2012年12月30日日曜日

やっとGH3が来た


29日発売のGH3ボディがやっと手に入った。縦位置グリップも同時に
買った。

しかし、2年間使い手に馴染んでいたEOS7Dを手放した。ちょっと寂し
い。そう言えばカメラ屋の店員さんが、7Dを下取りに出して、なぜGH3
を買うの?7Dの方が格が上だろうと言う顔をしていた。

いや、フルサイズもあるので、要らなくなったんですよ。と言い訳をし
てみた。寂しさもあるが、ここは割り切るしかない。

さて、GH3にはデビューイベントや量販店で何度も触っていたが、やは
りいい。やっとパナソニックがAPS-Cに張り合えるカメラを作ったとい
う気がする。

過去、カメラを発売と同時に買った事はなかったが、今回のGH3は何だ
か知らないうちに、買う気になっていた。

過去パナソニックは、一眼レフのL1を作ってからL10を、マイクロでは
Gシリーズを次々に作って来たが、GF1とGX1以外は、私の嗜好から外れて
いた。

それがGH3は、ほぼど真ん中に来たのだ。これは買わずにいられなかった。
縦位置グリップを付けると、小型ながら堂々としたカメラに変身する。
これも私が望んでいた方向である。

マイクロのユーザーの中には、小型化の路線から外れたと批判する向きも
ある。マイクロの意味がないと言う人もいる。

私はそれは違うと思っている。モノには適正な大きさがあると思うのであ
る。ただ小さければ良いと言うのは気に入らない。マイクロであっても大
きなレンズを付けて、バランスよくグリップできることが大事だと思うのだ。

その意味でGH3は適正な大きさになったと言える。キヤノンのKISSに近い
大きさだが、GH3のグリップの方が断然優れている。握り易いのだ。

まだ、GH3の操作もよくわかっていないが、これから使い込みながレポート
をここへ気ままに書いてみたい。


「デジカメ生活を見る」


「左からGX1、GH3、5Dm3」

「左からGX1、GH3、5Dm3」

「左からGX1、GH3(縦位置グリップ付き)、5Dm3」

「縦位置グリップを付けたGH3 レンズ:LEICA SUMMILUX 25mm F1.4」

「GH3+LEICA SUMMILUX 25mm F1.4で試写」

2012年12月23日日曜日

キヤノン EOS 6D


11月30日にキヤノンEOS 6Dが発売された。フルサイズでありながら
小型軽量化を追求したモデルである。

5D Mark Ⅲのボディ重量が860gあるのに対し、6Dは680gしかない。
APS-Cの60Daが675gなので、ほぼ同等であり、フルサイズとしては
かなり軽い。

今月、5D Mark Ⅲを買ったが、実は6Dにすべきかちょっと迷った。
カメラ雑誌やその他の比較でも6Dは、5D Mark Ⅲと高感度耐性やダ
イナミックレンジなど、同等の実力を持っている。一時は、6Dに心が
傾いたものの、結局、5D Mark Ⅲにした。

理由は、シャッタースピードが最速1/4,000なこと、ファインダー視野率
が100%ではないことなどである。
実用上は、慣れと工夫で対応可能な部分なのに、ちょっと拘ってしま
った。

価格COMを見ると、6Dは発売と同時に、注目度や売れ行きがかなり
高い。多くの支持が得られている。少しでも小型軽量が必要な方には
非常に良い選択肢だと思う。

日本のカメラ産業は、日本産業の中で、世界シェアーを持つ数少な
い産業である。6Dが、何時かはフルサイズの夢を叶える機種として、
世界で売れれば、カメラ業界を牽引する機種になる。6Dの売れ行き
に注目したい。


「デジカメ浪漫を見る」


「木 道」

2012年12月17日月曜日

EOS 5D Mark Ⅲの使用感


5D Mark Ⅲを使って最初に気付くのは、AFポイントの多さである。ファインダーを
覗き、ポイントを表示させると、61点ものAFポイントが表示される。7Dとの圧倒的
な差に驚く。ただ、中央部分に集まっているのでちょっと使いずらい面もある。

次に7Dとの違いは、シャッター音である。7Dの高音の軽快な音に比べ、「ドシャ、
ドシャ、ドシャ」と低く鈍い音がする。初めは、この音に戸惑ったものの、フルサイズ
センサーの前を動くシャッター幕を想像することで、良いイメージに変わった。

写真の質はどうか?
かつて、FZ30を使っているころ、5Dで撮った写真に驚いたことがある。立体感があ
ったのだ。今はそれ程の感動はない。APS‐Cやマイクロ4/3を使い、一眼の画質に
慣れているので、大きな違いを感じなくなっているのだと思う。

ただ、色味の濃厚さを感じる。本当は濃いも薄いもないのだろうが、何度も塗り重ね
た油絵のような重厚さを感じるのである。斜光や逆光で撮った場合、特にそう言う感
じに見える。多分に気分的なものかもしれないが ^^;

悪い点は、ファインダー内水準器。ほぼ7Dと同じで、GX1の水準器に比べると非常
に使いずらい。シャッターボタンを押すと消えてしまう。これでは手持ち撮影で確実な
水平を出すことができない。

まあ、まだ使って3日目。細かい操作、使い方はこれからである。フルサイズの醍醐
味をしっかり味わいたいものだ。


「デジカメ生活を見る」


「多摩川 河川敷 1」

「多摩川 河川敷 2」

2012年12月16日日曜日

EOS 5D Mark Ⅲの試写


今年の春に発売されたEOS 5D Mark Ⅲの試写を載せても、何ら新鮮味も
ないが、やっと買ったフルサイズ機なのでちょっと試してみた。

天気も悪く、適当な場所もなく、結局M公園の芝生広場から見える街を撮っ
てみた。

持っている3機種の比較である。RAW撮りで現像したものだが、それぞれ
露出補正は、結構いい加減に調整してある。

EOS 5D Mark Ⅲ+EF24-105mm F4L IS USM(焦点距離24mm)
EOS 7D+EF24-105mm F4L IS USM(35mm換算焦点距離約38mm)
DMC GX1+G 14-45mm F3.5-5.6(35mm換算焦点距離28mm)

撮影は、三脚に載せ、三脚の水準器でタテ・ヨコとも水平を出して撮影した。
5Dと7Dは、流石は同じメーカーなので色味も同じになっている。GX1は、パナ
ソニックの特徴が良く出た寒色の色味になっている。ただし、若干カメラで
暖色方向に振ってある。

個人的見解としては、3機種で差が出るのは、ダイナミックレンジである。当
然5D、7D、GX1の順になるものの、実用上A3印刷する程度の利用では、
誰も区別できない程の差しかないだろうと思う。
その他では、7DにEF-Sレンズで撮ると、EF24-105mm F4L IS USMの場合
より少し解像力が落ちるので、レンズの重要性を再認識した結果となった。


「デジカメ生活を見る」


「EOS 5D Mark Ⅲ+EF24-105mm F4L IS USM」:焦点距離24mm
「EOS 7D+EF24-105mm F4L IS USM」:焦点距離約38mm

「LUMIX GX1+G 14-45mm F3.5-5.6」:焦点距離28mm

2012年12月15日土曜日

ついにEOS 5D Mark Ⅲ


13日発売予定のLUMIX GH3を予約していたが、急きょ発売延期という憂き目
にあった。発売は、なんと年末も押詰まった29日だという。ボディだけとは言え、
ド年末の土曜日に発売されるとはいったい何なのだ!とちょっと怒りも出てくる。

それでも、手に入れられれば良いが、予約先のカメラ店からは、入荷量がハッキ
リしないので、お約束できませんと言われている。順番待ちなのである。

そこで、急にEOS 5D Mark Ⅲを先に買う気持ちが固まった。元々買う予定だっ
たので各店の価格は下調べをしてあった。

都内の有名カメラ店は、家電量販店の価格からポイントサービス分を差し引い
た価格で提示している。実はこれが曲者で、最近の家電量販店は、自社のネッ
ト販売価格は高く設定してあり、実際のお店の価格はこれより安いのである。

カメラ店は、量販店の各店の価格はそこへ行かないとわからないので、量販店
のネット販売価格を参考にしている。だから高い価格設定になっているのだ。

以前には、量販店の各店の価格は、自社のネット販売価格とほぼ同じであった。
ところが最近は、カメラ店との競争に勝つために、手法を変え、お店価格を安く
しているのである。

そのことに気づいたので、5D Mark Ⅲは量販店で買うことにした。結果は、大正
解。カードのいろいろな制度を勧められるまま使うと、ポイントが14%付くこと
になった。なんとレンズセットを買ったのだが、ポイント計算では、価格COMの
最安値に近い価格になったのだ。カメラ店価格より3~4万円安い。

早速、時間を見つけて試写してみた。やはりフルサイズの感触が伝わって来た。
大きさ重さは、今使っている7Dに近いので全く気にならない。シャッター音の違
いが、一番大きな違いだろう。「ドシャ、ドシャ、ドシャ」鈍い音がする。


「デジカメ生活を見る」


「左、手放す予定の7D、右、5D Mark Ⅲ」


「EOS 5D Mark Ⅲ」

2012年12月10日月曜日

G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6を試す


カメラ店を覗いたら、ユーザー評価の高いG X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6
の中古(Aランク)があった。躊躇せず、LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4に
続いて買ってしまった。

これで、マイクロ4/3で14-300mm(35mm換算28-600mm)の焦点距離がまか
なえることになった。さらに、単焦点14mm、20mm、25mm、45mmの4本がある。

メインのEOSよりレンズの充実度が高くなり、どっちがサブなのかわからなくなっ
た。^^:マイクロ4/3のレンズは、価格が安いのでついつい買ってしまう。
これに、マクロと魚眼があれば、パーフェクトになるが、しばらく我慢しないと本
当にサブで無くなってしまう。^^

さて、G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6は、電動でズームできる画期的な動画
対応レンズである。動画撮影時は、電動でズームする方が映像が滑らかになる
ので採用されている。

そして特筆すべきは、手動でも動かせることだ。静止画を撮るには、圧倒的に手
動の方がやり易い。どちらでもズームできるこの仕様は実に素晴らしい。また、イ
ンナーフォーカスでかつズームしてもレンズが伸びないシステムをを採用している。
この点も高く評価できる。

今後、GH3でこのレンズを使い、動画作品を撮ってみたいと思っている。


「デジカメ生活を見る」




 
「ドウダンツツジ」

「黄葉するモミジ」
 

2012年12月9日日曜日

LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4を試す


発売予定のDMC GH3で使うために、LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4を
買った。と言っても中古品だ。カメラ本体は中古では買わないが、レンズは、
出物があると中古でも買っている。

中古のAランク美品なら、レンズはリスクが少ないと思うからである。過去にも
数本買っているが全く問題はない。

LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4は、M4/3のパナソニックGレンズの中で、
ライカ名の付く二本のレンズうちの一本である。

ライカと言ってもパナソニックのコンデジならすべてライカの名が付いているの
で、それ程有難い訳ではないが、ライカ基準で造られており、信用できるレンズ
であることに間違いない。

と言う訳で、試し撮りをしてみた。
絞り値を変えながら、野外卓の上の枯れ葉を数枚撮ってみた。近撮なので、
予想どおりボケている。

次に、植物や鬼太郎の置物を撮ってみた。全部F1.4である。被写体までちょっと
距離があるとボケない。やはりボケるのは近撮だ。

ボケは素直で質が良い。最短撮影距離が30cmだが、マクロ的な撮影もできる。
同じような画角のG 20mm/F1.7も持っているので、使い分けが難しいものの、
GH3に装着すると似合いそうだ。


「デジカメ生活を見る」


「GX1に付けてもよく似合う」



「LEICAの文字」


「F1.4」
 



「F2.8」
 
「F4.5」


 


















「F1.4」マクロ的に撮ってみた
 


「F1.4」
 

「F1.4」

2012年12月8日土曜日

Amazonベーシック 一眼レフカメラ用スリングバッグを試す


先日行われたLUMIX GH3のデビューイベントで、森脇プロが自慢げに
カメラ用のスリングバックを紹介していた。アマゾンで売っていると言って
いた。

イベントから帰宅後、価格COMの掲示板を見ると、直ぐにイベント会場
からスマホでアマゾンにアクセスし、買った人の書き込みがあった。その
後ネットで検索すると、かなりの人気商品らしく、感想を書いているブログ
が数か所あった。

悪く書いているブログはない。皆が誉めていた。となると、買いたい気持
ちがいやでも高まる。値段は1,600円~2,000円間を日々変動するが、超
破格なのだから、買わずはにいられない。

と言うわけで、4日に注文し、6日の木曜日に届けてもらった。早速、今日
の神代植物公園へ行くのに使ってみた。

評判どおり、良く入り、コンパクトで使いやすい。掲載写真のとおり、
EOS7D、GX1本体とレンズが5本も入ったのだ。

造りも中級品の縫合であり、値段からすればかなり得な買い物であった。
中国製ではあるが、見た目も、内張りの色がヤマブキ色で高級感がある。

今後の撮影で大型レンズを使わない日は、これで出掛けられそうだ。
良い買い物をした。

ちなみに大きさは、次のとおり。
内寸: 19 X 29 X 14cm
外寸: 22 X 39 X 15cm
重量: 680 g


「デジカメ生活」




2012年12月3日月曜日

LUMIX GH3 デビューイベント 2


デビューイベントは、13:00から静止画を森脇プロが解説し、その後、動画を
齋藤プロデューサーが解説された。

森脇プロは、フルサイズと比較して、小型軽量で扱い易いこと、特殊な高感
度領域を除いて、写りに遜色がなく、負けないと強調されていた。

また、マイクロ4/3には、優れたレンズが多いので、小型軽量化できるだけ
でなく素晴らしいシステムだと誉めていた。

更に、GH3の優れた操作性を幾つか紹介された後、素人はシャッターの押
し方を間違っている場合が多いと言っていた。
何でもシャッター半押しの時間が長すぎるらしいのだ。そのため、動いてしま
いピンボケを量産していると指摘があった。多いに納得であった。

齋藤プロデューサーは、一眼動画の素晴らしさを強調されていた。ビデオカ
メラでは撮れない背景のボケが容易に得られることを強調していた。ご自身
がGH2で撮った作例を見せながら、GH3は更に本格的な動画が撮れることを
訴えていた。

GH3で撮った動画は、映画館でも上映できるし、大型のプロ用カメラに負けな
い動画が撮れると豪語していた。

また、画像を残すことには、意義がある。静止画でも動画でも画像を残せば
歴史を撮ることになり、後世にそれを残せるので、社会的な価値が出てくるの
だと強調されていた。

確かに、まちの移り変わり、事象の移り変わり、自然の移り変わりなどを画像
として記録して行けば、たとえ個人でやったとしても、いつか検証され、価値
を生むことは、大いにあり得ることだと思う。

その意味で、ぜひ、動画の作品づくりに挑戦してほしいと訴えて解説を締めく
くっていた。

これまで、動画は身内の記録的なものしか撮っていなかったが、GH3から勉
強してみようと思わせてくれた。説得力があった。

静止画と動画、両方やるには相当な時間が必要になる。残りの人生、すべて
カメラにつぎ込むか? ちょっと覚悟がいるかも ^^;

なかなか、良いデビューイベントであった。


「デジカメ生活を見る」


「第一京浜(品川駅西側から北を望む)」

2012年12月2日日曜日

LUMIX GH3 デビューイベント


1日、品川のホテルで行われたGH3のデビューイベントに行って来た。この種の
イベントに参加するのは初めてだ。天候が悪かったので人出は予想したより少
なかった。会場に居た参加者は50~60人程度だろう。

GH3に触った印象は、「軽い!」だった。金属ボディなので一眼レフのイメージか
ら、重いという先入観があったのだが、非常に軽い。

グリップも良くできていて、GH2はレンズとグリップの間が窮屈だったが、GH3は
幅を大きくしたので、握り易くなっていた。縦位置グリップも非常に握り易く、良く
考えらている。

縦位置グリップなしでは小型カメラ、付けると本格的なカメラに変身する。本格派
を目指すなら縦位置グリップは欲しいアイテムである。

ボディは、マグネシューム合金なので、ガッチリとした感触。しっかり感が伝わって
くる。操作性も非常によかった。GX1は、絞りと露出補正を背面ダイアルを押して
切り変えて操作するが、GH3はダイアルが独立しているので、使いやすい。

会場内には、プロのモデルさんがいてGH3で撮り、印刷できるようになっていた。
ただし、データの持ち帰りはできない。もちろん、撮って印刷させてもらった。^^;
発色の良さを実感した。
(次に続く)


「デジカメ生活を見る」


「品川駅西口側?第一京浜バス停」