2012年6月2日土曜日

PENTAX K-30


5月29日、ペンタックスリコーは、デジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-30」を発表した。
近日中に発売するという。

この新機種で気になるのが画素数だ。
何しろ、ニコンが高画素の道にハンドルを切っているので、ライバル会社はどうするの
かと気になるのである。

とは言っても、新製品の開発を始めたのは、数年前。ニコンの今の動向を見て、画素数
を決めているわけではない。しかし、ペンタックスが開発時に何処を見ていたのかがわか
るのである。

新機種「PENTAX K-30」の画素数は、APS-Cサイズ相当、1,628万画素だ。これは、素子
の小さいマイクロ4/3の上級機と同じ画素数だ。
ニコンD3200が約2,400万画素なので、その2/3しかない。

K30は画素数で売るカメラではないのだ。
よくよくそのペックを見ると、ペンタックスお得意のカラーバリエーションの展開だけでなく、
上級機の性能を備えていた。

ファインダーは、視野率約100%。ボディの81カ所にシーリングを施した防塵防滴。また、
-10度までの耐寒性能を持っているのである。

高画素の道は取らず、実用的な性能のアップを目指したペンタックスのこの姿勢に拍手
を送りたい。

これこそ、カメラとしての本当の質を求めたものと言える。これ以上マウントを増やせない
ので、k-30を買うことはできないが、拍手を送りたい^^;


「デジカメ生活を見る」


「芍薬 みらい 1」
「芍薬 みらい 2」

0 件のコメント:

コメントを投稿