2013年5月3日金曜日

パナソニック「LUMIX DMC-G6」を海外発表


ウワサどおり、4月24日にパナソニックは、「LUMIX DMC-G6」を海外で発表した。これに
先立って4月6日には、「LUMIX DMC-GF6」を国内で発表し、すでに24日から発売してい
る。

気になるG6の国内発表は、現段階では未定となっているものの、いずれ国内でも発表さ
れるだろう。これまでもGやGHシリーズは、欧米を中心に海外で売れていて、GFやGXシ
リーズは、アジアを含む国内で売れて来たという。このことから、毎度のこととはいえ、Gや
GHシリーズの国内発表が後回しにされるのは、止むを得ない。









発表されたG6のデザインを見ると、これまでのGやGHの流れと異なる新しいデザインに
なった。昨年末に発売されたGH3に似たものになると思っていたので、ちょっと驚きだ。

そのデザインは、どちらかと言えば、ソニーα99やライカSなどに似ている。肩のラインが斜めになっていて、首が無い形だ。これまでより男っぽい硬派なイメージになったものの、質感は確実に上がっているようだ。

大きさは、G6の方がG5に比べ数ミリ大きい。それでも本体重量は、G6の方が6g軽い。全体としては、ほとんど同じと言える。

機能としては、LVFに144万ドットの有機ELを採用。背面モニターには約103万ドットの3型液晶を使っている。有機ELのLVFは、応答性を重視したためだろうと思うが、GH3の有機ELのLVFの出来栄えを見ると、ちょっと気になる。諸課題が改善されていることを期待したい。


センサーはG5と同じ。ただ、フィルタープロセスを改善したと言う。また、画像エンジンを新
しくして、ノイズをより抑え、拡張時の最高感度がDMC-G5のISO12800からISO25600に向
上させている。連写速度も、G5の約6コマ/秒から約7コマ/秒に向上させている。機械式シャ
ッターで秒7枚は、LUMIXの中で一番早い。

ここのところの新製品には、Wi-Fi機能が搭載されているが、当然G6にもWi-Fiが搭載され
ており、トレンドをしっかり取り入れている感じだ。

新機能として注目したいものに、低照度でのAF機能の向上がある。月明かりの下のような
場面でも確実にAFできるという。元々LUMIXのコントラストAFは定評があるが、これで今
後の機種にも搭載されるだろうから楽しみである。

たぶん、今月中には国内発表されるだろうから、詳細を見てみたい。店頭に展示されれば
もちろん触って感触を確かめたい。

当初、デザインについて若干違和感があったが、見慣れるとよく見えてくる。ひょっとすると、
G6は久々に国内でもヒットするかもしれない。楽しみな一台である。

※海外からの情報では、ピントが合っている箇所を示すフォーカスピーキング機能も付くよう
です。(5/4追記)


「デジカメ生活を見る」


「ドイツスズラン」

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