2013年7月26日金曜日

パナソニック LUMIX DMC LF1 ファーストインプレッション その3


LF1を手にして一週間ちょっと。ほぼ毎日、枚数の多少はあってもシャッターを切っている。
やっと操作に慣れてきたところである。

LF1は、使う側が少しカスタマイズして使った方が便利だ。カスタマイズできるのは、レンズ回
りのコントロールリングと背面のFnボタンである。


「LF1背面」











コントロールリングは、使うモードによって、基本の割り当てがあるので、カスタマイズはそれ
を変更することになる。Fnボタンには、8項目の撮影メニューやセットアップメニューから一つ登
録できるようになっている。

私の場合、設定モードは一眼を使う場合と同じく、絞り優先がメイン。その際、コントロールリ
ングのデフォルトは、絞り調整になっている。これは背面のコントロールダイヤルでもできるの
ため、私はステップズームを割り当てている。

ステップズームは、なかなか快適な機能である。回すことで28、35、50、70、90、135、160、200
と段階的に焦点距離を変えられる。もちろん、シャッターボタンの外側には、ズームレバーが
あるので、無段階で28~200mmまでズーム可能だ。ステップズームが良いのは、一般的な一
眼の交換レンズの焦点距離と同じ値になっているので、画角感覚が得やすく使いやすいので
ある。

Fnボタンには、私はフォーカスエリアの選択を登録している。これで、AFエリアの移動がカー
ソルで行えるしエリアの大小も変更できる。本当は、一眼のGH3のようにAFエリアを親指で自
在に変更できればいいが、現段階でコンデジにそれを求めるのはちょっと酷だろう。

カスタマイズと言えば、写真のように汎用のグリップを貼りつけてみた。これは、価格COMの
レビューで取り付けた例を紹介していたので、真似てみたものである。


「汎用グリップを装着」















グリップがあると折角のシンプルなデザインをスポイルしてしまう。しかし、これを付けると片手
でも撮れる。本当は、革張りがカッコ良くていいのだが、現時点では専用品が販売されていない。
いずれ汎用品を加工して革張りにするかもしれないが、当分これで使ってみようと思っている。

こうしたカスタマイズをしながらほぼ快適に一週間、LF1を使ってきた。しかし、不満点がない
わけではない。使用期間が短いものの、ここで改善要望を出しておきたい。

〇ファインダーの解像度アップ
 あるカメラ雑誌には、LF1のファインダーは付いているだけで有難いものなので、文句を言う
 のは止めようみたいな事が書いてあった。まさにそのとおりなのだが、ちょっとだけ言ってお
 こう^^;
 それは、解像度だ。やはり解像度が低くて、ボケの確認がしずらい。それと一番確認したい
 シャッタースピードと絞り値の文字が見ずらい。この文字は、フォントの大きさ、色を変えれば
 ある程度見やすくなりそうなので、ウォームアップで何とかならないかと思う。
 ファインダーを大きくしろとは、要望しない。カメラのバランスが崩れるからだ。大きくするより、
 解像度を上げることで良いファインダーになると思う。

〇視度調整ダイヤルの位置変更
 これは、6月23日付のブログにも書いたとおり、今の位置では覗きながらの調整が不可能だ。
 構造的な問題を解決して、側面、前面、上面の何処かに移すべきだと思う。

〇電源ボタンの位置変更
 LUMIXのコンデジは、伝統的に電源ボタンはスライドスイッチを採用してきた。ところがここの
 ところの新製品は、押しこみ型に変更している。LF1も上面の右隅に押しこみ型の電源ボタン
 が付いているものの、位置が悪いと思う。
 私は、シャッターボタンと間違って何度も押している。 また、 ポケットの中で押してしまい、レ
 ンズが飛び出したこともある。押しこみ型は良いのだが、間違い易いので位置を変更して欲
 しい。

〇シャッター音と合唱音の独立設定
 現在の設定は、シャッター音量を小さくしないと合唱音を小さく出来ないようになっている。合
 唱音は無音にして、シャッター音だけONにしたいのだが、独立していないのでこれができない。
 ひょっとして、私の操作が悪いのかもしれないけでども、シャッター音、合唱音とも無音で使っ
 ている。シャッターは機械式なので、100%の無音ではないが、ほとんど聞こえない。
 ぜひ、独立設定に変更して欲しい。

以上である。

購入して間もないので、ここで取り上げていないWi-Fi機能や私の知らない機能が沢山ある。
足りないファーストインプレッションではあるが、購入を検討されている方の一助になればと
思う。

ファインダーに魅かれて買う方は、付いているだけで有難いのだということを忘れないで買
って欲しい。自分の目で確かめて、確認し、納得の上で買って欲しいと思う次第である。


「デジカメ生活を見る」


「LF1試写 (ジオラマ)」



















「LF1試写」

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