2012年6月21日木曜日

パナソニックGH3の噂


デジカメinfoに、8月下旬か9月上旬に発売が予想されるGH3にバッテリーグリップが
用意されているとの情報が掲載されていた。
ボディは当然、防塵防滴で、縦位置用のバッテリーグリップが用意されても何ら可笑
しくない。

何しろマイクロ4/3でライバルになるオリンパスが春に、ボディは防塵防滴、バッテリー
グリップも付けられる高級機のOM-D E-M5を発売し、ヒットを飛ばしているのだから、
パナも負けてはいられないのである。

GHシリーズは、パナソニックのフラッグシップ機だ。そこから類推すると、当然
OM-D E-M5に対抗する戦略を採るのは当り前だろうと思う。

元々、マイクロ4/3を始めた最初の機種は、パナソニックG1からであった。一定のシェアー
を取るために小型軽量を旗印にして、次々に新機種を投入した。価格は、小型軽量である
ので、一眼レフより当然安く発売され、シェアーを確保してきたのだ。

こうした流れにオリンパスも乗り、老舗のカメラメーカーと言う歴史を生かし、ペンシリーズを
マイクロ4/3で復活させ、レトロな方向で活気づけて来た。

ところがこの春、やや後塵を配していたオリンパスが、低価格路線から、プロ使用にも耐えら
れる高級機OM-D E-M5を発売し、マイクロ4/3の路線を変えて来たのである。

これに私はちょっと驚いた。事前に知っていたとは思うが、たぶんパナはもっと驚いたのでは
ないかと思う。

この、OM-D E-M5の成功は、パナを大いに刺激したと思う。たぶん開発中であったGH3の
在りようにも影響しただろうと思う。ボディの防塵防滴、縦位置用のバッテリーグリップの用
意は当然のことだと思えるのだ。

ここでもう一つ気になるのは、撮影センサーである。
OM-D E-M5に搭載されているセンサーは、かなり評価が高い。これまでマイクロ4/3では
パナ製のセンサーを使ってきたオリンパスが、このOM-D E-M5では、他社から調達して
いると言われている。

発売されるGH3では、このセンサーに負けてはいられない。一部の何処かで負けても
全体として、同レベルか優秀でないと恥をかくことになる。

果たしてパナは、OM-D E-M5のセンサーに負けないもを作ったのだろうか?今後のパナ
機の方向性を考える上で、気になるところである。



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