2014年6月5日木曜日

LUMIX DMC GH4 レビュー(4K動画から静止画の切り出し 2 )


前回、静止画の切り出しで、チョウの飛翔シーンを上げた。このことで、GH4ならチョウの
飛翔を自在に追う事ができるのだと、誤解されるかもしれないので、始めに断っておきた
い。それは、不可能である。

チョウの飛翔を撮ったレンズは、望遠ズームレンズの「G X VARIO 35-100mm/F2.8」であ
り、ファインダーでピントを合わせながら、チョウの飛翔を追うことは不可能である。静止画
で一瞬の撮影なら可能かもしれないが、どんな達人でも飛翔シーンを望遠動画で撮るこ
とはできないなだろう。

『4K動画からの切り出し』
 

ではどうやって撮っているのか、カラクリを紹介しよう。チョウの動きをよく観察すると花か
ら花へ飛び回りながら、吸蜜していることがわかる。一つの花に滞在する時間は、かなり
短い。時に長いことはあるが、1~10秒程度だろう。

この生態に着目して、4K動画(MP4(LPCM)100M/30P)は、花に止まっているところで眼に
AFを合わせ撮影スタート⇒飛び去って撮影終了である。従って、1回の録画時間は、1~10
秒程度になる。

たとえば、5秒録画すると、1秒約30枚で記録しているので、5×30=150枚もの静止画が取
り出せるのだ。いわば、静止画の連写(30枚/秒)である。ただし、MP4(LPCM)100M/30P
で記録されており、JPEGで静止画化すると、3,840×2,160=8,294,400ピクセル(画素)とな
り、サイズは1~2MB程度になっている。

撮影は、チョウが花から飛び去れば終了なので、ファインダーからは一瞬で消え去る。
このため、撮影に失敗したと勘違いをしてしまう。実は、消え去る時こそ、飛翔している
わけなので、眼には捉えられなくても、カメラはしっかり記録しているのだ。

この記録を動画で再生しても、一瞬で消え去っているので、ほとんど見えない。ところが、
コマ送りで見ると、チョウの動きを一つ一つ、確認できるのである。この中から、ピントが
合っていて、形のいいものを選び、静止画にしているのである。

録画のAFは、追随しているわけではない。チョウは飛び去る時に、真横に飛ぶより、上
方向に飛ぶ事が多いので、チョウとカメラの距離があまり変わらなければ、ピントはそれ
なりに合っていることになる。

なお、チョウが止まっている時、追尾AFを眼にロックONさせて撮影すれば、もっとピント
確率はよくなるかもしれない。追尾AFは止まっているものならロックONさせやすいので、
ゆっくり飛び去るチョウならいい成果が得られるかもしれない。

前回アップしたチョウの飛翔シーン画像は、カメラ内で切り出したものである。その方法
は、GH4を買った箱の中に入っていた小さな紙片に書かれたものである。その紙片を
画像でアップしたの参考にどうぞ。この方法は、取扱説明書より解りやすいと思う。

 

PCでの静止画の切り出しは、付属CDで提供されている「PHOTOfunSTUDIO」を使って
も可能である。所有するボロPCでは、4K動画を綺麗に再生できないが、静止画の切り
出しは、コマ送り機能を使ってすることができた。やってみるとカメラ内でやるより簡単だ
った。たぶん、私のボロPCでできたので、多くのパソコンでできると思う。


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