この方が、ファインダー内で野鳥を見失った場合、何度も半押しを繰り返せるので、野鳥を捉え易いのだ。

タイムラグはどうするかというと、半押しAFで野鳥を捉えたら、連写しながら野鳥の動きに合わせて、そのまま追い続けることである。半押しで撮る場合、出会い頭的に点で捉えると、タイムラグが発生する。半押しAFを維持したまま、野鳥を追い続けて連写することで、捉え方が点から線になり、タイムラグを減らすことができると思うのである。

この際、前回書いた正しいカメラの構え方、振り方が必要になってくる。もう一度前回のレビューを読んで確認して欲しい。

◆フォーカス/レリーズ優先

カメラの取扱説明書を見ると、動体予測AFで撮るには、フォーカス/レリーズ優先は、レリーズ優先に設定するよう記載がある。ところが、その設定で何度か試したところ、ピントが甘くなる傾向があった。鉄道撮影などで、等速で近づいて来るものに適しているように思うので、野鳥撮りでは、フォーカス優先の方がよいと思う。

◆他のAF設定は、すべてOFF

GX8には、クイックAFやアイセンサーAFの設定項目がある。じっくり撮る撮影ならONでよいが、野鳥撮りには、役立たないのでOFFにしておこう。

◆両眼視について

ファインダー撮りでは、よく両眼視することが言われる。私も前回取り上げてはいるが、実はかなり右目だけで見ている事が多い。両眼は開ける方が感覚が掴みやすいので、開けるべきだが、私は左右の目を使い分けていない。不器用なこともあり、左目で全体を見て、右目で捉えるような器用なことは、やっていない。

このことは、個人差があるので一概には言えない。それぞれが自分に合った方法をマスターして欲しい。私の場合、目標を見失なった場合は、ファインダーを覗くのを止め、肉眼でレンズの延長戦に目標を探し、再度ファオンダーを覗くようにしている。また、何度もシャッターの半押しをやってファインダー内で目標を捉えることも多い。

◆その他

撮影した飛翔シーンは、ピクセル等倍にして、ピントを確認してほしい。飛翔シーンなので、きっちりピントを合わせることは難しい面あるのだが、あまり安易な妥協はせず、自分で納得できるまで追求して欲しい。

なお、このレンズにはフォーカススイッチがある。「FULL/LIMIT」を状況に合わせて使い分けたい。野鳥撮りなら5m以上離れているだろうから「LIMIT」に設定しよう。AFの速度が間違いなくアップする。昆虫などをマクロ的に撮影するなら「FULL」にしよう。近づいて撮影ができるようになる。状況に応じて、切り替えることを忘れないようにしたい。

以上、現段階で私が野鳥の飛翔シーンを、手持ちでファインダーを覗きながら撮るときのポイントのようなことを書いてみた。間違いなくこのレンズは、一級品だと思う。能力を引き出せるかどうかは、撮影者の腕次第である。

私は、撮影に出掛けるとき、このレンズを常時バックに入れて持ち出している。それでも大きさ、重さ共に全く苦にならない。800mmの超望遠レンズを常時持ち出せるとは、夢のようである。最後に、撮影した飛翔シーンをまとめて掲載しておこう。

(画像は、クリックすると横幅800ピクセルで表示されます。)

『アオサギの着地体勢』


『アオサギの着地体勢(拡大)』


『シラサギの飛翔 1』


『シラサギの飛翔 1 (拡大)』


『シラサギの飛翔 2 』


『シラサギの飛翔 2 (拡大)』


『シラサギの飛翔 3 』
『シラサギの飛翔 3 (拡大)



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2016年7月31日日曜日

LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 レビュー Ⅲ


LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3について、一部にテレ端の描写が甘いと言う話が出ていた。使っていて、甘さなど全く感じないし、大きな誤解だろう。

マイクロ4/3で400mmは、35mm換算で800mmもある。手ブレ補正があるとはいえ、しっかり構えて撮らないと失敗する。撮影能力のなさを棚に上げて、レンズに原因を押しつけているのではないかと思う。

(掲載画像は、クリックすると横幅800ピクセルで表示されます。)

『シラサギの飛翔』


『シラサギの飛翔(拡大)』




たとえば、海外サイトでレンズのテストをしている「Lens Tip.com」と言うサイトあるが、試写した400mmでの野鳥サンプルは酷い。LUMIXだけでなく、キヤノン、ニコン、FUJIのレンズでも、400mmで撮った野鳥は、ほとんどピントが外れている。そんなサンプルを堂々と挙げているので笑ってしまうが、それだけ、400mmで撮ることは難しいのだとも言える。

では、三回目のレビューを書こう。実は、ここ一月ほど、LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3が手持ちで扱える重さであることから、野鳥の飛翔シーンを手持ちで、かつファインダーを覗きながら撮る練習をしてきた。当初は、ファインダーではなく照準器を使っていたのだが、よりハードルの高いファンダー撮りに挑戦している。

とは言え、照準器を使うことを否定しない。私もファインダーメインとはいえ、撮影の難しいものは、照準器を使うかもしれない。ファインダーは、視野が狭いが、照準器はそのままの視野なので、扱いやすい。始めに照準器を使う方法を簡単に紹介しよう。

『照準器装着例』

『照準器装着例(背面)』




照準器を使う方法には、二つある。一つは、照準器を積極的に使い、照準器を見ながらシャッターを切る方法である。二つ目は、照準器を補助的に使い、最後はファインダーを覗いてシャッターを切る方法だ。どの方法でも、AFポイントと照準器のターゲットマークを合わせておく必要がある。特に、照準器を積極的に使う場合は、AFポイントとズレがないよう、可能な限り正確に合わせておく必要がある。

照準器の使用について、詳しく説明するのも手間なので、参考になるサイトを紹介したい。興味のある方は、よく読んで欲しい。初めのサイトは、私がかつてFZ30や50を使うために、お世話になったサイトであり、割り箸を照準器として使う方法や、原理が書かれている。ズバリ、照準器を見ながらシャッターを切る方法である。

下の伊藤プロのページは、オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」のレビューだが、中程に照準器の使い方について書いてある。左目で照準器を見て、右目でファインダーを覗きシャッターを切る方法である。

FZ10・FZ20情報集積所 簡易スコープ(照準器)

伊達淳一のレンズが欲しいッ!


手持ちでファインダーを覗きながら、野鳥などの飛びモノを撮るのは、スポーツに通じるところがある。軽量なLEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3であれば、練習を積むことで多くの人が撮ることができるようになると思う。ただし、非力な女性には厳しいかもしれない。

35mm換算で800mmの焦点距離で、飛ぶ野鳥をファインダーで捉える。当初は、全く不可能だと思っていた。そのため、練習もしなかった。ところが、遊び半分で試しているうちに、かなり速く捉えられる様になってきた。

飛翔シーンを上手く撮るには、ファインダーで捉えるだけでなく、ある程度は捉えたまま追い続けて、シャッターを切る必要がある。そのためには、正しいカメラの構え方、振り方が必要になってくる。下記に、私流の構え方、振り方を箇条書きにまとめてみた。

〇重心を下に落とし、お臍を意識する。
〇左手でレンズを支え、脇を締める。軽く体側へ引きつける。
〇カメラの接眼部を右目の上に軽くあてる。
〇右手は軽くグリップを握る。
〇カメラを左右に振る時は、小手先で動かさない。臍を回転させてカメラを振る。
〇カメラを急速に振ると、AFが追いつかないので、ゆっくり動かす。
〇左右の目を使った両眼視を心がける。

飛翔シーンを撮るときは、心も体も興奮しやすい。呼吸が乱れたり、小手先でカメラを振りやすくなる。この結果、ピンぼけ写真を量産することになる。一つ一つ点検して、慎重に撮る習慣を身につけたい。

(掲載画像は、クリックすると横幅800ピクセルで表示されます。)

『鴨の飛翔』


『鴨の飛翔(拡大)』


『シラサギの飛翔』


『アオサギの飛翔(拡大)』




動体を撮るには、AFの設定を含めたカメラの設定も重要な要素だ。LUMIX機では、様々な撮影が出来るように、設定メニューが豊富である。この点もいろいろテストをしている段階だが、現在のところ、野鳥の飛翔シーンは、下記のような設定で撮っている。

〇AFは、AFC
〇シャッター半押しAFとしシャッター半押しレリーズはOFF
〇クイックAF、アイセンサーAFは共にOFF
〇フォーカス/レリーズ優先は、フォーカス

これは、手持ちでファインダーで捉え撮るときの設定である。当初、照準器を使って撮っていたときは、2番目のシャッター半押しレリーズをONにして、すぐにシャッターが切れるようにしていた。その方が、タイムラグが少ないので、確率が高かったと思う。

現在は、撮り方を変えたので、上記箇条書きのとおりだが、詳しくは次回に詳しく書きたい。


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2016年6月25日土曜日

LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 レビュー Ⅱ


一回目のレビューを書いてから、ちょと時間が空いてしまった。では、2回目を書こう!

LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3を手に入れて、ほぼ一ヶ月。カメラバックの中に、いつも入れ持ち出すレンズになった。それだけコンパクトなのである。G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6と大きさを比較できる写真をアップしたので見て欲しい。

『上が100-400(広角端)』

『上が100-400(望遠端)』



ご覧のとおり、広角端では、100-400mmの方が数センチ長い程度。望遠点でも5センチ程度長いないだろうか。径も見た目は、あまり変わらないが、直径は100-400mmの方が1センチ大きい。フィルターは、100-400mmが72mm、100-300mmが67mmである。

ただし、重量はかなり違う。100-300mmが520gなのに対し、100-400mmは、倍近い985gある。手に持つと、ずっしりとした重さを感じる。日常的にフルサイズのレンズに触っている人にとっては、なんてことのない重さであるが、マイクロ4/3中心の人はビックリするだろうが、それだけ、中身が濃いレンズなんだと理解してほしい。

現在、撮影のメインは、野鳥撮りである。カメラは、GX8または、GH4に装着して使っている。三脚に載せた写真だが、下記を見て欲しい。どちらのカメラに装着しても、よく似合う。

『GX8に装着(側面)』

『GX8に装着(斜め後方)』


『GH4に装着(側面)』


『GH4に装着(斜め後方)』




GX8に付けた方が、デュアル補正が効くので、ファインダー画像の安定力が高い。初めてファインダーを覗いた時には、補正力の高さにビックリしたものである。

よく、GX8は、レンジファインダー風デザインなので、レンズの光軸上にファインダーがなく、望遠レンズは、使い辛いと言う声がある。これは、GX8を使い込んでみると、ほとんど気分の問題、慣れの問題そして、好き嫌いの問題であることが解る。人間の感覚は、そんなにおバカには出来ていないのである。少し慣れれば、レンズとファインダーの軸が違っていても、それを修正して、被写体を捉えることが出来るのだ。

LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3を使うには、デュアル補正が効くので、GX8かGX7MK2がおすすめだが、望遠レンズに慣れていれば、GH4でも十分に撮影可能である。レンズ内補正が効くので、しっかり構えれば、800mmを手持ちでも十分に撮影できる。

最後に、作例を下記に上げておこう。カワセミは、GH4で撮影したもの。ガビチョウは、GX8で撮影したものである。どちらも手持ち撮影である。

『カワセミ 1(GH4)』


『カワセミ 1拡大(GH4)』


『カワセミ 2(GH4)』


『カワセミ 2拡大(GH4)』


『ガビチョウ(GX8)』


『ガビチョウ拡大(GX8)』



拡大画像は、ピクセル等倍でアップ予定であったが、システムの都合で、少しだけ小さいものになっている。解像力は確認できると思う。なお、画像は、クリックすると横幅800ピクセルまで拡大される。

次回は、野鳥の飛翔シーンの撮影についてレビューしたいと思っている。上手く撮影できなかった場合は変更あり ^^;



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