2013年1月26日土曜日

マイクロ4/3への新たな賛同表明


2008年にオリンパスとパナソニックが、ミラーのないレンズ交換可能な
一眼カメラのシステムを発表した。それが、マイクロ4/3である。

この発表以降、オリンパスとパナソニックはいわゆるミラーレス一眼を
次々に発表し、その市場を形成してきた。ミラーレス一眼のなかでマイ
クロ4/3が最も市場占有率が高い。

ソニーはAPS-Cで、ニコンは一インチでこのミラーレス市場に参入し、
続いてフジフイルムとキヤノンがAPS-Cで参入したものの、先行した
マイクロ4/3陣営の方に勢いがある。

なにしろオリンパスとパナソニックは次々に専用レンズを開発し、シス
テムとして大きな基盤を作っているからである。他社は、専用レンズの
開発が追いついていない現状にあり、システムとして弱い。

こうした現状の中、マイクロ4/3システムにこれまで、アストロデザイン、
カールツァイス、ケンコー・トキナー、コシナ、駒村商会、シグマ、シュナ
イダークロイツナッハ、タムロンが賛同していた。

これに加え、1月21日に新たに世界から5社が賛同を表明した。
それは、Blackmagic Design、JK Imaging、フォトロン、SVS-VISTEK、
ビュープラスである。それぞれ、動画やカメラに関係している企業だ。

こうした動きは、マイクロ4/3システムが商売になるシステムであり、将
来性があるからにほかならない。

今回のマイクロ4/3への新規賛同によって、マイクロ4/3は、更に発展し
て行くだろう。マイクロ4/3ユーザーの一人として心強い限りである。


「デジカメ生活を見る」

「吉祥寺スナップ 1」
「吉祥寺スナップ 2」
















「吉祥寺スナップ 3」
















「吉祥寺スナップ 4」

















 
 

2013年1月25日金曜日

サイバーショット DSC-RX1


ソニーのサイバーショット DSC-RX1が人気を獲得しつつある。DSC-RX1は、
35mmフルサイズセンサーを積んだコンデジである。昨年11月中旬に発売さ
れた。

始めにDSC-RX1のニュースを知った時には驚いた。35mmフルサイズセンサー
を積みながら、一眼レフではなく、レンズ固定式のコンデジだったからである。
ソニーは、何を血迷ったのだ!売れる筈がない!誰が買うものか!と思ってし
まった。

ところがどうだろう発売後、価格COMの掲示板を見ると、こうした製品を待って
いた人が大勢いたのだ。確かに、レンズ固定式なのでセンサーとレンズは最適
化され、良い絵を叩きだす。

しかし、価格が20万を超えれば、そんなに売れない、売れる筈がない思ったの
だが、それは間違いだった。根っからのカメラ好きは、借金をしてでも欲しいカメ
ラを買ってしまう人種なのだ^^;

かつてフイルム時代には、35mmフイルムを使うレンズ固定式のカメラは最も
一般的だった。各家庭で一台くらいは、所有していた気がする。ところが、デジ
タル化されてから、フイルムに変わるセンサーは、当初、小型のものしか製造で
きなかった。そのデジタル化の歴史を考えると、35mmフルサイズセンサーでコン
デジを作ることは、超の付く贅沢とも言えよう。

やっと昨年、35mmフルサイズセンサーを比較的安く製造できるようになってき
たので、普及型の一眼レフが発売されたばかりだ。それなのに一気にこれでコ
ンデジまで作ってしまうソニーの発想力には驚くばかりだ。

DSC-RX1に触りたければ、家電量販店のカメラ売り場に行けば可能である。触る
と、きっとそのボディの小ささに驚くに違いない。特に、フルサイズ一眼レフの巨大
さを知っている者は、その小ささに驚くだろう。これで、フルサイズなのか?と。

ソニーといえば、伝統的に小型化する技術に長けている。小型化はいわばお家芸
だ。DSC-RX1に触ると、ソニーファンでなくても、そのお家芸に拍手し脱帽するに違
いない。


「デジカメ生活を見る」


「DSC-RX1」

 
 
「葉ボタン:クリエイティブコントロール(ポップ)」by:GX1

「葉ボタン:クリエイティブコントロール(トイフォト)」by:GX1
 


2013年1月20日日曜日

5D Mark ⅢとGH3の比較 2


マイクロ4/3のGH3は、風景写真が撮りやすい。被写界深度が深いので、ほとん
どピントの甘さを気にする必要がないからである。精細さも1600万画素あれば十
分であり、不満点はない。

掲載した風景写真から、5D Mark ⅢとGH3の差を指摘できる人はいないだろう。
発色の方向に違いはあっても映りに違いは見られない。

5D Mark ⅢとGH3の差は、風景写真よりマクロ撮りで表れそうだ。マクロは、背景
のボケを大事にする撮り方なので、圧倒的にフルサイズの5D Mark Ⅲが有利にな
ると思う。


※5D Mark Ⅲは3:2。GH3は4:3のアスペクト比。


「デジカメ生活を見る」


「5D Mark Ⅲ」

「GH3」


「5D Mark Ⅲ」

「GH3」


「5D Mark Ⅲ

「GH3」


2013年1月19日土曜日

5D Mark ⅢとGH3の比較


一眼レフのSPS-Cから、一眼レフのフルサイズ5D Mark Ⅲとマイクロ4/3へ
機種を変更した。

さて、以前にも比較したところだが、再度5D Mark ⅢとGH3を比較してみた。
比較するまでもなく、センサーサイズからすれば、センサー面積が1/4しか
ないマイクロ4/3のGH3が勝つはずがないものの、使っている者の感想と
しては、そのサイズの違いほどの差はないと言える。

それだけマイクロ4/3のGH3が、頑張って素晴らしい絵を叩きだすのだ。
これは、予想外であった。

ただ、パソ上で画像を見ると、流石はフルサイズ5D Mark Ⅲだと思わせて
くれることもある。撮影対象によっては、5D Mark Ⅲの画像には、立体感を
感じることがあるのだ。

発色は、5D Mark Ⅲは暖色傾向、GH3は寒色傾向である。RAWを現像する
時、色温度を合わせると似たような発色になるものの、やはり基本の暖色
と寒色の傾向は変わらない。

掲載した画像で、遠くにある樹木の色の違いがよくわかると思う。5D Mark Ⅲ
は、茶色系の色になっているが、GH3はそれより濃い色になっている。

両方ともRAW現像だが、メーカーによる微妙に色の取り扱いが異なる。
5D Mark Ⅲの方が記憶色、GH3の方が若干現実に近い色とも言える。

※5D Mark Ⅲは3:2。GH3は4:3のアスペクト比。5D Mark Ⅲの方が広角
で撮っている。


「デジカメ生活を見る」


5D Mark Ⅲ

「GH3」

5D Mark Ⅲ

「GH3」

5D Mark Ⅲ

「GH3」

2013年1月17日木曜日

GH3で遊ぶ 3


引き続いて、GH3の「クリエイティブコントロール」の「インプレッシブアート」
を紹介しておく。

場所は、見てのとおり東京駅と周辺ビルである。


「デジカメ生活を見る」






2013年1月14日月曜日

GH3で遊ぶ 2


GH3の「クリエイティブコントロール」には、次の14種類がある。

ポップ / レトロ / ハイキー / ローキー / セピア / ハイダイナミック / トイフォト/
ジオラマ /ソフトフォーカス※14 / ダイナミックモノクローム / インプレッシブアート /
ワンポイントカラー /クロスプロセス / クロスフィルター

すべてに、その効果を調整できる調整機能がある。
今回試したのは、「インプレッシブアート」だけなので、そのうち他の効果も試してみ
たいと思う。

写真の本質からすれば、外れているかもしれないが、なかなか面白い。


「デジカメ生活を見る」


「噴水から大温室を望む」

「薔薇園の噴水」

「芝生広場から売店と外周の樹林を望む」

2013年1月13日日曜日

GH3で遊ぶ


カメラ内でJPG画像生成時に、様々な画像効果を付ける機能が、数年前より
流行っている。

先鞭を付けたのはオリンパス。名前をアートフィルターと言う。その機能を
使いたくて、オリンパスのカメラを買う者も出るくらい有名になった。特
に「ドラマチックトーン」と言うフィルターが有名で、Web上に沢山の画像
が出回った。

LUMIX一眼にも「クリエイティブコントロール」と言う名前で、画像効果を
付ける機能が搭載されるようにった。しかし、昨年2月に買ったGX1には8種類
あったが、劇的な効果の出るものがなく不満であった。

その後発売されたGF5からは、効果が14種類に増え、その中にオリンパスの
「ドラマチックトーン」に似た「インプレッシブアート」が搭載された。
もちろん、GH3にも同じく14種類が搭載されており「インプレッシブアート」
もある。

試そうと思いつつ、野鳥撮りや感度テストに時間を取られ、やっと13日に試す
ことができたので画像を貼っておきたい。

「インプレッシブアート」は撮っている時から、これまでの画像と違うことが
モニターでも確認できるので、わくわくしながら撮ることができた。

なお、「クリエイティブコントロール」は、JPG画像に生成される効果なので
必ずJPGで撮る必要がある。RAW+JPGでも、JPG側には生成されるが、RAW
には影響しない。

画像の説明はいらないだろう。面白さは見ればわかる。雲があるとより劇的に
なるようだ。


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「神代植物公園大温室」

「大温室前」

「温室内」

2013年1月12日土曜日

GH3 高感度テスト


デジカメ関係のサイトでようやくGH3のレビューが出てくるように
なってきた。高感度の画像なども出ている。

それを見ると、中には私が感じているものと少し違って、ISO1600
を日常使用の感度限界としているものもある。個人的には3200は
十分日常使用感度、ISO6400も場合によってはいけると思っている
のだが果たしてどうだろうか?

今回は、フル画像でも見えるようにしたので、関心のある方はどう
ぞ限界感度を見極めて欲しい。

撮影は、A(露出優先)で撮るつもりが、なぜかP(プログラムモード)
で撮ってしまっていたので、ご容赦願いたい。

低感度のもので、人が流れているものもあるが、これはSS不足に
よるものである。ノイズによるものではないので誤解のないように
見て欲しい。

なお、GH3の基礎感度は、200であり、最高感度は、12800。ISO125
とISO25600は、拡張設定によるものである。

あるサイトでは、ISO125は、白飛びが多くあまり使えないようなことが
書いてあったが、実際はややアンダー気味に写るようになっており、
それほど悪くない。SSが1/4000しかないので、開放で撮る際、これを
超える時は、使いたい感度である。

※フル画像を見は、ISO〇〇〇(元画像)をクリックすると、新しいタブ
または新しいウィンドウで開く。

※撮ったビルは、吉祥寺のヨドバシカメラである。無断で撮ってご容赦!
 益々のご発展を祈念しております<m(__)m>


「デジカメ生活を見る」


「ISO125」


「ISO200」

「ISO400」

「ISO800」

「ISO1600」

「ISO3200」

「ISO6400」
                       ISO6400(元画像)
 
「ISO12800」


                    
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
「ISO25600」


                                                                 
                                                                                                  









 


                               

2013年1月8日火曜日

GH3不具合への対応策


価格COMの掲示板では、GH3の不具合について2つの問題が
提起されている。一つは、ファインダーの文字のニジミ、もう一つ
は、SDカード扉が開き易いことである。

これ等の問題は、個体差があるようでもあり、人の感覚もそれぞ
れ異なることから、問題にしない人も多いと思う。

ただ、私の個体は該当する部分もあるので、対応策を施してみた。
すでに、対応策をちょっと、掲示板に書いたが、ほとんど反応がな
いので、ここにまとめておく^^;

これが話題になったのは、ユーザーのGH3に対する期待値が高い
からだろうと思う。どうでもいいカメラなら話題にもならないだろう。

さて、紹介する方法は、根本的なものではないこと、自己責任で
対応するよう願いたい。


「デジカメ生活を見る」


1  メニューの文字のニジミを軽減する?方法
   メニュー画面の背景色は、変更できるようになっている。流石は
パナのフラッグシップと言うべきか^^;これを色の薄いものに変える
とニジミが軽減するようになる。コントラストを低下させるので、減る
様に感じるだけかもしれないが、個人的にはOKだ。


「ディフォルトは紺色」

「グレーに変えてみた」


2 SDカード扉の開きやすさの改善
   下の写真のとおり、カード手前のところに、ビニールテープを貼ってみた。
  この部分に30mm×3mm程、平らな部分があるので、ここにビニールテープ
  をハサミでカット(30mm×2.5mm)して貼った。
   すると、開閉が少しきつくなり、扉のパタパタもなくなった。掲示板では、透
  明セロハンテープで紹介したが、ビニールテープの方が扱い易い。
  剥がす時も剥がしやすい。(あくまで自己責任で!)




以上、どうでもいいような、笑ってしまうような対策ですが、気になる方はお試しあれ!

2013年1月6日日曜日

GH3の試写 3


昨日に続いて、高感度のテストをした。とは言っても、素人が適当に
撮るものなので、参考にする方は自己責任で願いたい。

本格的なテストは、ネット検索すれば出てくる。それを自己確認する
つもりで撮ったものである。なお、GH3には拡張ISO設定ができるので
それでも撮ってみた。

結果としては、マイクロ4/3でもついに高感度領域へ足を入れたと思う。
日常使いでは、必要にして十分なカメラになっていることを実感した。

画像は、1024×768で掲載している。掲載サイズで見るには、右クリック
で、新しいウィンドウかタブで開き、画面サイズが小さい場合は、更に
左クリックすれば、1024×768の大きさになる。


「デジカメ生活を見る」



「拡張ISO125」

「ISO200」

「ISO800」

「ISO1600」





















「ISO3200」

「ISO6400」

「ISO12800」

「拡張ISO25600」

2013年1月5日土曜日

GH3の試写 2


GH3の高感度は、予想以上に良くなっていた。GX1でも、GF1と比べると随分良
いと思っていたが、更に良くなっていた。もう、一般利用で高感度に困ることはな
いと思う。

本来ならピクセル等倍で載せたいところだが、被写体が高感度比較するには良
い対象ではないので、今日のところは800×600で載せておく。パッと見ても高感
度での色の破たんが感じられないので、それだけでも素晴らしい。

実用では、ISO3200は十分使える。あるいは6400でもいけると思う。2L印刷なら
12800も使えると思う。

※ISO400と800は、ISO200とほぼ変わらないため、掲載省略。


「デジカメ生活を見る」


「ISO200」

「ISO1600」
「ISO3200」

「ISO6400」
「ISO12800」