2013年5月11日土曜日

LUMIX DMC-GF6に触った


4月24日に発売されたLUMIX DMC-GF6にカメラ量販店で触ってみた。

GF6は、これまでのデザインの流れから少し先祖帰りした形になっている。GFシリーズは
GF3からボディ中心上部が丸く盛り上がったデザインを採用してきたが、今回のGF6でこ
の丸見がかなり緩くなった。また、初代GF1だけにあったモードダイアルが復活した。この
ため、見た目の高級感が増した。




「LUMIX DMC-GF6」
 触った第一印象は大きい、であった。特にこれまでより厚みがあるので、大きく感じる。この厚みは、GFシリーズで初めて採用されたチルト式タッチパネル液晶のためである。

チルト式タッチパネル液晶を動かしてみたが、なかなか使えそうだ。これなら自分撮りにも充分対応できると思う。自分撮りが流行っている中国を中心としたマーケットでも通用するだろうと思う。もちろんローアングルからの撮影も十分できる。大きさと引き換えに便利になっていることが実感できる。




一部にGF6は大きく重くなったと批判する声があるが、聞くところでは、小さいものに価値
を感じるのは日本人だけらしい。欧米では、しっかりしたボディや操作性が求められると言
う。中国人も小さいものより、大きい方が好きらしいのだ。

その意味では、あまり「大きくなった」と批判しない方がいい。利便性の追求によって大き
くなったので、ちょっと我慢すべきだろう。

センサーは、GH3のように他社から調達ではなく、GX1に使っているものらしい。画像エン
ジンを新しくしすることで高感度対応をしたという。これによって拡張ISO 25600を実現して
いる。個人的には、安易に他社センサーを使わなかったことを評価したい。

AFの速度は、確かめる必要もない程、一級品だ。パナソニックのコントラストAFは早い。と
にかく早いのだ。ほぼ瞬時にシャッターが切れるのでポイントは高い。

GFシリーズは、コンデジからのステップアップ、女性ユーザーを主なターゲットとしてきた。
今回のGF6は、高級感もあるのでもっと対象範囲が広がるだろうと思う。

GF6は、少し先祖帰りしたスタイルになった。こうなると、もう完全に先祖帰りしてはどうか
と思ってしまう。すなはち、次の後継機では、外付けのファインダーを装着できるようにす
るのだ。そうすれば初代GF1と同じようになる。

するとGX1と同じになると言うかもしれないが、GXシリーズはファインダー内蔵型(同じ
ファインダー内蔵のGとはデザインを変える)にすればいいと思う。

世の中は、高齢化社会。ファインダーなら視度調整ができるので、高齢者に優しい。GF6
の後継機は、ぜひファインダーを装着できるようにと要望したい。


「デジカメ生活を見る」


「ギンラン:都立 浅間山公園にて」


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